大分県別府市といえば、温泉。
湧出量、源泉数ともに日本一のまさに温泉王国です。
また、九州横断道路をもう少し熊本方面に走れば湯布院があり、まさに「湯の街」ですよね。
この別府グルメでここ数年急速に注目を集めてきたのが「別府冷麺」。冷麺ランキング等もありいろいろな人気店があって迷うところですが、私的には30年間通い続ける「胡月」一択!
今回の旅行でも当然「胡月」の冷麺をいただいてきましたので、レポートします!
目次
別府冷麺は胡月に行っとけば間違いない!
私が小学校高学年くらいからですから、もう30年前から通い続けているのが、別府冷麺発祥の店、「胡月」。
当時は本当に地元民に愛される、地元の方だけが知る冷麺と温麺の店だったのですが、10数年前くらいにJTBのるるぶなどに別府グルメの代表格として、「とり天」の東洋軒さんなどと並んで「別府冷麺」が取り上げられると、特にGWなどは観光客で大混雑する超人気店になってしまいました。
でも、人気店になっても味はあの30年前当時の冷麺の味から全く変わっていません。
別府冷麺といえば「きりん亭」や「六盛」などのお店がいろいろとありますが、本当に美味しい、行って間違いない冷麺といえば、この胡月に行っておけば間違いない!30年間通い続けた私がそう断言いたします。
経営者が変わっても、味には変わりなし(2019年追記)
そして、この胡月ですが実は創業者のご高齢が理由となり、一旦、2018年に閉店したのですが、無事後継者の方が見つかったということで、現在は後継者の方が店を運営されています。
そして、安心してください。肝心の味は一切変わっていません。
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GWは超混雑するので早めの訪問を!
「胡月」ですが、一応開店は11時です。
しかし、昼食時は大行列になるので早めに訪問されることをおすすめします。駐車場も以前に比べるとかなり大きくなったのですが、昼食時はすぐに満車になってしまいます。
周辺にはコインパーキング等もありませんので、とにかく、早めの訪問をおすすめします。
この日の到着は10時40分。開店が11時のため、201分前の到着です。
・・・あれ、珍しく並んでいないぞ・・と思ったら、GWだからか、10時50分現在ですでに開店していました。運よく、全く並ばずに着席です。これは非常に運がよかったと思います。
このように、胡月さんは行列によっては10時40分過ぎには開店します。行列を避けて確実に食べたい方は、ちょっと早めの訪問がおススメです。
特にGWは着席まで約30分~1時間待ち、料理提供まで20分程度の待ちが一般的だと思ってください。
店先には別府冷麺発祥の地ののれんが掛けられています。
これも、るるぶなどに取り上げられた10年くらい前から掛けられたもので、30年前はありませんでした。でも、店舗の位置や店内の様子は、30年前とほぼ一緒です。
メニューを見るのは1ページだけで可!
メニューは数ページあり、温麺やビビン冷麺など様々なラインナップがありますが・・・胡月に来たら、「冷麺」以外を食べる選択肢はありません!
また、チャーシュウ冷麺にジャンボが登場しています。しかし、2,600円・・・ステーキか!って感じの値段ですが、その価値は十分にあります。
別府冷麺の特徴
ちなみに胡月に限らず、別府冷麺の特徴は以下のとおりです。
①超強烈にコシのある麺
これがもう最大の特徴です。本当に、超強烈にこしのある太麺。
唇などでは到底噛みきれません。でも小麦の味がしっかりして、この麺と触感を楽しみに冷麺を食べているといっても過言ではありません。
温麺ももちろん美味しいんですが、温麺にすると、このコシを生んでいる小麦粉の「グルテン」の性質上どうしてもこの歯ごたえがなくなってしまいます。これが、温麺ではなく冷麺をおすすめする理由その1です。
②全く脂の浮いていない、でも美味しいスープ
脂の全く浮いていない、見事に澄んだ冷たいスープ。
出汁は牛の赤身肉を中心に、牛からとっていると思われます。とにかく脂が全くない、酢もはいっておらず酸っぱくもない、美味しいスープなのです!
