ANAファースト/ビジネスクラスを利用した、「ドナウの真珠」ブタペスト旅行という超個人的な贅沢旅行。
往路はファーストクラスでしたが、復路はデュッセルドルフー成田を結ぶNH210ビジネスクラスで帰国です。
ANAのビジネスクラスにはマイルで何度か搭乗していますが、ヨーロッパ便の長距離路線は初めての搭乗です。ちなみに「マイルで」、というのがポイント。ヨーロッパ路線のビジネスクラスなんて、普通そんな簡単に乗れないですからね。
早速、どんなフライトだったのかご紹介します。
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目次
デュッセルドルフ空港20時定刻発。国際線はほぼ最終便?
出発地 | デュッセルドルフ空港 |
目的地 | 成田国際空港 |
出発時間(現地) | 20:00 |
到着時間(現地) | 15:25(+1) |
飛行時間 | 11:25 |
航空会社 | ANA |
キャリア | B787-9 |
デュッセルドルフ空港ー成田国際空港を結ぶ、NH210便のフライトデータは上記のとおりです。
現地時間を20時に出発しますが、日本との時差は8時間なので、日本現地時間は朝の4:00です。
今回のヨーロッパ旅行では私は時差ボケ防止のため、極力日本時間で行動してきたので、かなり眠いのは確かですが、ルフトハンザ・ビジネスラウンジで仮眠したりコーヒー飲んだりしたのでもう少しなら頑張れそう。
現地時間19:40、ほぼ定刻通り、搭乗開始です。
NH210便は多分デュッセルドルフ国際空港発の国際線のほぼ最終便だと思われ、NH210便の搭乗者以外はいませんでした。
ちなみに、ビジネスクラスの搭乗者は半分がビジネスマン、半分が観光客、という感じでしたね。機内でCAさんと会話したら、今日は満席とのこと。
デュッセルドルフには自動車メーカーの工場などが進出しているので、日本人のビジネス利用も多いでしょうからね。
シートは安定のスタッガードシート
こちらが本日のシートです。
もちろん、安定のスタッガードシート。何でしょう・・この「ホーム」感。旅行中ずっとアウェイな感覚でしたが、このシートでやっと日本に帰る、という実感がわきます。ものすごい安心感です。
そして、ご覧のとおり窓側席だとかなり個室感が高いのもポイント。
スタッガードシートについては、上記関連記事で詳しく解説しています。
ウェルカムドリンクはシャンパン
その後、担当していただけるCAさんからご丁寧なあいさつがあり、離陸前のウェルカムドリンクのサービス。
ウェルカムドリンクは水か、オレンジジュースか、シャンパンでした。
私は当然のことながらシャンパンをチョイス。しかし、相変わらずのこのプラコップ何とかならないでしょうかね。他社ではガラスコップなので、ガラス対応もできるとは思うのですが・・安全上の理由でしょうね。
と、贅沢なことを言っていますが、既にウェルカムドリンクサービスが当然と思っているのが怖い・・。
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アメニティはニールズヤード+安定のラインナップ
機内のアメニティグッズは「NEAL’S YARD」(ニールズヤード)。こんな感じのポーチに入って配られます。というか、既に座席に置いてあります。
ブランドのチョイスとしてはなかなか良いと思いますが、このポーチの材質が・・ちょっとショボすぎ。ちょっと自宅で今後使おう・・とは思わない感じの材質感が若干残念です。
中身はこんな感じ、ニールズヤードのリップ、ハンドクリーム、フェイシャルミスト。
その他、耳栓と歯ブラシセット、アイマスクがついてきます。機内販売でのニールズヤード20%オフチケットがついてくるのが、なかなかの商売上手ですね。
ハンドクリームは50mlで3,000円以上する高級品ですので、女性の方にとってはかなりありがたいサービスですよね。
その他、機内の必需品といっても良い「スリッパ」。
ビジネスクラスで機内でスリッパに履き替える癖がついて以来、もうスリッパなしでは長時間の飛行機には乗れない体になってしまいました・・。
機内Wi-Fiのサービスもありますが、ビジネスマンでもない限り約10時間通信できなくても何の問題もないのでパス。
その他、ベッドパッド、お布団、枕など。
正直、邪魔なので使わないときはこうやってオットマン部分に突っ込んでおくか、頭上の荷物入れに入れちゃいましょう。
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機内食(1回目)スタート
NH210便は定刻通りデュッセルドルフ空港をテイクオフ。
水平飛行に入ると程なくして1回目の食事がスタートです。現在の時間は現地時間で20時40分過ぎ。日本時間では朝4時40分です。
冒頭でも記載したとおり私は極力日本時間に合わせるように行動してきましたので、気分的には朝食なんですよね。
和食と洋食・・・さすがに朝4時にステーキを食べる気分にはなれず、ここは安定の和食にしておきました。
ヨーロッパ旅行中は和食が食べられなかったので、やっぱ和食が食べたい・・という理由もありましたね。
ファーストドリンクはシャンパン
ちなみに、ANAのビジネスクラス場合、和食でも洋食でもまずは洋風のアミューズが提供されます。
このため、ファーストドリンクはシャンパンにしました。
