ANA SFC改悪の見直し内容が確定!「永遠のステータス」との付き合い方とは

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2026年に入ってから、発表&再検討が2回も繰り返されてきたANA SFC(スーパーフライヤーズカード)の改悪ですが・・。

ついに、2026年9月29日にその確定内容が公表されました。

確定した改悪の内容は・・はっきり言って、「再検討するって、期待させておいてこれかよ」ってのが正直な印象ですね。

しかも、当初の改悪&再検討の説明と再検討の結果がかなり異なるなど、チグハグな印象も否めません。

また、ANA自らが「永遠のステータス」として顧客を勧誘しながら、完全に顧客を裏切り、さらに言い訳までするという、ちょっと残念なおまけつきになっています。

SFCのサービス改悪は、これはもうANAさん的に匂わせまくって来たので来るだろうな・・とは予想されており、予想通りきたわけですが・・。

ただまあ、このSFCの特典は、客単価の高いビジネスユーザーの優遇策だったので、コロナ禍を経てWeb会議が定着&ビジネスユーザー激減、国内線なんて赤字ギリギリ?って時代ですので・・。

残念ですが、仕方ないってことかとは思ってます。

早速、ご紹介します。

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SFCとは

えっと、このブログをご覧の方ならご存知の方も多いと思いますが・・。

一応知らない方のために、まずは「SFC」って何(笑)ってことを簡単に解説します。

そして、SFCについて解説するにあたり事前にご紹介しておかねばならないのが、ANAの上級会員制度「プレミアムメンバーサービス」です。

このANAプレミアムメンバーサービスは、飛行機に乗りまくる優良顧客を対象とした、飛行機の予約からラウンジサービス、実際の搭乗から降機後に至るまで、あらゆるところで超優遇を受けることができるサービスです。

簡単に言うと・・このプレミアムメンバーになると、優先チェックインに預入手荷物の重量優待、出発前のラウンジ、到着後の優先手荷物返却サービスなど・・フライトの全てが優遇されまくるんです(笑)。

そして、このプレミアムメンバーサービスは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に、ANA便およびスターアライアンス便に搭乗することで獲得できる「プレミアムポイント(PP)」を一定数貯めることで取得でき・・・。

そのPP獲得数に応じた「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」の3つの資格があります。

ステータス 所要PP
ブロンズ 30,000
プラチナ 50,000
ダイヤモンド 100,000

ちなみに、プレミアムメンバーサービス各ステータスの獲得PPの条件は上記の通りです。

そして、このプレミアムメンバーサービスは前年1年間の獲得PPに応じ、翌年4月1日から翌3月31日まで受けることができます。

つまり、このサービスはPP獲得の翌年1年間限定のサービスなんですよね。

ということで、この上級会員ステータス=プレミアムメンバーを毎年維持し続けるためには、普通なら毎年飛行機に乗りまくる必要があるんです。

出張族の方は毎年維持可能!って方も多いでしょうが、日常的に飛行機に乗らない方は、なかなかこのステータスを維持し続けるのは厳しいですよね。

しかしながら・・これがあるんですよ。

この1年間限定のANAプレミアムメンバーサービスのうち、「プラチナメンバーサービス」とほぼ同等のステータスを半永久的に維持できるクレジットカードが・・あるんです。

・・正確には、「あったんです」ってことになりますけどね。

で、それこそが、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)なんです。

このカードを取得できれば、後はクレジットカードの年会費さえ毎年支払えばANA「プラチナメンバーサービス」とほぼ同等のサービスが毎年受けられたんです。

まさに「一生モノのステータス」と呼ばれていたのはこの理由からなんですよね。

で、このSFCですが・・簡単に言うと、ANAプラチナ会員になれば発券可能です。

SFC取得方法
  • 1月1日から12月31日までの間に50,000PP(プレミアム・ポイント)を貯める
  • 翌年4月からの「プラチナ」サービスが確定
  • さらに、達成の翌月からすぐに「プラチナ事前サービス」がスタート
  • 「プラチナサービス」および「プラチナ事前サービス」期間中のみSFCの申込が可能
  • SFCはあくまで「クレジットカード」!審査落ちに注意!!

上記のとおり、SFCを取得するためには、まずは50,000PP(プレミアム・ポイント)を貯め、ANAプレミアムメンバーサービスの「プラチナ」ステータスに到達する必要があります。

この50,000PPを貯めるために飛行機に乗りまくることを「SFC修行」、そして50,000PPに到達することを通称「解脱」というんですよね。

ということで、厳しいSFC修行(笑)を終え、解脱&SFCを発券すれば半永久的にプラチナ会員資格がもらえた!ってのが、2028年3月31までのSFCのメリットだったんです。

ANA SFC修行とは?スーパーフライヤーズカードのメリットを徹底解説!

