ハワイからの帰路は、往路と同じくアシアナ航空のビジネスクラスを利用し、ソウル・仁川空港経由で日本に戻ります。
そして、アシアナ航空のビジネスクラスって、とにかく機内食が凄いんですよね。ちょっともう無理です!!食べられません!ってくらいの機内食サービスが受けられる、アシアナ航空OZ231便ビジネスクラスの搭乗記をご紹介します。
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目次
チェックインは当然優先

まずはビジネスクラスお約束?のチェックイン格差から(笑)。エコノミークラスの列はこのように長蛇の列ですが・・。

ビジネスクラスは・・ガラガラ。さらに・・・

ダニエル・K・イノウエ空港では、全てのエアラインでのビジネスクラス以上の乗客は、出国審査+手荷物検査では、この「ゴールドレーン」が利用できます。この専用カウンター&ゴールドレーンの効果で本当に「あっ」という間に出発制限エリアに出ることができました。
私が陸マイラー活動やってなかったら、まずハワイに来ることも無かったでしょうし、来たとしてもエコノミーの列に並んでいたことと思います。何事も実践あるのみ!ですね。リサーチし、実践しさえすればお金をそんなに使わなくてもこんなリッチな経験ができるんです。

この後は、全く逆方向のエバ・ウイング側にあるANAラウンジを目指します。ANAラウンジはスターアライアンス提携航空会社のビジネスクラス搭乗者でも利用できるんです。

出発時間まで、このANAラウンジでのんびり・・といきたいところなのですが、このANAラウンジからアシアナ航空の搭乗ゲートまではなんと歩いて25分くらい掛かります。
残念ながらあんまりのんびりもしておられず、出発時間の約50分前に、ラウンジを後にしました。ラウンジの様子は以下の関連記事で詳しく解説しています。
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搭乗も当然優先

ANAラウンジがあるのが、上記C4ゲート。ここからアシアナの搭乗ゲートであるG1ゲートに到着するまでに・・本当に徒歩25分かかりました。子連れの足ということもありますが、ゲート間の距離が本当に遠いのでお気を付けください。

到着して程なくして搭乗開始です。ビジネスクラスなので当然優先搭乗サービスあり。ウエルカムドリンクサービスもあるので、ささっと搭乗します。


機材は安定のA330。ライフラットシートですが日中の路線ですし特段問題はありません。
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ウェルカムドリンク&アメニティ

ウエルカムドリンクは水かオレンジジュース。シャンパンは何かの規定?規則?により離陸前は提供できないとのこと。全然OKですけどね。私は水を、子どもはオレンジジュースをもらいました。

離陸前におしぼりのサービスもあり。このあたりはさすがにフルサービス・キャリアですね。安心感があります。

このままの勢いでアメニティもご紹介しておきます。こちらも往路と全く同じロクシタンです。

中身はこんな感じ。右からティッシュ、耳栓、歯ブラシ、くし、ロクシタンのアメニティ(ハンドクリーム、フェイスクリーム、リップ)、アイマスクに靴下です。
ロクシタンのアメニティは嬉しいですね。ただ、この歯ブラシが・・歯ブラシの毛が抜けまくって気持ち悪かった・・。

離陸です・・。遠ざかる真珠湾・・。この時思いましたね。「絶対に、また来年も来よう!」と。
・・ということで、帰国後速攻でA380プレミアムエコノミークラスを大量のANAマイルで大人買い的に予約してしまったことはこのブログでもご紹介した通りです。
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昼食は洋食か韓食

飛行機が水平飛行に入ると、ちょうど時間はハワイ時間13時過ぎ。1回目のランチです。

ファーストドリンクは、当然シャンパン。

本日のシャンパンは英国王室御用達の「ローラン・ペリエ・ブリュット」。美味しいシャンパンでした。
洋食メニュー
では、洋食メニューからご紹介していきます。

- カナッペ:鶏むね肉とサーモンのタルタル
- 前菜:プロシュートハムとかに肉のサラダ
- スープ:キノコのクリームスープ
- メイン:「牛ヒレステーキ」or「サーモンのクリームソース」or「鶏むね肉のハーブバターソテー」
- チーズ:ブリー、ゴーダ、チェダー
- デザート:プラリネケーキもしくはフルーツ
- コーヒー、お茶
しかし・・凄まじいまでのフルコースですね。子どもは二人とも「牛ヒレステーキ」をオーダーしました。私と妻は韓国食にしました。

