安いと評判の「ジブン専用PC&タブレット」KNWL10K2-SRを諸般の事情から(笑)購入しました。折角なので、使用感&評価をレビューしたいと思います。
また、購入したのは、ジェネリック家電製品大賞受賞記念モデル。旧モデルとの違いや比較も含めてレビューしたいと思います。
6年使ったパソコンがついに壊れ、急遽購入することに
ドンキから発売されている「ジブン専用PC&タブレット」。安いという評判も聞いていましたし、会社の昼休みでのブログ更新など、セカンドPCとしても持っておいてよいかな・・と思っていましたが、これまで購入はしていませんでした。
しかし!!急遽自宅のブログ更新用のメインPC(6年間使用)がお亡くなりになり、新しいPCを注文したのですが、納期が・・1か月(笑)。ちなみに、管理人はHP(ヒューレット・パッカード)のPCを愛用しています。価格と性能のバランスが良いですから、おすすめです。
スマホやタブレットでもブログの更新はできますが、操作性は最悪です。時間がかかってイライラします。さすがに1か月以上このブログを放置できませんので、急遽、購入することにしました。
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開封の儀!
とにかく1か月間ブログの更新に使えればよい!という目的ですから、ここは最安の「ジブン専用PC&タブレット」購入しか選択肢はありません。在庫があるか?不安でしたが、近所のドンキであっけなく購入できました。

場所によっては在庫が無いところもあるそうですから、PCが壊れた翌日に店舗でゲットできた管理人はラッキーかもしれません。

開封すると、まずはタブレット本体が登場。タブレットの左の箱の中に、ACアダプターが入っています。ACアダプターはかなり小さめですので、携帯できるレベルです。

タブレット本体を取り出すと、保証書、取り扱い説明書とキーボードが。
保証書にあるように、製造者は中国の格安タブレットメーカー「恵安」です。格安ですから中華タブなのは当然。ちょっとくらいの初期不良で驚いてもいけません。

タブレット本体+キーボード+(この写真には写っていませんが)ACアダプター。これが、同梱品のすべてとなります。シンプルイズベスト。価格相応ですが、特に困ることもありません。

タブレットとキーボードを接続した様子がこちら。なんちゃってPCとして十分使えそうです!!
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「ジブン専用PC&タブレット」KNWL10K2-SRのスペック、旧モデルとの比較
さて、管理人が購入したモデルは2017年4月下旬に発売された、「2016ジェネリック家電製品大賞受賞記念モデル」。
たしかに、旧モデルの型番はKNWL10K-SRなのに比べ、大賞受賞記念モデルはKNWL10K2-SRと「2」がついており、「旧モデルとは違う」ということをさりげなく主張しています。
では、いったいどこが違うのか?表で比較して見ました。
旧モデル | 新モデル | |
SoC | Atom x5-Z8300(4コア、1.44~1.84GHz、キャッシュ2MB) | Atom x5-Z8350(4コア、1.44~1.92GHz、キャッシュ2MB) |
メモリ | 2GB(DDR3L) | |
ストレージ | eMMC 32GB | |
OS | Windows 10 Home(64bit) | |
グラフィックス | Intel HD Graphics | Intel HD Graphics 400 |
ディスプレイ | 10.1型IPS式1,280×800ドット(光沢あり) | |
ネットワーク | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 | |
インターフェイス(本体) | USB 2.0(Micro USB)、microSDカードスロット(32GBまで)、Micro HDMI、音声入出力、前面HD/背面WQHDカメラ | |
インターフェイス(キーボード) | USB 2.0×2 | USB 2.0×1 |
サイズ/重量 | 約259.5×179.3×19.52mm(幅×奥行き×高さ)/約1,180g | 約252.6×172.2×18.5mm(幅×奥行き×高さ)/約1,030g |
バッテリ駆動時間 | 約6.1時間 | 約6時間 |
その他 | Microsoft Office Mobile付属 | |
価格(税抜) | 19,800円 |
旧モデルと新モデルの違う部分を、色付けしてあります。特に衝撃的な変更点は、赤く着色しています。
SoCと内蔵グラフィックスがバージョンアップ
まず、SoCがAtom x5-Z8300からx5-Z8350へバージョンアップ。これに伴い、内蔵グラフィックスもIntel HD Graphics 400にバージョンアップしています。ただ、これははっきり言ってほとんど誤差の範疇だと思います。
体感できるパフォーマンスの差があるとは思えません。
重量が150g軽く、大きさが若干小さく
重量が150g軽くなったのは大きいですね。大きさについてはミリ単位ですのでほとんど変わらないと言ってよいと思います。
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最大の変化(退化?)はUSB2.0スロットが2→1へ減少したこと!
ちなみに、管理人的に一番の変化だと思うのは、USBスロットが2→1個へ減少したこと。

これが本体側面。上から、電源、Micro HDMI、Micro USB2.0、音声入出力、キーボード付属のUSB2.0×1。
USB2.0のスロットがこの1箇所だけになっているんですよ・・。これは地味にきついです。例えば管理人愛用のワイヤレスマウスはUSB接続なのですが、これを使うともうUSBスロットは終了。もちろんBluetoothのマウスを買えばよいのですが、またお金を使うのもちょっと・・。
このUSB▲1は残念です。

