ANA国際線有料ラウンジはどんなところ?サービス内容と利用料金・利用条件を徹底解説

この記事には広告が含まれています

羽田空港、成田空港、そしてホノルル「ダニエル・K・国際空港」の国際線ANAラウンジは、エコノミークラス利用時であっても実は有料で利用できるって、ご存知でしたか?

本来ならプレミアムエコノミークラス以上の搭乗者、もしくはANA上級会員でなければ利用できないANAラウンジが、有料とはいえ利用できるんです。このANA有料ラウンジをうまく利用することで、確実にあなたのフライトをワンランク上級にすることができます。

この記事では、このANA国際線有料ラウンジの利用条件、利用料金、そして食事を中心としたANAラウンジのサービス内容をご紹介します。

スポンサーリンク

ANA国際線有料ラウンジの利用条件

まず、このANA国際線の有料ラウンジ利用サービスですが、成田・羽田・ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)空港の「ANA LOUNGE」限定のサービスとなります。

中部国際空港のスターアライアンスラウンジなど、成田・羽田空港以外のANA提携ラウンジは利用できません。

ANAウェブサイト(事前申し込み) 空港カウンター(当日)
対象フライト 成田 *1/羽田/ホノルル発 ANA運航国際線
NH便名の利用に限る
成田/羽田発 ANA運航国際線
対象航空券*2 ANAで発行された航空券*3
(メキシコサイトでのご購入は除く)
制限なし
対象予約クラス Y/B/M/U/H/Q/V/W/S Y/B/M/U/H/Q/V/W/S/L/K/X
受付期限 航空券購入後~出発時刻24時間前まで 搭乗開始時刻まで
*1 成田発 16:00 – 19:59の便を除く
*2 特典航空券は対象外
*3 航空券番号が205で始まる航空券

気になる利用条件はこちらです。対象は成田/羽田/ホノルル発のANA運航の国際線利用時のみ。対象航空券は、まずは残念ながら※2のとおり、特典航空券利用者は対象外になります。ただし、空港カウンターでの当日の申込はできます。また、※1のとおり成田発16:00~19:59の便は、ANA便の出発が多く、本来のANA便の上級クラス利用顧客、上級メンバーが優先のため、有料であっても利用対象外となります。

また、地味ですがホノルル空港では、空港カウンターでの当日の申込はできません。

さらに、この有料ラウンジをANAウェブサイトでの事前申し込みの場合は、ANAの公式サイトで発行された航空券のみ予約できます。対象予約クラスが色々と書かれていますが・・これ、簡単にまとめると以下の表のとおりになります。

料率クラス マイル積算率 クラス
Y/B/M 100% Full flex Plus/Basic Plus/Flex Plus
U/H/Q 70% Basic Plus/Value
V/W/S 50% Value
L/K 30% Super Value

一番上、マイル積算率100%のクラスは、Flexクラス、Basicクラスとなっています。なんだかよくわからないと思いますが、要はこのクラスの航空券は、予約変更や払戻が無料(一部有料)で可能で、しかもPlusがついていますので、座席のアップグレードが可能な航空券なんです。このため、料金もそれなりに高い航空券だと思って下さい。

一方、一番下、マイル積算率30%のクラスは、Super Valueクラスですので、予約変更も払い戻しもアップグレードもできません。このため、料金もそれなりにお安くなっています。

ただ、この料率クラスにかかわらず、実は下から2番目、マイル積算率50%までのValueクラス以上の搭乗券をお持ちの方であれば、ANAウェブサイトからこの有料ラウンジサービスを事前に利用予約するとともに、支払いが可能です。

一方、最下段L/Kクラスの航空券をお持ちの方は、ANAウェブサイトからの有料ラウンジサービスの事前に申し込みができません。ただし、当日空港カウンターで申し込めば、問題なく利用できますのでご注意ください。

スポンサーリンク

利用料金

ANAウェブサイト(事前申し込み) 空港カウンター(当日)
ご利用料金*1
(税込・1名様あたり)
4,000円 6,000円
お支払い方法 クレジットカード*2 クレジットカード
現金(日本円のみ)
お申し込み方法 ANAウェブサイトから航空券をご購入後、予約完了画面から申込み

すでにご予約をお待ちの場合、予約内容の確認画面から申し込み。*3

羽田・羽田空港のチェックインカウンター、発券カウンター、ラウンジにて申込み。
*1 大人/小児同額、大人に同伴する幼児は無料
*2 中国サイトでは、銀聯カード・Alipayをご利用になれます。
*3 対象・受付期限にあてはまらない場合や、お申し込み数の上限に達した場合は、お申し込みボタンは表示されません。

有料ラウンジ「ANA Lounge」の実際に利用する際の利用料金がこちらです。座席が必要な小児は・・なんと2歳以上から大人と同額です

ということは、最安値であるANAウェブサイトからの事前申し込みの場合でも、子連れでしかも親子4人の場合、16,000円掛かるということになります。子連れで親子3人でも、12,000円。

さらに当日ANAの空港カウンターでの利用の場合、1人6,000円です。

ここまでご紹介した、ANA有料ラウンジの利用条件、利用金額はご理解いただけましたか?有料ですので、それなりに料金は掛かる印象ですよね。

次なる疑問は、このANA有料ラウンジ。例えば親子4人の場合4人で16,000円も料金が掛かるわけですが、その価値が果たしてあるのか、ということになりますね。では、早速気になるANAラウンジのサービス内容をご紹介します。