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改悪の概要

当初の公表内容

ということで、頑張って修行して(笑)一回SFCを発券してしまえばあとはANAプラチナ会員同等の資格が手に入っていたわけですが・・。

2028年3月31日をもって、SFCが大きく改悪になる・・と一旦は発表されました。

一旦発表された改悪の状況は上記のとおりですね。

ANA SFC(スーパーフライヤーズカード)もしくはANA Payを前年300万円以上利用すると、「ANA SFC PLUS」会員となり、ANAラウンジも利用できますし、スターアライアンスゴールド会員資格が付与されます。

一方、ANA SFC(スーパーフライヤーズカード)もしくはANA Payを前年300万円以上利用しないと・・。

ANA SFC LIGHT会員に分類され、ANAラウンジが利用できなくなる&スターアライアンスのステータスがシルバーしか付与されません。

正直、ANAラウンジが利用できるってのがSFCのかなりの利点だったので、LIGHT会員は相当な改悪ですね(笑)。

PLUS会員 LIGHT会員
条件 前年対象期間に300万円以上利用 前年対象期間での利用が300万円未満
ANAラウンジ 利用できます 利用できません
スターアライアンス会員資格 ゴールド付与 シルバー付与
その他 +5,000マイルボーナス ANA運行便搭乗時はラウンジ以外のサービスはこれまで通り利用可能

ということで、一旦発表された2028年4月1日以降のSFC会員条件がこちらですが・・。

前年の対象期間に300万円以上ANA SFCカード/ANA Payを利用すればPLUS会員としてこれまで通りのSFCサービスが受けられますが・・。

条件を満たさないと「LIGHT会員」となり、ANAラウンジの利用権剥奪&スターアライアンスゴールドではなく、シルバー会員資格しか付与されなくなります。

一応、ANA便利用時なら優先搭乗や手荷物返却の優先などのサービスはそのままですが、ANAラウンジからの締め出しは相当でかかったんです。

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2026年9月公表内容(確定版)

そして、ANA的に熟慮を重ねて(笑)発表した新制度がこちら。

まず、前年度のANAカード/ANA Pay利用金額に応じて「ANA SFC PLUS」と「ANA SFC LIGHT」の区分けを行なっていくこと、その区分け金額が年間300万円であることには変わりありません。

一方で、ANAラウンジについては、国内線は「混雑時を除き利用可能」、国際線は「羽田、成田、ホノルルのANAラウンジが利用可能」となりました。

なお、国内線のANAラウンジには、2027年度中に事前予約制度を設けるとのこと。

ということで、LIGHT会員にもANAラウンジの利用に関しては一定の譲歩を見せた一方で・・。

スターアライアンスゴールド会員資格は、LIGHT会員からは問答無用で剥奪。これは再検討後も変更なしでした。

スターアライアンスゴールド会員資格があれば、スターアライアンス便に搭乗時に、エコノミークラス搭乗であっても海外のラウンジを使えるなど、かなり大きな資格だったのですが・・。

これが、剥奪になります。

PLUS会員 LIGHT会員
条件 前年対象期間に300万円以上利用 前年対象期間での利用が300万円未満
ANAラウンジ 利用できます 混雑時を除き利用できます
スターアライアンス会員資格 ゴールド付与 シルバー付与
その他 +5,000マイルボーナス ANA運行便搭乗時はラウンジ以外のサービスはこれまで通り利用可能

ということで、ANAさんが熟慮を重ね(笑)再検討した結果、2026年9月に公表された改悪の内容がこちらですね。

ANAラウンジは混雑時を除き利用できるという玉虫色の決着(笑)。

あ、国際線はANAラウンジ(羽田、成田、ハワイ)であれば混雑時でも利用できます。

ということで、確実に剥奪されるのは、スターアライアンスゴールド特典になりますね。

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スターアライアンスシルバー特典

そして、LIGHT会員になるとスターアライアンスシルバー特典しか付与されなくなるのですが・・。

このスターアライアンスシルバー特典が、劇的にしょぼい(笑)です。

特典内容 シルバー ゴールド
空席待ち優先 あり(限定的) あり(より高い優先度)
空港ラウンジ利用 なし 同伴者1名まで世界中で利用可
優先チェックイン なし ビジネスクラスカウンター利用
優先手荷物取扱い なし 手荷物の優先タグ付け
優先搭乗 一部航空会社であり 原則として優先搭乗レーン利用
追加手荷物許容量 原則なし 多くの会社で無料枠が増える
優先保安検査レーン なし 設置空港では利用可

スターアライアンスシルバー会員の特典とゴールド会員の特典の違いが上記のとおりですが・・。

えっと、シルバー会員には、空席待ちの特典程度しかありません。

一方、ゴールド会員には、同伴者1名までの空港ラウンジ利用権があるので・・提携航空会社のフライトを利用する際にもラウンジが使えたのですが、その権利、剥奪です(笑)。

上記のとおり、ANAグループ便ご利用時はラウンジ利用以外のこれまで同様のサービスですし・・。

スターアライアンス加盟航空会社利用時はスターアライアンス・シルバー資格に準ずるサービスしか提供されません。

例えば、こちらは香港国際空港のANAラウンジ代替・・シンガポール航空のシルバークリスラウンジの入室条件です。

SFC会員で除外、スターアライアンス・シルバーで除外ということで、これまで利用できていた海外のラウンジが、利用できなくなります。

これまでは、ANA提携ラウンジがない空港でも、スターアライアンスゴールド特典でラウンジに行けてたんですが・・。

うーん・・これは厳しいな・・。

台湾桃園空港エバー航空ラウンジ訪問記!ラウンジの種類とANA便での入室条件を解説!

