各種ポイントサイトで貯めたポイントを、ANAマイルに最高倍率で交換(移行)するためには一体どのポイント交換ルートを利用すればよいのか?
2020年以降のメインとなるポイント交換ルートは「TOKYUルート」なのですが、中にはTOKYUルートでANAマイルに交換できないポイントサイトがあるなど、正直、2020年以降のポイント交換ルートって超絶ややこしいんですよね。
そこで、自分用の備忘も兼ねて、2020年以降の「ソラチカカードを使わない」ANAマイルへのポイント交換ルートを、できるだけシンプルにまとめてみました。
「このポイントサイトのポイントは、どのようにすればANAマイルに交換できるのか?」分からない&迷った際に是非ご覧いただければと思います。
目次
各種ポイントをANAマイルに交換するルート(倍率順)
いきなりちょっと複雑で恐縮ですが、こちらが2020年以降の各種ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換するルートを1枚にまとめたものです。
まずは、全体を俯瞰してみてください。
一番上に存在するのが0.75倍でANAマイルに交換できる、2020年のメインルートとなる「TOKYUルート」です。
そして、その下が次におススメの0.7倍でANAマイルに交換できるポイント交換ルート「みずほルート」「ニモカルート」、一番下に0.6倍でANAマイルに交換できる「ワールドプレゼントルート」があります。
さすがにこの1枚で全て説明するのは厳しいので、各ルートごとに解説を深めていきます。
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TOKYUルート(交換率0.75倍)
まず、基本となるポイント交換ルートがこちらの「TOKYUルート」です。
このルートのポイント交換には、「ANA TOKYUカード」が必須で必要になります。ANATOKYUカードをお持ちでない方は、お早目の発行をおすすめします。
TOKYUルートでのポイント交換には、上記の図のとおりドットマネーに直接/間接に交換ができることが必要です。そして、下記のポイントサイトは、ドットマネー/東急ポイント経由の交換で、0.75倍でANAマイルへの交換が可能です。
- ちょびリッチ
- ライフメディア
- ハピタス
- モッピー
- ゲットマネー
- ファンくる
- i2iポイント
- ポイントインカム
- ポイントタウン
- ワラウ
「ドットマネーに直接交換できるポイントサイト」は、上記10のサイトです。この10のポイントサイトは、特に迷う必要はありませんね。ドットマネー経由でANAマイルに交換しましょう。
※2020年2月1日、ポイントタウンからドットマネーへの等価交換がスタートしました。
なお、この10のポイントサイトのうち、ワラウを除く青枠内の9つのポイントサイトはGポイントへ交換が可能です。この「Gポイントに交換できる」ことが実は重要な意味を持ちますが、その意味は後程詳しく解説します。
ドットマネーに交換できないポイントサイト
- ECナビ
- Gポイント
一方、残念ながらドットマネーにポイント交換できないサイトでは、このTOKYUルートを利用することができません。
ドットマネーにポイント交換できないポイントサイトのうち、主なサイトが上記の2つです。
ECナビ、Gポイントと高めのポイントを叩き出すことも多いメジャーなサイトばかりですので、これらのポイントサイトで貯めたポイントはどうすれば良いの?って思いますよね。
これらのポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換する際に活用すべきなのが、「みずほルート」「ニモカルート」です。
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みずほルート(交換率0.7倍)
ドットマネーが利用できないポイントサイトにとって利用価値が高いのが、こちらの「みずほルート」です。このルートでのポイント交換には「JQカードセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のカードが必要になります。
例えばドットマネーに交換ができないGポイントは、このルートでANAマイルに交換することで0.7倍でANAマイルに交換ができます。
じゃあ・・残りの「ECナビ」はどうすればいいの?って思われるかも知れませんが・・ご安心ください。ECナビも、この「みずほルート」でANAマイルに交換することが可能です。
どういうことか?というと、ECナビで貯めたポイントは「PeX」経由で、三井住友カードのポイントプログラムである「ワールドプレゼント」経由でGポイントに等価交換が可能なんです。
