シンガポール航空の「クリスフライヤー・マイル」を陸で貯める方法は・・ご存じでしょうか??
クリスフライヤー・マイルを陸で貯める方法は、2021年7月までは三井住友カード「Vポイント」経由で貯める!ってのが定番だったんですが・・。
この方法は、上記のとおり2021年7月にVポイントからシンガポール航空マイルへの交換が終了し、使えなくなっています。
じゃあ、陸で大量にシンガポール航空マイルを貯める方法はないのか?というと・・そんなこともないんです(笑)。
この記事では、全く飛行機に乗らない「陸マイラー」としてシンガポール航空マイルを貯める方法を・・簡単に解説します!
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目次
クリスフライヤー・マイルのメリット・デメリット
では、まずはこちら・・陸マイラーとしてシンガポール航空「クリスフライヤー・マイル」を貯めるメリット・デメリットから確認しておきましょう!
- シンガポール航空のビジネスクラス以上(スイート含む)の特典航空券が発券可能!
- シンガポール航空特典航空券には燃油サーチャージが不要
- ANAマイルに比べると積算率が極端に低い
まずは、メリット・デメリットをまとめたものがこちら。
え・・どういうこと?ってのは、これから簡単に説明していきます。
まず、デメリットからはっきり申し上げておきますと、全く航空機に乗ることなく陸でシンガポール航空マイルを貯めることは確かにできますが・・。
その積算効率は例えば同じアライアンスに属するANAマイル等に比べるとかなり低くなります。
そして、ANAと同じく「スターアライアンス」に属するシンガポール航空ですので、より貯めやすいANAマイルを貯めれば、実はシンガポール航空の特典航空券も発券できちゃいます(笑)。
ですが・・ここが非常に重要なんですが、ANAマイルでは、シンガポール航空のビジネスクラス以上のフライトが・・予約できない場合があるんです。
詳しくは下記の関連記事で詳しく紹介していますが・・。
海外発着のフライトなら予約できる便が多いんですが、日本国内発着のシンガポール航空のフライトはエコノミークラスにしか空席が見つけられないことの方が多いんですよね。
ということで、シンガポール航空を貯めるメリットの1つ目として・・。
シンガポール航空のマイルを貯めると、当然ですが特典航空券の発券枠の範囲内で、シンガポール航空のビジネスクラス以上の全ての特典航空券が発券できる・・ことが挙げられます。
さらに、もう一つ大きい2つ目のメリットが、シンガポール航空の特典航空券には燃油サーチャージがかからない・・ということですね。
せっかくANAマイルを貯めて国際線特典航空券を発券しようとしても・・あまりの燃油サーチャージにそっとパソコンを閉じる・・ってことも多いので、このメリットは超絶魅力的です。
- メリット:燃油サーチャージがかからないシンガポール航空の上級クラス特典航空券が発券できる!
- デメリット:ANAマイルに比べて貯めにくい!
再度、まとめたものがこちらですね。
正直、上記メリットをメリットとして感じない・・って方は、ANAマイルを貯めた方が良いです(笑)。
一方、シンガポール航空の上級クラス(スイート・ファースト・ビジネス)に乗ってみたいし、燃油サーチャージが安い方が良い!って方は、必要な分だけ狙って貯めても十分価値があると思います。
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シンガポール航空マイルの貯め方
それでは、お待たせしました(笑)。
全くフライトをせずして、陸でシンガポール航空マイルを貯める方法を解説していきます。
- ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する
- クレジットカード決済でマイルを貯める
そして、陸でシンガポール航空マイルを貯める方法は、大きくは上記の2つの方法になります。
気づいた方も多いかと思いますが、これ、陸でANAマイルを貯める方法と全く同じです(笑)。
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ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する
まず、ポイントサイトでポイントを貯め、クリスフライヤー・マイルに交換する方法がこちらですね。
マリオット・ポイントに交換可能なポイントサイト・・現在はハピタスさんだけですので、ハピタスさんポイントを貯め、マリオット・ポイントに交換します。
あ、ポイントサイト「モッピー」からも交換可能ですが、ポイント交換率が低い(1,300円=1,000マリオットポイント)ので、ハピタスさんの利用がおすすめです。
一方、ハピタスさんのポイント=マリオット・ポイントの交換レートは1円=1マリオット・ポイントですからね。
また、ハピタスさんならゴールド会員になると交換ポイントの5%ポイントバック!などの特典があるので、実際は1.05倍くらいの交換率になると思います。
そして、貯めたマリオット・ポイントを今度はシンガポール航空「クリスフライヤー・マイル」に交換します。
交換率は3:1(マリオット3P=1シンガポール航空マイル)ですが、上記のとおり60,000ポイントを一括で航空会社のマイレージに移行することで、ボーナスとして5,000マイルが追加でもらえるので・・。