その他のスロットは、タブレット側面にMicro SDカードスロット(最大32GB)があるのみ。これは、新旧の機種で最大容量ともに同じです。
それ以外は、ちょっと重量が軽くなった以外、大きな違いはありません。
実際に使ってみた印象・評価等
①全体的な速度、ブログ更新等
全体的な速度に不満は全くありません。ネットを閲覧し、動画を見て、ブログ更新(Wpxサーバーで、ワードプレスを利用しています)する・・といった用途なら、全く問題なく動作します。
ワードプレスでのブログ更新やネット閲覧の、動画閲覧の速度は、壊れる前まで利用していた6年前のCore i7機とそん色ないですね。19,800円という金額を考えれば、素晴らしいと思います。
OSの起動も約30秒程度と、SSDの早さが体感できます。
Webを見る、Youtubeで動画を閲覧する程であればサクサク動きますので、ライトユーザーには全く問題なくおすすめできます。
②ストレージ(記録容量)
次に、ストレージ(記憶容量)。
これが、この機種をセカンドマシン限定用途としている大きな要因の一つですが・・・やはり、絶対的にストレージが少なすぎます。

購入後、ネットに接続してWin10を立ち上げると、まずは大量のWin10アップデートがインストールされます。
そのインストールが終わると・・内蔵のストレージ32GBの残り容量はすでに3GB程度。この後のアップデートも考慮すると、実質内蔵ストレージには何も保存できません。

Micro SDカード32GBが、保存できる容量の最大値となります。これは明らかに少ないですね。この理由からも、このPCはセカンドマシンにならざるを得ないです。
③キーボード、タッチパッド

キーボード、タッチパッドともにぱっと見普通です。
が・・まずはキーボード。打感は非常に安っぽいです。また、質感も当然ながら全面的にプラスチック感全開です。ただ、これも強いて言えばの話。十分実用に耐えますし、キーピッチは比較的ありますので、打鍵感もそれなりにあり、キーボードとしては合格点があげられます。
当然、全体的に小さいので手が大きめの男性だと結構せせこましいです。ちょこちょこ打つことになるので、長時間だと疲れてきます。
ただ、キーボードに実用上問題があるわけではありません。慣れれば使えると思います。
実用上問題があるのは、タッチパッド!このタッチパッドは、キーボードとの併用はできないと思った方がよいと思います。
原因は、キーボードが小さいので、タイプしていると親指の腹あたりでタッチパッドに触ってしまい、カーソルが飛んでもないところに飛んでしまうんです!!
ブログ等キーボード利用を前提にしている場合は、タッチパッドはOFFにする必要があります。そうするとマウスは必然的に外付けになりますが、USBスロットは前述のとおり1個ですので、必要な場合はBluetooth接続のマウスを買いましょう。
④液晶モニタの画質等

液晶画面は非常にきれいです。IPS液晶に嘘はないと思います。
というか、19,800円のタブレットで、IPS液晶で、これだけの発色をしてくれれば、何の不満もありません。
全体的には、フォント色の黒が若干薄めで見づらいのが気になりますし、画像の発色も若干薄い気がしますが、これは個体差かもしれません。ただし、これらは「強いて言えば」の世界の話です。十分きれいですよ!

光沢モデルですので、映り込みは仕方ありませんが、視野角はかなり確保されています。
⑤内蔵バッテリーの持ち等
ぶっ通しでブログを書いていても5時間はもちました。
通常のモバイル使用(仕事中等は使わず、休憩時や通勤時のみ利用)であれば、楽々1日持つレベルだと思います。もちろん、バッテリーの劣化が進めばわかりませんが、購入時には不満のないレベルです。
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⑥スピーカー
何せ出力1Wですから(笑)。期待してはいけません。というか、音質にこだわる人は、そういうパソコンを買って、ハイレゾのスピーカーやイヤホンで聞いてほしいです。
このパソコンは、そういうパソコンではありませんので、「音が出る」だけで良しとしましょう!
⑦騒音・振動・発熱等
無音(笑)、無振動(笑)。ファン音がうるさかった前のノートPCから比較すると、怖いくらい静かです。
気になる発熱もほとんど気にならないレベル。Intel Atomの恩恵ですね。
⑧初期不良等
これも結構ネットで叩かれていましたので気にしていましたが、管理人のモデルに初期不良は皆無。SDカードスロットの不良などもよく耳にしますが、現在のところ何の問題もなく動作しています。
1年間の保証もありますので、そこは安心して購入すればよいのでは無いかと思います。
「ジブン専用PC&タブレット」KNWL10K2-SRのスペック、旧モデルとの比較、使い勝手のまとめ
①旧モデルとの違い
USB2.0のスロットが2個→1個に減っています!これ、地味にきついです。
その他はSoC・グラフィックスがアップグレードされていますが、体感上気になる違いはありません。
②使い勝手
タッチパネルとキーボードの併用は不可と思ってください。タッチパネルに触れるとマウスカーソルが暴走しますので、とてもではないですがまともには使えません。(管理人は、キーボード使用中にはパッドの上にティッシュペーパーを引いています)
ストレージの容量が少なく、USB2.0も1つしかありませんので、当然メイン利用は不可です。
その他は特に不満はありません。ブログ更新、ネット閲覧程度なら何の問題もなく利用できますよ。
・・・以上、「ジブン専用PC&タブレット」KNWL10K2-SRのスペック、旧モデルとの比較レポートでした。
積極的におすすめはしませんが、緊急避難的に必要!という方は、1年間程度なら十分使えるスペックだと思います。
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