割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関、株式会社シー・アイ・シー(CIC)の「クレジット・ガイダンス」ってサービスはご存知でしょうか。
えっと、これなんと個人の信用情報が点数化され、200点〜800点の範囲で突きつけられてしまう(笑)という、なかなかに面白いサービスなんですよね。
サービス主体であるCIC社によりますと、クレジット・ガイダンスの目的は上記のとおりに整理されておりまして・・。
我々消費者にとっては、「信用状態の維持・改善をサポートし、消費者の皆様の安心なクレジットライフを実現」するためのサービスということになっています。
簡単に言えば、自分のクレジットカードの使い方などを点数により可視化、さらにその点数がつけられた要因などの説明を読むことで・・。
信用状態を向上させる一助になりますよ!ってことですね。
正直、陸マイラー/ポイ活ユーザーはクレジットカードの発券頻度が高いので、この信用情報はめちゃ重要ですからね!
あ、CICって何?とか、個人信用情報の開示って一体どういうこと?ってのは、まずは以下の記事をご覧ください。
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クレジット・ガイダンスの概要
では、まずはこの個人の信用情報を点数化する(笑)という超絶興味深いサービス「クレジット・ガイダンス」の概要を簡単に。
クレジット・ガイダンスは、指定信用情報機関であるCICが、独自に保有する個人信用情報を分析し・・。
我々消費者は、CICが算出した指数とその算出理由を「クレジット・ガイダンス情報」として提供を受けるサービスになっています。
あ、繰り返しですが指定信用情報機関?CICって何?ってのは、まずは以下の関連記事をご覧ください。
- 指数:信用情報のうち属性(年齢・性別・勤務先・居住地等)に関する項目を除外した「客観的な取引事実(支払状況、残高等)」に基づいて算出した信用状態を表す指標 (“200~800”の 3 桁の数値)
- 算出理由:指数の算出に際し、特に影響を与えた理由 (最大4つ) 例) 未入金がないため、指数にプラスの影響を与えています。
指数は、上記のとおり信用情報のうち属性に関する項目を除外した客観的な取引事実に基づいて算出した指標を、200〜800の3桁の数値で点数化して提供されます。
さらに、算出理由として指数の算出に際し特に影響を与えた理由(最大4つ)が開示されます。
点数が低いな・・って場合は、その理由を見て理由に挙げられたような行動をなくすようにすれば、今後は点数が上がる=信用情報の向上が期待できる!ってことになりますね。
次に、このクレジット・ガイダンス情報を開示する方法ですが・・。
上記のとおり、指定信用情報機関であるCICに個人信用情報の開示を依頼する際に、「クレジット・ガイダンス情報も開示する」を選択することで、個人信用情報に合わせて開示されます。
あ、個人信用情報の開示は無料ではなく、有料でして・・。
上記のとおり、インターネット開示の場合500円、郵送開示の場合1,500円の手数料がかかります。
インターネット開示がガチおすすめですね(笑)。手軽ですからね。
なお、この個人信用情報の開示申請の際にクレジット・ガイダンスの開示を「希望する」にチェックをしないとクレジット・ガイダンス情報は開示されません。
・・どうせお値段一緒なら、希望するにチェックとかそういう手間いらんやん・・と思っちゃいますが、忘れると開示されないので注意です。
開示方法は、繰り返しですが以下の関連記事をご参照ください。
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クレジット・ガイダンスの特徴
そして、クレジット・ガイダンスの特徴がこちら。
まず、信用情報には本来「年齢・性別・勤務先・居住地」といった属性が含まれますが、指数算出には利用していません。
客観的な取引事実(支払状況、残高、契約数、契約期間、申込件数)のみを利用しているので、ご自身のクレジットカードの発券/利用/支払い情報や割賦契約(分割払いやローン)の支払い情報で、指数が決定されます。
えっと、私の場合クレジットカードの発券履歴だけで34件(笑)もありましたので・・。
この陸マイラー/ポイ活ユーザーに特徴的な「クレカ発券しまくり」情報が、信用情報にどれくらいの影響を与えたのかは、気になるところです。
そして、この発券した30枚超のカード、全部をしっかり毎月使っているか・・っていうと・・。
半分くらいはかなり怪しい(笑)ってのも、影響を与えそうな予感がします。
なお、クレジット・ガイダンスの指数分布は上記のとおりとなっておりまして・・。
620点-709点のレンジに50%超の人数が集中しており、710点以上が約20%、619点以下が約30%ってところですので・・。
- 710点以上:高め
- 620-709点:普通
- 619点以下:低め
上記のとおり、710点以上なら高めの信用情報・・。
620〜709点なら普通、619点以下なら低め・・という見方で良さそうです。
ということで、500円支払って開示してみました(笑)。
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陸マイラー的開示結果
そして、なんと34件ものクレジットカード発券履歴のある私の信用情報ですが・・。
えっと、個人情報のため全ての開示は控えますが、一応600点台ではありますが、前述の出現割合からすると「普通」には含まれるものの、「低め」(619点以下)にこのままいくと足を突っ込んでもおかしくないかも(笑)・・という結果になりました。
うーん、思ったより低いな・・。
そして、この点数となった算出理由は上記のとおりでした。
請求に対する未入金や支払い遅れは当然ないので、それは指数にプラスの影響とのこと。
また、極度額に対する残債額の割合も、指数にプラスの影響・・。
ということで、支払い状況や残高には問題がないにもかかわらず点数低めってことは・・。
やっぱ、契約数とか申し込み件数が多すぎってことですよね(笑)。
あ、あとはクレジットカードを発券したけど、実際にはほとんど使ってないという支払い状況も、全く影響していないとは言えないと思います。
いわゆる「クレヒス」ってやつですね。
多分、発券枚数が多くても、もう少し各カードしっかり使っていればもう少し点数が高かった気がしますので・・。
発券したらきっちり使う・・と思いつつ、使ってないカードが増えてきたツケが、点数に現れた結果ってところでしょうか。
カードは発券したら毎月100円でもしっかり使う!ってのは、本当に大事ですね。
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まとめ
以上、自身の個人信用情報が点数で確認できる!
なかなかに面白い「クレジット・ガイダンス情報」サービスについてご紹介しました。
陸マイラー/ポイ活生活やっていると、クレジットカードは大量ポイント獲得の大票田(笑)ですので、ガンガン発券してしまうわけですが・・。
私のようにしっかり利用しないと信用情報にも影響を与えてしまいます。
クレジットカードは発券したらしっかり利用しましょうね(笑)。発券したらしっかり利用する重要性は、下記関連記事でまとめてます。
また、CICで保有している個人信用情報や情報開示の方法などは、以下の関連記事からどうぞ。
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