このスープ、温麺にしてしまうとさすがにたんぱくすぎるため、温麺にはごま油が加えられています。このため、スープの香りがごま油一色になってしまいます。
これも、温麺ではなく冷麺をおすすめする理由その2です。
③全く脂身の感じない、味わい深いチャーシュー
しっかりと弾力のある、牛肉チャーシューです。そうなんですよね。胡月のチャーシューは豚肉ではないんです。
こちらも、脂身が一切ありません。でも、かみしめればかみしめるほど味が出る、赤身のチャーシュー。ビーフジャーキーみたいなこのチャーシューは、まさにここでしか食べられない味だと思います。
④キャベツのキムチ
あまりからくないのですが、このキムチがスープに何とも言えないアクセントを加えます。
この4つがそろって、初めて別府冷麺だと思います。
管理人一家のオーダー
私はチャーシュウ冷麺の大盛を。妻はチャーシュウ冷麺の並盛、子どもたちはお子様温麺をいただきます。
本当は子ども達にも冷麺を食べてほしいのですが、麺のこし、弾力が強すぎて食べきれないのです・・。それほど強い「こし」が別府冷麺の特徴です。
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久々の別府冷麺で至高のひとときを満喫
来ました!チャーシュウ冷麺大盛が到着です。大ぶりの丼いっぱいにチャーシュウが敷き詰められています。
頻繁に通える方は普通の冷麺でもよいと思いますが、私は年に数回しか通えないので、この特徴的なチャーシュウを味わうべく、絶対にチャーシュウ冷麺にしてしまいます。
丼の大きさは割りばしとの大きさの対比でお分かりいただけるでしょうか?
こちらが妻のチャーシュウ冷麺並盛。チャーシュウのほか、ゆで卵、ねぎみじん切り、キャベツキムチがトッピングされています。
こちらが最大の特徴、麺。
ちょうど太さ的にはちゃんぽん麺くらいでしょうか。とにかくすごいこしと弾力ですが、かみしめると何とも言えない小麦の甘みがして美味しい麺です。
そしてこちらがチャーシュウ。牛もも肉と思われる赤身肉のチャーシュウにはこちらも脂身が一切ありません。とにかくさっぱりといただける一杯。
牛の出汁にしょうゆベースと思われるスープは癖になる味。どうしても飲み干してしまいます。
完食!至高のひと時を満喫させていただきました。
経営者交代後も、味は変わらず
ちなみに、2019年再訪時の同じくチャーシュウ冷麺大盛りの雄姿がこちらです。
2017年当時の前の経営者の方時代の冷麺と、一切、見た目の違いはありません。まずは良かった・・。本当に変わっていませんでした。
この味が今後も食べられるというのは、本当に胡月ファンとしては嬉しい限りです。
やっぱ良いですね!
もちろん、あの澄んだスープにも、麺にも、変わりはありません。
経営者が変わったというとどうしても味が落ちたのでは?という心配もあるのですが、30年間通っている私からしても、味が極端に落ちたという印象はありませんでした。
もちろん、「なんか違うのでは?」と思っちゃったりもするのですが、多分気のせいですね。味に変化はありません。美味しかったです。
お子様セットもお得!
お子様セットは、おにぎりとふりかけ、ゼリー2つに、
ミニ冷麺かミニ温麺が付きます。
子どもが好きなおにぎり+ふりかけとゼリーがついてこのお値段ですので、小学校低学年くらいまではこのセットがおすすめですね。ただ、とにかく麺のコシが強いので、冷麺を頼む際は本当にかみ切れるかよく考えて注文して下さい。
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別府冷麺の名店「胡月」にぜひ行ってみて!
別府冷麺「胡月」
住所:別府市石垣東8-1-26
営業時間:11:00~17:00くらいまで
電話番号もありますが、大変お忙しくされていますので、できれば電話は避けたいところ。
大分空港から車で約1時間、とり天の名店東洋軒さんもすぐ近くにありますし、九州横断道路のすぐ近くですので、湯布院ややまなみハイウェイに行く途中にも寄りやすい立地環境です。
別府冷麺で迷ったら名店「胡月」を絶対におすすめします!
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こんにちは。
別府出身のぱぱじじと申します。「胡月」の冷麺、最高ですよね!ちなみに私が子供のころは駅前通りの入り口近くに「大陸」と言う小さな冷麺屋さんがあって零面と言えばその「大陸」でした。数年前に久しぶりに別府に行った時にも「大陸」と言う店はありましたが以前とは味が少しかわってしまっていたような印象でした。記事を拝見して猛烈に冷麺が食べたくなってしまいました。
こんにちは。
コメントありがとうございます。別府冷麺は最高ですよね~。
年に数度の帰省時には絶対に食べに行きます!「大陸」さんには訪問したことがありませんが、一度食べて見たいですね。懐かしい地元の味、いつまでも変わらないでいて欲しいところです。