このため、ワールドプレゼント経由でGポイントにポイント交換すれば、ドットマネーにポイント交換できない「ECナビ」のポイントもこの「みずほルート」でANAマイルに交換ができます。
このポイント交換手続きには前述の通り「JQカードセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という特定のカード2枚が必要になるのがちょっと厄介なのは確かですが、ポイント交換手続きは全てPC上で完結しますので、次善のルートとして押さえておきたいマイル交換ルートです。
Gポイントに交換可能な「意味」
さて、ではここで「TOKYUルート」の解説中に少し触れた、ドットマネーにもGポイントにも交換できるポイントサイトの「意味(意義)」を解説します。
上記のとおり、青枠内の9つのポイントサイトは、Gポイントを経由することでTOKYUルートだけでなくこの「みずほルート」も利用できるんですよね。
- ちょびリッチ
- ライフメディア
- ハピタス
- モッピー
- ゲットマネー
- ファンくる
- i2iポイント
- ポイントインカム
- ポイントタウン
具体的には、「ワラウ」以外の上記9つのポイントサイトは、ドットマネーにもGポイントにも交換が可能です。
この「Gポイントに交換できる」という特徴により、仮にTOKYUルートが閉鎖されてしまった場合でも、みずほルートが利用できるんです。
ポイントサイト業界に改悪はつきものですので、TOKYUルートの「次」のANAマイルへの交換ルートとして、このみずほルートは必ず押さえておきたい交換ルートだと思います。
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ニモカルート(交換率0.7倍)
次にご紹介するのがこちらの交換ルート、「ニモカルート」です。この交換ルートでは、ANAニモカカードが必要になります。
そして、もう一つ重要なのが、このニモカルートでのANAマイルへの実際の交換には、なんと九州もしくは函館にある交換機に実際に出向いて交換手続きを行う必要があるんです。
九州や函館に在住でない方にとっては、かなり厳しい条件であることは確かですよね。
ここまで解説したとおり、ECナビのポイントはワールドプレゼント経由でGポイントに交換すれば「みずほルート」が利用できるので、まずは無理をせず「みずほルート」を利用するのが無難だと思います。
ただ、こういうANAマイルへの交換ルートもある、ということは覚えておいてください。
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ワールドプレゼントルート(交換率0.6倍)
そして、最後の・・2020年時点では緊急避難的なポイント交換ルートがこちらですね。
ドットマネーに交換ができない「ECナビ」「Gポイント」の2サイトは、直接もしくはPeX経由でワールドプレゼントに交換ができます。
そして、ワールドプレゼントはそのままANAマイルに交換ができるので、このポイント交換ルートでANAマイルに交換することで0.6倍でANAマイルへの交換が可能です。
前述のとおりみずほルートには「JQカードセゾン」「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のカードが必要になります。そしてニモカルートには「ANAニモカカード」が必要ですし、さらに九州もしくは函館まで実際に出向く必要があります。
「みずほルート」「ニモカルート」はちょっとハードルが高い・・という方は、緊急避難的にこのポイント交換ルートを利用するのも「あり」だと思います。
ちなみに、「ワールドプレゼント」の利用には三井住友VISAカードが必要となりますが、三井住友カードであればなんでも良いので、それほどハードルは高くないものと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
2020年最新版の、ポイントサイトからANAマイルに交換する方法を総まとめで解説しました。
ドットマネーに交換できるポイントサイトはTOKYUルート一択で良いのですが、ドットマネーに交換できない・・具体的には「ECナビ」「Gポイント」は、ANAマイルへの交換が若干難しくなっています。
このANAマイルへの交換の全体像を理解しておくと、改善や改悪にも対応が可能なので、是非何かの参考にしていただければと思います。
この記事でご紹介した「TOKYUルート」「みずほルート」「ニモカルート」の実際の交換方法などの詳細は、以下の関連記事で詳しく解説しています。こちらも良ければ是非ご覧ください。
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