この日のシャンパンは、シャンパーニュ・カステルノー・レゼルヴ。
このシャンパン、数々の受賞歴を持つ結構な高級シャンパンのようですが、こんなこと言っていては怒られるかもしれませんが、ちょっと私のお口には合わず。
酸味が強くて、なんか味の奥行きを感じませんでした・・。
アミューズ
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まずはアミューズが提供されました。
早速、シャンパンに合わせていただきましょう。
食前に食べるにはぴったりのボリュームで、シャンパンが進んでしまいますね。
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前菜 小鉢 炊き合わせ
さて、ここからは和食の前菜です。このため、和食に合わせドリンクを日本酒にチェンジしました。
銘柄はこちら。往路のファーストクラスにも搭載されていた、伝心「雪」です。
ファーストクラスにも搭載されているお酒を飲めるのは嬉しいですよね。しかも、実際に購入しても実はあまり高くない。これ、おススメの日本酒です。
程なくして和食の前菜・小鉢・炊き合わせが到着。やっぱ・・・和食はいいですねぇ・・。まず、見た目にも楽しめますよね。
明らかに洋食より手が込んでいる・・・。ステーキガッツリ食べたいとき以外は、やっぱANAなら和食がおススメですね。
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まずは前菜がこちら。
大好きないくらを日本酒でいただける。しかも空の上ですからね。
冷静に考えれば、途轍もない贅沢をしていると思います。陸マイラーだから味わえる空のお楽しみですね。
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小鉢は白和え。とにかく見た目が美しすぎる。
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炊き合わせは里芋唐揚げ。地味にカニが乗っていてこれが美味しい。
里芋を唐揚げにして炊いてしまうなんて、手が込みすぎです。マジ凄い。
日本酒に合わせて美味しくいただきました。ヨーロッパ発便ですので、食材はヨーロッパの食材だと思うのですがここまで美味しくできるんですね。
主菜とご飯
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最後に主菜です。
メインは鰈幽庵焼き。
いやー、やっぱ和食にしておいてよかった~。あっさりで夜いただくのにぴったり。
ステーキなんて食べたら胃にもたれて眠れないかも。美味しくいただきました。
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食事後は仮眠タイム
食事後はデザートはお断りして、寝酒にサントリー「響」のソーダ割を一杯。ちなみにANAのウイスキーソーダ割はかなり濃いめです。
これ、人見ているんですかね?私が良く飲むので濃いめに作っているのか?謎です。
この時点で、出発から2時間30分くらい経過しています。現地時間23時過ぎ。日本時間朝7時過ぎ。
満席ということもあり食事の提供にかなりの時間がかかり、多分食事の提供+片付けだけで2時間くらいは掛かったのではないでしょうか。
到着までの時間は約8時間強ですので、逆算して4時間程度寝ることにします。これ以上寝てしまうと昼夜逆転してしまうので、到着後、その日の夜もスムーズに寝られるよう、ここは睡眠時間を計算しておきます。
ベッドメイクは自分で
旅行中は日本時間で動いてきた私、さすがに朝7時過ぎというのはもう限界。
さっさとベッドメイクして寝ることに。ファーストクラスならCAさんがベッドメイクしてくれますが、ビジネスの場合自分でベッドメイクする必要があります。
まあ、それが当然なんですが・・。贅沢に慣れると、人間ダメになってしまいますね。
ベッドパッドの敷き方などは、説明がありますので特に難しくはありません。
実は私は横にならないと絶対に眠れない体質で、座った態勢だと絶対に寝ることができないんです。
眠い、でも眠れない。これ、本当に地獄です。
でも、ビジネスクラスならヨーロッパ便でフルフラットで横になって寝れるんです。本当に、こんなに幸せなことはありませんね。
ということで、寝ます。おやすみなさい・・・。
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起床後はお約束の「あれ」を食べる!
その後、予定どおり到着約4時間前の日本時間11時30頃起床。
なんと、目覚ましかけて寝ました(笑)。機内で寝すぎるのを警戒するなんて、なんという贅沢な・・・と思いますよね。
CAさんがかなりの頻度で通路を歩いており、私が起床したのを発見するとすかさずドリンクのオーダーを聞いていただけます。
早速冷たいお茶を1杯いただき・・・30分くらいまったりして、お約束の「あれ」を注文します。
一風堂の「コク極まる味噌ラーメン「大地」」
これこれ、やっぱりANAのビジネスクラスに乗ったら間食に一風堂を食べるっきゃないですよね。
欧州路線の場合、一風堂なのになんとトンコツではなく「コク極まる味噌ラーメン「大地」」が提供されます。
個人的には、一風堂といえば博多とんこつラーメンだろ・・・「そらとん」にしてくれよ・・と思っていたのですが、これが超うま!