交換率は最大0.416倍(60,000Pを25,000マイルに移行=0.416倍)になります。
普通に交換すると0.33倍にしかならないので、必ず60,000Pを一括で交換する!ってことを忘れないようにしてください。
そして、この0.42倍という交換率ですが・・これ、ANAマイルの0.7倍に比べると強烈に見劣りする(笑)ってことはお分かりいただけるかと思います。
このため、事前にシンガポール航空特典航空券発券に必要なマイル数を調べておいて、必要な分だけ狙って貯める!というのがめちゃくちゃおすすめの交換方法になりますね。
シンガポール航空マイルの有効期限は3年しかないので、ちょっとずつ貯めていても失効する危険があります。
とにかく、必要な分を狙って・・さらに一気に貯める!ってことを意識してください。
あ、ポイントサイトでの大量ポイントの貯め方は、以下の関連記事で詳しく解説しています。
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クレジットカード決済で貯める
そして、もう一つ確実にシンガポール航空マイルが貯まる方法が・・。
こちら、クレジットカード決済で貯める方法です。
そして、シンガポール航空との提携カードといえば、こちらの三井住友カード発行「クリスフライヤーVISAカード」が真っ先に思い浮かぶところですよね。
こちらのカードですと、カード決済100円につき1マイル貯まるので、シンガポール航空マイルをコツコツ貯めるのに適しているように見えるのですが・・。
このクリスフライヤーVISAカードでクリスフライヤー・マイルを貯めるのは・・NGです(笑)。
カード決済でシンガポール航空クリスフライヤー・マイルを貯めるのに最も適したカードは・・。
こちら、マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカード(通称MBアメックスプレミアムカード)です。
なにしろこのカード、「ポイントサイトのポイントでクリスフライヤーマイルを貯める」でご紹介したとおり、シンガポール航空マイルに交換できるマリオット・ポイントがめちゃくちゃ貯まるカードでして・・。
カード決済でのポイント積算率は、なんと驚愕の100円=3Pです(笑)。
なお、マリオット系列ホテルでの決済に利用すると、さらにポイント積算率が跳ね上がります(笑)。
そして、このカードで・・例えば1年で400万円決済した場合で比較すると・・。
シンガポール航空VISA | MBアメックスプレミアム | |
通常ポイント | ー | 120,000 |
マイル換算 | 40,000 | 50,000 |
その他特典 | ー | プラチナ会員資格 |
まず左側、シンガポール航空VISAカードの場合、100円=1マイルの積算率ですので、400万円決済で40,000マイル。
それだけです(笑)。
一方、右側のMBアメックスプレミアムカードの場合、100円=3マリオットポイントの積算率ですので、400万円決済でまずは120,000マリオット・ポイントが獲得でき・・。
前述のとおり60,000ポイントずつシンガポール航空マイルに交換すると5,000マイルのボーナスが付与され25,000マイルに交換できるので、合計獲得マイルは50,000マイルになります。
さらに、ここに400万円決済でマリオット・ボンヴォイのプラチナエリート資格まで貰えてしまうんです(笑)。
また、もう一つ大きいメリットとしては、シンガポール航空のマイルの有効期限は3年しかないので、ちまちま貯めていても失効のリスクが増えるだけです。
一方、マリオット・ボンヴォイのポイントの有効期限は2年ですが、加算される都度さらに2年伸びるので、貯めてから一気に交換することで、このシンガポール航空マイルの有効期限切れの防止に繋がります。
ただまあ、このMBアメックスプレミアムカードの年会費は49,500円(税込)とちょっとお高いんですが・・。
それも、所有しているだけで付与されるマリオット・ボンヴォイゴールドエリート会員資格や、年間150万円の利用で翌年付与される50,000Pまでの無料宿泊特典などを鑑みれば、十分ペイできる計算ですからね(笑)。
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マリオット・ポイントからの交換が鍵
ここまでご紹介したポイントサイトのポイントをマリオット・ポイントに交換する方法+クレジットカードの決済でマリオットポイントに交換する方法・・。
いずれも、鍵となるのはマリオット・ポイントです(笑)。
マリオット・ポイントは貯めておけば高級ホテルに超絶お手軽に無料宿泊できるポイントなので、まずは大量マリオットポイントを貯めることを目標にしつつ・・貯めたポイントは高級ホテルへの無料宿泊などにも使いつつ・・。
ある程度貯まったら、ドカッとシンガポール航空マイルに・・狙って交換する!ってのが正解だと思います。
繰り返しですが、マリオット・ポイントを貯めておけば・・シンガポール航空マイルを貯めるのに挫折しても(笑)高級ホテルへの宿泊に確実に使えるので、絶対に損はしませんからね(笑)。
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特典航空券発券に必要なマイル
ということで、シンガポール航空マイルは・・はっきり言って貯めにくい(笑)!
