【販売開始】スターフライヤーのサブスク(定額乗り放題)サービスとは?移住者向け新しい乗り放題モデルを解説!

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2022年10月・・日本経済新聞に掲載された興味深い記事で検討中であることが明らかになったあのスターフライヤーの定額乗り放題チケットが・・。

ついに、本当に販売開始です!!

これ、これまでの旅行好きを対象とした「定額でどこでも行き放題!乗り放題!」ってサービスではなく、なんと首都圏から本拠地福岡県への移住者を意識した・・。

移住を検討している方にぜひ検討していただきたいサブスクサービスモデルなんです(笑)。

リニア中央新幹線が完成したら、大阪/名古屋から首都圏への通勤も可能なんじゃね??ってことはリニア着工時に話題になりましたが・・。

まさかの、リニア中央新幹線区間をすっ飛ばした福岡から首都圏への通勤の、飛行機バージョンです(笑)。

ついに販売開始になった・・なかなか面白い、スターフライヤーさんのサブスクサービスモデルについて簡単に解説します。

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STAR PASSの概要

では、ついに新たに販売が開始となった・・。

スターフライヤーさんの航空券定額制乗り放題サービス「STAR PASS」「STAR PASSユース」の概要から見ていきましょう!!

まず、肝心のお値段乗り放題の期間対象路線がこちら。

お値段的には、12歳以上の全年齢層を対象とした「STAR PASS」が150,000円/30日12歳以上26歳未満限定「STAR PASS ユース」が40,000円/30日となっています。

多分学生向けだと思いますが、ユースの金額は・・これは破格(笑)と言って良いですね。

そして、対象路線ですが・・これなんと北九州ー羽田線の一択なんですよね(笑)。

え・・単純往復やん・・ってことなんですが、これ、実はこのスターフライヤーさんのサブスク戦略(狙い)大きく起因するものなんです。

この戦略は、後ほど詳しくご紹介します。

なお、対象となる搭乗期間は、とりあえずは2023年5月15日(月)〜6月13日(火)の30日間となっています。

これ、実はサブスク戦略的に狙っている層の方にとってはちょっと・・いやかなり微妙な設定なんですが・・流石にいきなり長期間の設定は、危険度が高いと踏んだのだと思います。

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搭乗・予約方法

そして、このサブスクサービスの予約方法等も簡単に。

まず、この「STAR PASS」「STAR PASS ユース」では、当然ながら乗り放題チケットですので期間中は北九州ー羽田便に限っては乗り放題ですが・・・。

上記のとおり、「朝便・昼便・夜便」の時間指定までしかできず、朝・昼・夜のスターフライヤーからの指定便に搭乗することができます。

また、STAR PASSの場合前日STAR PASS ユースの場合3日前の指定時間までに、予約の必要があります。

また、搭乗ごとに別途空港施設使用料の支払いが必要になるので、ご注意をお願いします。

そして、この「STAR PASS」「STAR PASS ユース」ですが、当然ながら乗り放題パスということで、販売枚数は限りがありまして・・。

STAR PASSは20枚STAR PASS ユースは70枚までの限定販売となっています。

そして、この合計90枚のチケットは・・当然ながら抽選販売です(笑)。

当選に当たった方のみ、このSTAR PASSもしくはSTAR PASSユースを購入することができ、専用サイトから予約ができるようになる!!って形式です。

が、これ何しろ乗り放題ではありますがそうはいっても「北九州ー羽田」間の単純往復チケット・・。

つまり、「定期券」のようなものなので、北九州在住者もしくは東京在住で頻繁に北九州方面に用がある方以外にはほぼ意味がないチケットです。

これ、意外に当選確率高いかもしれません(笑)。

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スターフライヤーのサブスクモデル

そして、今回のスターフライヤーさんのサブスクサービスの戦略(狙い)がこちら。

実は、スターフライヤーさんの公式プレスではなく、上記日経新聞さんの取材記事で初めて紹介されたものです。

  • 福岡県内の住宅の家賃と、東京―北九州間の航空券をセットにしたサブスク。
  • 飛行機は原則乗り放題に。
  • スターフライヤーがリモートワークの多い首都圏の会社員に、福岡への移住を促します。

上記のとおり・・。

なんと福岡県内の住宅の家賃と、東京ー北九州間の航空券をセットにしたサブスクなんですよね(笑)。

つまり、コンセプトとしては、リモートワークが多い首都圏の会社員さんに、福岡(北九州)への移住を促すというものなんです(笑)。

旅好きの方に定額乗り放題チケットを販売する!ってのは、ガチで乗りまくられて採算的に厳しいことが多いのも事実ですので・・。

かなり特殊なカスタマー(笑)である旅好きをターゲットにするのではなく移住者をターゲットにするってのは・・これはかなり斬新なアイデアだと思います。

乗り放題と言っても、乗り放題なのはあくまで東京ー北九州間だけなので、もうどこでもいいから飛行機に乗りたい乗りたい乗りたいっていうガチの飛行機フェチの方以外には、そこまで乗ろうということにもならないでしょうし・・。

普段はリモートワーク中心だけど、出社の必要がたまにある!って方には、サブスクでいつでも首都圏に無料で乗り放題で行ける!ってのは、かなりの安心感がありますからね。

これ、なかなか面白いアイデアだと思います。

また、「STAR PASS ユース」は、多分ですが大学生とか首都圏の学校に通う学生向けのサービスですかね??