まずはカナッペ。鶏むね肉のカナッペと、サーモンのタルタルです。

見てお分かりのとおり、これ絶対に美味しいやつです。シャンパンのつまみとして最適ですね。これは洋食・韓食共に共通メニューです。

洋食メニューでは、ここでパンも配られます。息子がもらったのは安定のガーリックトースト。

洋食の次のメニューは、前菜の「プロシュートハムとかに肉のサラダ」です。

すげえ・・かに爪ですよ?最近日本ではなかなか見ませんね。なんかゴージャスな気分になれますよね。

ドレッシングは、フルーツベースでこれが激美味しい。ちなみにドレッシングの隣にあるのはメロンです。

このサラダ新鮮で美味しかったですね。でも、これまだ前菜ですからね?凄いボリュームです。ペース配分を意識しないと、メインまでたどり着きません。

次は、キノコのクリームスープ。これは明らかに子どもの好きそうなスープですね。

ご覧のとおり結構濃厚なんですが、やはり子どもの口にあったようで完食してました。

そして、やっとメインの牛ステーキのボルドレーズソース添え。ボルドレーズソースはフランス料理の代表的なソースです。いわゆるドミグラスソースっぽい味をご想像ください。

アップで見てみましょう。なかなかのグッドルッキングなステーキです。これランチですから凄いですよね。

子どもには切りづらいため、切ってあげたら・・。

いつの間にか完食しておりました。付け合わせの野菜も食べるように!と指導したら、これも美味しいと食べてましたね。ただ、子どもはさすがにここでギブアップです。

ここからさらにチーズ、デザートと続きますが、このチーズには手を付けることすらできずギブアップ。ここからさらにデザートは絶対無理なので、全て下げていただきました。
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韓国食

次にご紹介するのは、私と妻が注文した韓国食です。
- カナッペ:鶏むね肉とサーモンのタルタル
- 前菜:ホバクジョン(韓国カボチャのチヂミ)
- スープ:かぼちゃのお粥
- メイン:ビビンバ膳
- デザート①:栗ようかんとミカンの油菓
- デザート②:プラリネケーキもしくはフルーツ
- コーヒー、お茶
メインは安定のビビンバです。アシアナ航空に乗ったら絶対に韓国食だと思います。日系の航空会社の和食が美味しいのと同じで、やっぱり本場が一番ですよね。

このようなワゴンで、一人ひとり配膳してもらえます。

まずはカナッペ。これは洋食・韓国食共に共通メニューです。

そして、韓国食前菜その②がこちらのホバクジョン(韓国カボチャのチヂミ)です。

韓国カボチャというものについて知らないのですが、一般的に考えるカボチャっぽい感じは全くない、美味しいチヂミでした。この赤いトウガラシのような野菜がアクセントになって、これはかなり美味しいです。

スープは、カボチャのお粥。これは完全にカボチャでした。

カボチャですのでかなり甘い。赤ちゃんが食べるカボチャの裏ごしみたいな感じですね。さすがにちょっと重くて、大量には食べられませんでした。

そして、本日のメインがこちら!ビビンバ膳です。
アシアナ航空のビジネスクラスの定番料理ですが、定番になるのにはそれなりの訳があります。つまり、美味しいんです。

ナムルや牛そぼろなど、少なく見えますが実は具材は超たっぷりです。

干し海老入りの味噌汁、キムチ、小魚の佃煮風、そして大量のコチュジャンが添えられています。
では、早速ビビンバを作りましょう。

この熱々のご飯を、ビビンバのお皿に投入します。

コチュジャンも入れちゃいましょう。

えいや!って感じですね。私は当然ながら全部入れました(笑)。

そして、お好みでこのごま油を。絶対にいれた方が美味しいので、入れちゃってください。機内食でカロリーを気にしていても仕方ありません。
後は、全ての具材が調和するまで、グルグルと混ぜます。

完成です。めっちゃ美味そうです。今見ても涎が・・。

これヤバいです。子どもにはちょっと辛くてダメでしょうが、大人は絶対にビビンバ膳がおススメですね。

箸休めのキムチがこれまた最高。本当に美味しく、ぺろりといただきました。

そして、食後のデザート①栗ようかんとみかんの油菓。みかんの油菓・・なんか口の中がモッフモフになるんですけど、こんなお菓子なんですかね?

