【2020年最新】タイの禁酒日と禁酒日カレンダー

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観光にも、そしてビジネスにも、日本人にとって身近な国。それがタイですよね。

そして、意外に知られていないんですが、タイには年に数日禁酒日というものが設定されており、禁酒日にはコンビニ等のお店での酒類の販売、レストランでの酒類の提供、公の場所での飲酒が禁止になります。

そして、原則としてホテルのクラブラウンジでの飲酒もできません

折角のタイ旅行、アルコールを楽しみたい方向けの2020年禁酒日カレンダーと、禁酒日にお酒が飲める方法を解説します。

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タイの禁酒日について

タイは何となく「大らか」なイメージがありますが、意外にお酒には厳しい国で、アルコールの販売時間等が厳しく制限されています。というか、24時間買い放題の日本を基準にしてはいけない、ということかもしれません。

そして、観光等でタイを訪れる際に気を付けたいのが、「禁酒日」の存在です。

この禁酒日は、タイの仏教関係の特定の祭日、および国政選挙の日が指定されており、原則として事前に公開されています。

2020年の禁酒日カレンダーは、以下のとおりです。

2020年禁酒日カレンダー
  • 2月8日(土) マカブーチャ(万仏節)
  • 5月6日(水) ヴィサカブーチャ(仏誕節)
  • 7月5日(日) アサラハブーチャ(三宝節)
  • 7月6日(月) カオパンサー(入安居)
  • 10月31日(土) オークパンサー(出安居)

この禁酒日ですが、タイ国政府観光庁のHPに毎年12月下旬に公開されます。(2020年最新のカレンダー(PDF)にリンクします。)

2019年には、さらに上記に加えタイの総選挙に伴う禁酒日が設定されていましたが、2020年に総選挙があったので、2020年には選挙に伴う禁酒日は無いと想定されます。

特に選挙については日本と同じく日程が決まっている場合とそうでない場合があるので、選挙に伴う禁酒日については、かなり流動的です。

必ず、事前に確認してから訪問するようにしてください。

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禁酒日は、アルコールの購入・レストランでの注文等公の場での飲酒が一切不可

そして、この禁酒日には、コンビニ等の店頭でのアルコールの購入、レストランでのアルコール類の注文を含む、公の場での飲酒が一切不可になります。

ホテルのクラブラウンジ等での提供はOKというような情報も一部にはありますが、私が2019年に訪問した際には、ルネッサンス・ホテル・ラッチャプラソーンホテルでの宿泊でしたが、クラブラウンジでの酒類の提供は一切ありませんでした

えっ・・せっかくのクラブラウンジなのに、酒類の提供がないなんて、そんなの嫌だ!という方は、禁酒日を避けてタイへ渡航するか、クラブルームへの宿泊はやめておいた方が良いと思います。

また、同日に訪問した蟹カレー「プーパッポンカレー」でおなじみのソンブーンレストランでも、当然ながら公の場ですので酒類の提供は一切なし。一応、「ノンアルコールデーなの?」と聞いてみましたが、「そうです」とのことでした。

ということで、蟹カレーと一緒に飲んだのは、炭酸水でした。これちょっと寂しかったな・・。

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禁酒日はアルコールは飲めないの?

では、禁酒日はタイにおいては一切飲酒ができないかというと、実はそんなこともありません

禁酒日は「公の場での飲酒・酒類の購入」が不可ではありますが、それ以外の方法での飲酒まで厳しく取り締まられるわけではありません。

例えば、個人で自宅に買い置きしていた酒類を、自宅で(プライベートで)飲む場合は、酒類を購入しているわけでも、公の場所で飲んでいるわけでもないので、これは大丈夫です。

これと同じ論法で、ホテルであれば、クラブラウンジという公の場での飲酒は不可でも、ホテル側があらかじめ購入しておいた酒類を、自室内のミニバーで飲酒するぶんにはOKという解釈が成り立ちます。

もちろん、ミニバーのビールを持ち出してプールサイドで飲んだりするのは絶対にNGですが、自室で個人的に楽しむ分には、大丈夫です。

このため、禁酒日のタイでお酒を飲む/飲める方法としては、ちょっと割高にはなってしまいますが、ミニバーのラインナップを利用する、ということになりますね。

ホテルによっては、ラウンジで飲酒不可の分ミニバーが無料になることも

また、ホテルによってはクラブラウンジ利用対象者限定で、ラウンジでの酒類の提供不可の分、ミニバーを無料にする、という対応をとることもあるようです。

これは、ホテルによって対応が違いますので、説明をよく聞いておくことをおすすめします。また、「ラウンジで飲めないんだから、ミニバーは無料に決まってる!」的な、勝手な解釈は絶対にしないようにしてください

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タイの禁酒日を理解して、タイ旅行を楽しもう

これ、私自身も恥ずかしながら認識不足だったんですが、タイには「禁酒日」という法律上公の場で飲酒できない日が設定されています。

仏教関係の祭日についてはタイ国政府観光庁のHPで年末に次年度の禁酒日カレンダーが紹介されますが、選挙関係の禁酒日は急遽決まることが多く、流動的なんですよね。

このため、まずは「禁酒日」の存在について理解し、直前にしっかり確認しておくことが重要です。

そして、禁酒日は本当にタイの法律上禁酒の日なので、この禁酒日にアルコールを提供しているお店などは、基本的に違法、つまり非合法なお店になります。

この禁酒日の存在を理解して、折角なら安心・安全かつ楽しくタイ旅行をお楽しみいただければと思います

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