普段はリモートだけど、たまに学校行く!!なんて学生さんには、多分STAR PASS ユースのサービスがピッタリだと思います。

ただ・・販売期間が当初は30日限定なので・・30日限定で移住・・とはなかなか考えにくいので、ここは今後の継続販売に期待!!ってところですかね。

スターフライヤーの横江友則会長が日本経済新聞の取材に応じ、

  • 「マンションや一軒家の家賃と、北九州空港と羽田空港の往復航空券をセットにしたサブスクを23年春までに始める。早ければ22年内にサービス概要を発表したい」と語った。

スターフライヤーの横江会長のコメントによる・・開始時期のイメージがこちら。

なんと、2023年春までにサービスインを予定しており、早ければ2022年内にサービス概要を発表するとのことでしたが・・。

本当に2023年春にサービス開始してきました!!

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移住先は北九州?

ただ、これは繰り返しですが・・フライトの出発地が北九州空港限定なんですよね(笑)。

スターフライヤーの本拠地(本社所在地)は北九州市ですのでまあそれはそうなるんでしょうが・・せめて博多(福岡市)にしてほしかった・・ってのは多くの方が思うかもしれません(笑)。

福岡国際空港はめちゃ市街地にありますからね。

ただ、北九州市って意外にデカくて、九州の玄関口に位置する人口93万人の政令指定都市ですし・・。

新幹線に乗れば博多駅まで15分というめちゃくちゃ便利な地域です。

自然豊かで・・関門海峡なら釣りもできますし、なかなか良いところですからね。

  • 福岡空港と羽田空港を結ぶ航空券と家賃がセットのサブスクも有力とした。
  • 福岡市は大企業の支社・支店が多く、単身赴任者向けの法人需要も見込めそうだ。

あ、福岡空港と羽田空港を結ぶ航空券と家賃セットのサブスクも検討中だそうです。

「福岡市は大企業の支店・支社も多いので、単身赴任者向けの需要も見込めそうだ」というのはその通りですが、後は金曜夕方や日曜夕方の予約の取りやすさ次第・・って感じですかね。

以後の展開は、この「STAR PASS」「STAR PASS ユース」の売れ行き&成否次第!って感じなんだと思います。

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サブスクの狙い

そして、このサブスクの狙いですが・・。

これが、めちゃくちゃわかりやすいんです(笑)。

例えば、こちらは「CHINTAI」様調べの東京都23区内での2LDKの家賃相場ですが・・軒並み20万円台後半とめちゃくちゃ高いですよね。

一方で、同じく北九州市の2LDKの家賃相場・・同じく「CHINTAI」様調べの相場ですが・・。

大体6万円程度と・・3分の1〜4分の1程度です(笑)。

当然、もう少し広い戸建ての賃貸とかでも、同じような家賃で借りることができます。

その家賃差は、約20万円くらいあるんです(笑)。

  • 横江氏は新サービスの想定利用者を「東京の賃貸マンションに家族で住んでいる会社員」と説明。
  • 月額料金は「東京23区の家族向けマンションの家賃と同水準にしたい」という。
  • 家族で福岡の物件に移住してもらい、仕事などで必要なときはいつでも東京に飛べるようにする。
  • 「東京とほぼ同じ家賃で、東京より広い福岡の家に暮らせる上に、飛行機に乗り放題となれば、利用者の満足度も高まる」と強調する。

そして、このスターフライヤーのサブスクサービス構想に対する横江会長のコメントがこちらですが・・。

狙いは、「東京の賃貸マンションに家族で住んでいる会社員」なんです(笑)。

確かに、東京より超絶格安のお家賃・・というか、信じられないくらいお家賃相場が違うので、東京より広いお部屋に住めて・・。

普段はリモートなんだけど、出社の必要があればサブスクで無料でフライトし放題!ってのは・・。

実は、かなり魅力的なんじゃね?って思いますね。

その他、九州や中国・四国地方出身者の方も、地元の近くに住める!しかも首都圏が毎日ではないにせよ必要に応じて通勤圏内ってのは・・かなり魅力的なんじゃないかと思います。

また、STAR PASSユースの方は、なんと30日間乗り放題でたったの40,000円ですので、大学生の東京までの1ヶ月定期と考えれば多分激安だと思います。

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まとめ

以上、かなり斜め上(笑)というか、面白いアイデアであり・・。

なんと、本当に発売開始!となった、スターフライヤーさんの、福岡(北九州)移住者向け家賃+飛行機サブスクリプションプランについて解説しました!!

確かに、特にモバイルワーク主体であるサラリーマンの方であれば、家賃の高い東京23区内に生活する意味はほとんどないので・・。

この機会に、北九州or福岡に移住して、必要ならサブスクでフライトで出社!ってのもありなのかもしれません。

個人的には、九州から首都圏へ通勤ってのは夢のまた夢!って感じだったので、これ結構夢のあるサービスだな・・と思います!!

また、当初のターゲットである移住者に加え、学生を狙ってきた!!ってのも、なかなか面白いと思います。

果たして採算性は?など気になる点は多いですが、注目したいと思います!

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