ここで、食後酒としてポートワインをもらいます。

そして・・デザートも出たしこれで終わりかと思ったら、さらにケーキかフルーツがあるというではありませんか!そんなに絶対食えないですって・・。

とりあえずフルーツをもらいましたが、一口ぐらいが限界でしたね。

食後ももう少しチビチビと飲んでいると、ナッツをもらえました。しかし・・お腹いっぱいでナッツすら食べられない・・。
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お昼寝タイム
昼食が終了すると、照明が落とされお昼寝タイムです。子どもは全然寝れない!と機内映画を見ていましたが、私は寝ます。

寝酒の定番、シーバスリーガルをソーダ割で。

お手洗いで歯磨き。歯磨き後にマウスウォッシュを利用すると、かなりさっぱりできます。

では、寝ます。172度までしか倒れないライフラットシートですが、これが十分眠れるんです。では・・おやすみなさい・・。
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間食は辛ラーメン

約3時間強ほど昼寝をして、起床したのが残りの飛行時間が約3時間30分の時点。そして、機内に漂うこの香りは・・そう、「辛ラーメン」です。周囲の起きている方は、ほとんど食べてたんじゃないでしょうか??

お好きな時に食べられるメニューとして、辛ラーメン、サンドイッチ、フルーツが選べるんですよね。
これは食べるしかないでしょう、ということで注文しました。「まだ食うのか」といわれそうですが、この辛ラーメンの匂いには抵抗できませんよ・・。

辛ラーメン!めっちゃジャンキーな香りがしますが、これが食欲をそそります。

パンチャン(おかず)として、キムチと漬物も付いてきます。

そしてこの辛ラーメン、これが普通に美味しい。というか、機上で食べるラーメンってなんでこんなに美味しいんでしょうね。

娘はサンドイッチが食べたいというので、頼んだものがこちら。これがまず結構デカい。そして、不可思議なのがその味。なんとバターとブルーベリージャム・・に、何故かハムが挟まっているというあまり日本では考えられない味付けでした。
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到着前の軽食
そうこうしているうちに、飛行機は到着約2時間前。到着前の軽食の時間です。というか、食べて(ランチ)、寝て、食べて(辛ラーメン)、食べる(到着前の軽食)という、もうなんかずっと食べているかのような食っちゃ寝生活です。
そして、到着前の軽食・・なんですが時間的には夕食の時間帯ということもあり、これが滅茶苦茶ボリューミー(笑)。凄いんです。

- 前菜:イカサラダとホタテの焼き物
- メイン:「エビ・ホタテ貝柱の料理」または「ビーフストロガノフ」または「エビとブロッコリーのお粥」
- デザート:フルーツ
- コーヒー、お茶
全然軽食じゃないじゃん!って感じのしっかりとしたメニューなんですよね。私と妻は「エビとホタテ貝柱の料理」を、そして子どもたちはビーフストロガノフを注文です。

まずは共通メニューのイカサラダとホタテの焼き物。

そして、これが滅茶美味しい。このタイミングでこんなに新鮮な魚介が食べられるのは結構凄いですよね。

そしてこちらが私と妻が注文した「エビとホタテの料理」。
エビとホタテのソテーのクリームソースに、ご飯と焼き野菜が添えられた料理です。サラダのホタテと、またホタテ!って感じだったので、ビーフストロガノフでもよかったかな。

そして、何故か配られたのがこの「コチュジャン」。まさか・・この料理にコチュジャンをかけると別の料理になるんですけど・・と思っていたら、周りの皆さんはお構いなしでガンガン入れてました。

ということで、私も途中から「味変」のためにコチュジャン投入。なんかホワイトソースが台無しになるかと思いましたが、意外にそんなこともなく、普通に食べられました。郷に入れば郷に従え、って感じでしょうか。

そして、子ども達注文のビーフストロガノフです。

アップで。ちなみに、ビーフの下にあるのはシュペッツレ(ドイツの柔らかい卵麺)です。

最後に、フルーツとお茶で〆です。
とにかく、食って、寝て、食う!という機内食一色!って感じのフライトでしたね。アシアナ航空は本当に機内食のレベルが高いので大満足なんですが、絶対に全部食べきれない!ってくらいのボリュームがあります。
あらかじめラウンジでご飯とか食べちゃだめですね。
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到着

OZ231便は、ほぼ定刻通り仁川国際空港に到着です。
本当ならこの日のうちに日本に帰りたいんですが、名古屋便の接続が滅茶苦茶悪く、当日中に日本に戻れないんです。仕方ないので、空港近くのホテルに1泊して、翌日朝に日本に戻ります。
さて、このアシアナ航空OZ231便ビジネスクラスの搭乗記ですが、ここまで機内食を中心にご紹介したように見えるかもしれませんが、フライト時間がずっと日中ということもあり、ガッツリ系の機内食が2回も提供されるので、本当に機内食中心のフライトなんです。また、CAさんは皆さん超絶美人でサービスもよく、半数以上の方は日本語も堪能ですので、日系のフライトのように安心して搭乗することができました。
以上、OZ231便ビジネスクラスの搭乗記をご紹介しました。往路、OZ232便ビジネスクラスの搭乗記は以下からどうぞ。
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