ご覧のとおりスープが絡む太麺で、確かに滅茶苦茶コクがあって美味い!!
これは是非食べておくべきですね。ちなみに、さらにコクを増すためにバターまでついてきますので、お好みでバターを投入するとさらにコクが増すものと思われます。
さすがに私はカロリーを気にして入れませんでしたけどね・・。
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機内食(2回目)
その後、飛行機は順調にフライトを続け、私は邦画を1本鑑賞したりしていると、日本海が見えてきて、残りの飛行時間も約2時間となりました。
ここで、機内の調光がゆっくりと明るくなり、2回目の食事のスタートです。
2回目の食事も和食に
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さて、このフライトでは「朝食」に該当する2回目の食事も、和食をチョイスしました。
やっぱ朝食といえばご飯ですよね。日本人の基本ですが・・こんな風に空の上で、しかもしっかりとした陶器の器でいただくとさらに美味しさが増すってものですね。
ご飯もつやつやだし、鱸の生姜煮も非常にお上品に炊けています。ここで何故かビールをもらって、美味しくいただきました。
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到着までワインを飲んで過ごす
さて、食事も終了し到着まではあと1時間30分くらい。ここからは、ワインを飲みつつゆっくり過ごします。
天気がいいので、こんなこともできちゃいます。
確かこれはシャンパンだったと思います。やっぱカステルノーはいまいち・・。
飛行機は、間もなく成田国際空港に到着です。ビジネスクラスだと、11時間30分のフライトとは全く思えない、いやむしろもっと乗っていたいと思っちゃいます。
本当に、素晴らしいフライトでした。
スターウォーズジェットの記念品もゲット
ちなみに、私が登場したB787ですがスターウォーズ塗装の機体だったようです。
ようです、というのは出発時は夜だったので塗装は見えず。機内が何となくスターウォーズな感じだったので、そうかな?と思っていたのですが、飛行機から降りて初めて塗装を見ることができました。
搭乗記念のポストカードなんかをもらえましたよ。
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ANA NH210便ビジネスクラス搭乗記まとめ
以上、ドイツデュッセルドルフと成田国際空港を結ぶANAのNH210便ビジネスクラスの搭乗記をお伝えしました。
やっぱり長距離路線はビジネスクラスですね。特にANAのビジネスクラスだと和食が美味しいですし、CAさんは当然ながら日本語完璧OKなのででほとんど日本の国内線感覚で乗れます。
スタッガードシートで横になって眠れるので、寝不足とか疲れた、ということも一切なし。まさに快適な完璧フライト体験ができます。
一方、アメニティのポーチの材質だけが唯一の欠点ですかね。ま、ポーチの材質だけって、後はほぼ完璧ってことなんですけどね。
ちなみに、このチケットをまともに購入すると、片道で62万円・・・。とてもじゃありませんが、手が出ません。
でも、マイルなら・・あえて言いましょう。「たったの」9万マイルでビジネスクラスでのヨーロッパ往復が実現します。
例えば、上記の関連記事でもご紹介したとおり、ポイントサイト経由でダイナースカードを発行し、ダイナースカードの入会キャンペーンをクリアするだけで、74,000マイルもらえます。
このアクションだけで、夢のヨーロッパビジネスクラスにもう少しで手が届くくらいのマイルが手に入るんです。凄くないですか?ヨーロッパにビジネスクラスに行けてしまう・・ほとんどお金をかけずに簡単にビジネスクラスに乗れる唯一の方法だと思います。
ご興味のある方は、下記関連記事も併せてどうぞ。
往路は、ANAのファーストクラスで!
ちなみに、今回の私の旅行、ヨーロッパまではANAの特典航空券を利用してファーストクラスで渡航しました。
このファーストクラスの航空券をまともに購入すると、羽田ーフランクフルトで200万円以上します。200万円・・車買えちゃいますよね。とんでもない金額です。
でも、陸マイラーなら年間数十万マイルを貯めるのも超簡単。この方法で貯めたマイルで、ファーストクラス+ビジネスクラスでヨーロッパまでやってきたってわけです。
私は2年間でなんと100万ANAマイルを特典航空券発券に使っています。もう、人生変わるくらいの破壊力です。
海外旅行なんて、苦もなく行けてしまいますからね。マイルを貯める方法にご興味のある方は、是非下記の関連記事をご参照ください。
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私はポイントサイトを利用して、夫婦で年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
ANAマイルだけでなく、JALマイルも年間15万マイル貯めることができますよ!JALマイルは特典航空券の発券が簡単なマイルですので、ぜひ貯めてみましょう!