スターアライアンスゴールドメンバーとは?使えるラウンジなどメリットを解説!

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制度移行に向けて

と、いうことで・・2028年4月1日から改悪か・・まだ2年あるからどうするか考えよ・・。

って考えていた方も多いと思いますが・・実は、そんなに時間はないんですよね。

上記のとおり、2028年4月1日以降もSFCのフルサービスを享受したい!つまり、PLUS会員になりたい!!って方は・・。

判定期間が2026年12月16日〜2027年12月15日に設定されているので、この期間に300万円以上SFCもしくはANA Payを利用しなければ、2028年4月1日からLIGHT会員に分類され、少なくともスタアラゴールド資格は剥奪されます(笑)。

あ、ちなみに対象となるANA Payの利用は上記のとおりですが・・。

基本、SFCからANA Payへのチャージ&利用が対象!ってことになります。

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ANAの狙い

ということで、実質的にはLIGHT会員層への「混雑時の国内線ANAラウンジ利用権」「スターアライアンスゴールド会員資格」の剥奪・・。

という結果になったSFCの制度見直しですが、記者向けの説明会の一問一答を見ていくと、かなり興味深い発言が見られます。

あ、詳しくは上記のTraicyさんの記事からの引用になります。

個人的にまずムカついた(笑)のがこちら。

一問一答
  • 過去に「永遠のステータス」といった案内でSFC入会を促してきた経緯がある中で、今回の改定で保有期間(会員年数や既得権)に応じた緩和措置を設けなかった理由は何か。

    過去にプラチナメンバー以上に対して終身ステータスを示唆するような案内を行った歴史は事実であり、期待を裏切ることになった点については真摯に深く謝罪する

・・真摯に深く謝罪して終わりかよ(笑)。

えっと、これ景品表示法に違反すんじゃね?とかそういうレベルではなく、企業の姿勢の問題です。

ちなみに、搭乗当日にLIGHT会員が国内線ラウンジに入れるかどうかは、ラウンジ受付の判断によります。

つまり、経営は現場に判断とオペレーションを押し付けた、ということです。

・・現場は大変ですよね。絶対揉めるやん・・。

もう一つ、解せないのはそもそもANA SFCの改訂の理由はラウンジの混雑だったはずなんですが・・。

その理由の張本人と言えるラウンジは「空いていれば使える」という現場の判断に委ねた玉虫色の決着を見せた一方、全く関係ないスターアライアンスゴールドの剥奪は強行しています。

どう考えても、スターアライアンスゴールド会員資格が経営にとって重荷だったはずなんですが、そこには一切触れない・・というのも卑劣な感じがします。

正直・・企業としての姿勢がいまいちなんですよね。

もっとはっきり言えばいいのに。

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SFCかマリオットプラチナか

ということで、年間300万円以上利用しないとSFCのメリットが激減する改悪が目前に迫っているわけですが・・。

これって、要は「踏み絵」というか、顧客の選別策なんですよね。

陸マイラー活動の基本&王道は、陸でマイルを貯めてフライトを「無料」&SFCでフライトを「快適」に!しつつ・・。

マリオット・ボンヴォイ・アメックス・カードを年間500万円使ってポイントを貯めつつ&マリオットプラチナ会員資格を手に入れてホテルを無料&快適にする!

ってことになります。

でも、流石にSFCで300万円/マリオット・ボンヴォイ・アメックスで500万円・・合計年間800万円支出ってのは、ほぼ無理です(笑)。

ということで、陸マイラー的王道であるSFC&マリオットプラチナで旅を優雅に!ってのは、2者択一を迫られることになりそうですね。

個人的には・・マリオットプラチナの500万円決済を頑張って、SFCは一旦はLIGHT会員で耐えつつ、空港ラウンジはプライオリティパスに活路を見出す作戦を考えています。

ANA便かつビジネスクラス以上に乗れば、基本全て解決するわけですが(笑)、なんか乗りたくないという(笑)。

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まとめ

以上、予想はしていましたが、本当に直面するとかなり厳しい・・。

ANA SFCの改悪についてご紹介しました。

年間300万円以上の利用がないと、ANA便以外の提携航空会社ではほぼ平会員になることは確定です(笑)。

ANAラウンジも、お盆やゴールデンウィーク以外では使える・・ということですが、現場のオペレーションがカオスになる予感がしますね・・。

入れないSFC LIGHT民がブチ切れている光景が目にみえるようです(笑)。いっそ、除外日を決めた方がお互いにわかりやすいのに、それをしない経営陣が酷すぎて、現場が可哀想です。

詳細は、こちらの公式HPからどうぞ。

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