スポンサーリンク

ANAラウンジのサービス内容

入室するだけで1人4,000円以上取られるANA有料ラウンジ。実際にどんなサービスが受けられるのか、見ていきましょう。

ビュッフェサービスで食事とデザートが食べ放題

これがお目当て!という人も多いと思いますが、当然ながらビュッフェサービスで食事は食べ放題です。

こういったおにぎりや寿司などの和食メニューから、ANAオリジナルカレーや、パン類はもちろんのこと・・・。

サラダや軽食などのラインナップも充実しています。

ヌードルバーなんかもあります。ビュッフェスタイルですので、食べたいだけ食べることができます。まずは食事だけで4,000円の元を取ることも、もちろん可能だと思います。

私が写真でご紹介した以外の、羽田/成田ANAラウンジのお食事メニュー等は、こちらから確認できます。

ハワイ・ホノルルのANAラウンジも超おススメですね。

出発までの時間をゆったりと過ごすことができます。

スポンサーリンク

アルコール類を含め、ドリンク飲み放題

ビール系の飲料はもちろん・・・

焼酎、日本酒、ワインにウイスキーなど、アルコールドリンクももちろん飲み放題です。

こんな感じでビールサーバーやアルコールバーカウンターがあり、セルフサービスにはなりますが、ドリンク飲み放題です。(もちろん、ソフトドリンクバーもあります。)

アルコール大好きのお父さん、お母さんにはたまらない空間だと思います。

カレーとビールという、禁断のセットもこのラウンジ空間なら全然「あり」です。

その他、特典航空券を利用したANAラウンジ、ANAスイートラウンジの訪問記は、下記にまとめたので是非ご覧ください。

羽田空港ANAラウンジが凄い!食事&ドリンクの内容&ラウンジの場所をご紹介

ホノルルのANAラウンジにはコナ・ロングボードビールなんかもあって超おすすめです。

ハワイ・ホノルル空港ANAラウンジ!スイート&一般ラウンジの場所・混雑度・食事&ドリンクをレビュー!

シャワーブース完備

そして、当然ながらシャワーブースも完備です。

夜便など、出発後すぐに就寝するような便の場合、事前にシャワーでさっぱりして出発できるのは大きいですよね。子連れの場合も非常に重宝すると思います。ただ、同じようなことを考えている人は多いので、シャワーブースの利用にはそれなりの待ち時間があることはご注意ください。

なお、残念ながらホノルルのANAラウンジにはシャワーブースはありません。

スポンサーリンク

ANA有料ラウンジサービス 利用すべき人はこんな人

こんな感じで日本酒も飲み放題なラウンジサービス。

でも、入場には1人あたり4,000円以上の料金が掛かることになります。では、その金額を支払ってでも有料ラウンジを利用する価値のある人は、一体どんな人なんでしょうか。

①出発のかなり前からラウンジに滞在する気満々の人

実は、ANAラウンジは「ANA便で出発前の待機場所」という位置づけですので、滞在の時間制限といったものがありません

出発時間まで、のんびりくつろぐことができます。

無料Wifiもありますので、ブログの更新をしようと、スマホを閲覧してようと通信面の不便はなし。さらに、ずっとご飯食べていようと、お酒を飲んでいようと、利用資格さえ満たしていれば長時間滞在について特に何か言われるわけでもなく出発時間まで自由に過ごすことができます

正直、空港到着から出発まで実はあまり時間がなく、ラウンジに立ち寄っても軽く食事を食べて、ビールを1~2杯飲む程度・・。

それくらいであれば、普通に空港内のレストランに入った方がお得だと思います。食事も大体セットメニューで1,500円~2,000円くらい、ビール2杯で1,000円くらいで、合計3,000円くらいあれば大人1人の食事は十分とれますからね。

このため、実は国内線乗り継ぎから国際線出発までかなり時間がある!という方など、空港到着から国際線出発まで十分時間がある方が、この後説明するシャワーサービスも含め、トータルでラウンジ利用がお得な人なんだと思います。

②シャワーサービスを使いたい人

子連れの夜便などで、「出発前にシャワーを浴びさせたい(自分も子どもも)」という方には、やはりラウンジサービスはおすすめです。

ただ、本当に注意すべきはとにかく時間帯によっては混雑すること。このため、①と同じく、シャワーの利用までの待ち時間を考慮して、十分利用時間を確保したうえで利用することが、有料ラウンジを満喫できる条件だと思います。

スポンサーリンク

まとめ 国内線到着から国際線出発まで時間がある人などはラウンジを利用してみよう!

ANAの有料ラウンジは、利用するのに1人あたり最低で4千円もかかりますので、15分くらい立ち寄って慌ただしく出発する、そんな短期滞在の旅行者の方にはおすすめできません

私のような、地方の空港から国内線で羽田/成田に飛んで、かなり長めのトランジット時間があってANA国際線で出発する、という方にこそ、おススメのラウンジだと思います。

特に、空港でシャワーが使えるのは実は非常にありがたいサービスです。夜便出発の子連れの方などで、十分なラウンジ滞在時間が取れる方は、食事+シャワー目的で有料ラウンジを利用しても、十分元は取れると思います。

食事も十分美味しく、ドリンク飲み放題、シャワーも完備のANAラウンジ。有料ではありますが、この記事も参考にぜひ利用してみてください。ANA有料ラウンジサービスのご案内はこちらからどうぞ。

スポンサーリンク

年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから

【まずここからご覧ください】当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券をガンガン発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。

ANAマイルの貯め方・使い方などマイルに関する記事まとめ

2023年9月21日

私は夫婦で年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル!陸マイラーがマイルの貯め方を徹底解説

2024年4月15日



AD