でも、頑張って貯めると特典航空券発券時に燃油サーチャージがかからないというメリットがありますし、さらに何と言っても上級クラスの超絶リッチな座席&サービスは他の航空会社とは一線を画すレベルですので・・。
この上級クラスの特典航空券発券を狙って、必要な分だけ貯める!ってのがセオリーになります。
特徴 | |
Saver |
|
Advantage |
|
そして、シンガポール航空の特典航空券には大きく2つの種類があるんですよね。
「Saver」は少ないマイルで予約可能ですが、利用枠の制限がかなりあるため発券がしづらく・・基本的には単純往復で24時間以上の途中降機(ストップオーバー)ができません。
一方、「Advantege」の方はその全く逆(笑)でして・・。
Saverより多くのマイルが必要ですが、利用枠の制限が比較的ゆるくて発券しやすく、また、途中2回のストップオーバー(途中降機)ができます。
貯めづらさから考えるとSaverですが・・どうしても狙った日付で発券したい!って場合や、途中降機を含めたい場合はAdvantageも視野に入ってくると思います。
そして、Advantageレートでのシンガポール発片道の特典航空券のレートがこちら。
日本の路線の場合ビジネスクラスで片道70,000マイルですので・・往復140,000マイルです。
ヨーロッパーシンガポール路線の場合は片道123,000マイル、往復246,000マイルになりますね。
一方、Saverの場合、日本路線の場合ビジネスクラスで片道52,000マイル・・往復104,000マイルです。
ヨーロッパーシンガポール路線の場合は、ビジネスクラスで片道103,500マイル・・往復で207,000マイルです。
シンガポール航空マイルの貯めづらさ(笑)をよく考慮のうえ、どちらを予約するかを選択してください。
Saverでも結構予約はできるので・・超絶繁忙期とかじゃない限り、Saverでも大丈夫だと思います。
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まとめ
以上、なんとファーストクラスを超えるスイートクラスまで存在する(笑)・・。
シンガポール航空のマイルを貯める&交換する方法を解説しました。
基本的にはANAマイルの貯め方と同じですので、ポイントサイトで貯めたポイントがある程度貯まったら・・。
マリオットポイントに交換してシンガポール航空マイルに交換する!ってのもありだと思います。
あとは、旅好きの陸マイラー必携!のMBアメックス・プレミアムカードで日常の決済を行なっていれば、年間数万マイル分は貯まるので、これも何かの足しにすれば・・。
意外に貯まりますからね(笑)。
個人的には、どこかで片道だけでもいいのでスイートクラスに乗ってみたいな・・と思ってます(笑)。
なにしろ、燃油サーチャージがかかりませんからね。
以上、シンガポール航空マイルの貯め方をご紹介しました!
シンガポール航空マイルを貯めるのに必携なのは、実はMBアメックス・プレミアムカードです。MBアメックス・プレミアムカードの詳細は、下記関連記事でご紹介しています。
年間50万ANAマイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。