ベトナム航空VN343便ビジネスクラスでベトナム/ホーチミンに行ってきました!
ベトナムってANA陸マイラーには縁遠いっていうか、要は特典航空券が取りづらいので(笑)なんか学生時代以来行ってなかったんですが・・。
2024年に入り、ベトナム航空のANAマイルでの特典航空券がANAのWEBサイトから予約できるようになったことで、格段に身近になりました!
しかも、ベトナム航空の特典航空券って燃油サーチャージが不要なので、めちゃ気軽に取れるんです(笑)。
あ、ベトナム航空の所属する航空アライアンスってANAが所属するスターアライアンスじゃなかったよね?っていうか、そもそも別アライアンスのスカイチームじゃね?
なんでANAマイルで特典航空券が取れるの?的な疑問へのご回答は、以下の関連記事にまとめています。
で、ベトナム航空のビジネスクラスですが・・。
さすが、ファーストクラスを有さないため実質ベトナム航空の最上位クラスということもあり、めちゃ気合いの入ったサービスが超絶好印象でした!!
早速、搭乗記をご紹介します!!
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目次
機内へ
この日はまずはせっかくビジネスクラスに搭乗するんだからということで・・。
まずは、中部国際空港セントレアの「プラザ・プレミアム・ラウンジ」に訪問後、搭乗します。
新型コロナ禍、その煽りを受けたANA国際線の中部国際空港からの撤退、超円安の進展など・・さまざまな要因もあり、東海地方在住者でありながら、セントレアからの国際線出発がなんと5年ぶり・・。
ものすごく久々のセントレアからの出国です。
そして、このベトナム航空ですが、これが唯一の欠点かと思いますが、フライトの遅延が多いことで有名です。
この日も、30分ほど遅延しての出発になりましたね。
あ、帰国便は深夜便なのに1時間遅延したので、出発便の30分程度の遅れは大目に見てください(笑)。
ただ、乗り継ぎの際などには乗り継ぎ時間的に大丈夫か?あたりがかなり気になると思いますので、旅行の計画の際は「ベトナム航空は遅延の常連」(笑)ってことだけご注意を。
ということで、ちょっと待ちましたが許容範囲内で機内へと向かっていきます。
フライトNo | VN343 |
出発地 | 中部国際空港(セントレア) |
到着地 | ホーチミン/タンソンニャット国際空港 |
出発時間 | 9:00 |
到着時間 | 13:05(現地時間)(日本時間:15:05) |
フライト時間 | 6時間5分 |
あ、このフライトの概要は上記のとおりです。
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シート/機内設備/アメニティ
ということで、早速搭乗して、まずは対面するのがこちらのシートですが・・。
これは事前にわかっていたことですが、ベトナム航空の機材は中小型機の「エアバスA321」と、中大型機に分類される「エアバスA350」「ボーイング787」の3機種しかなく・・。
A321の場合は、ビジネスクラスはこのとおり・・いわゆる「ライフラットシート」です。
で、名古屋路線の場合、基本はA321がアサインされます。
ベトナム航空の説明によると、ライフラットシートですが約10インチ(約25.4cm)倒れるということですが・・。
上記でご覧のとおり倒れる角度はかなり微妙です(笑)。
日中便では特段問題ない・・というか超快適ですが、夜間便はこれでは睡眠に向かう姿勢に差がありすぎるので(笑)やっぱりフルフラットには劣ります。
あ、A350とB787の機材はいずれもフルフラットなのですが・・。
A321に当たった場合はまあ、仕方ないですかね。
シート調節も、このような超絶アナログな代物(笑)。
ただ、この後ご紹介しますが食事などの機内サービスは期待を裏切らないので、短距離区間ですしシートが古いのは特に問題ないと思いました(笑)。
めっちゃ広いので、エコノミークラスに比べればガチ天国です!
シートモニターも、こちらの古めかしいタイプですが・・。
これは、機内Wifiを繋げばご自身のスマホをこのモニターがわりにできるようになっていました。
あとは、国際線ビジネスクラスということで・・。
こちらのサムソナイトのケースに入ったアメニティが用意されていました。
中には、「SPREKENHUS」のボディーローションにリップバター、耳栓、コーム、歯ブラシ、靴下に・・。
見切れてますがアイマスクが入ってました。必要十分ですね。
あとは、これのあるなしでは快適度が決定的に違う「スリッパ」。
フライトでは足がむくみがちですので、これは本当にあるとないとでは違いますね。
あとは、ヘッドホンですが・・。
先述のとおり、機内Wifiに繋げば機内エンターテイメントはご自身のスマホで楽しめるので、ご自身のスマホ用のAirPodなどをお持ちの場合そもそも使わないと思います。
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機内サービス/食事
ウェルカムサービス
ということで、正直機材的には少し古めですが・・。
ご安心ください。
機内サービスやお食事が機材の古さを上回るレベルで、これガチで「古き良き」ビジネスクラスサービスが楽しめるんです!!
特にお食事は本当にやばいです!!
もうANAさんとかでは古い昔になってしまった(笑)本当の意味での古き良き「ビジネスクラス」が味わえるので、ベトナム航空ビジネスクラスはガチおすすめなんですよね!
気合い入りまくって文章多くなったので(笑)再度見ていきますが・・・。
まずは、搭乗直後の温かいおしぼりサービスから。
布おしぼりってのがすごいのが、お分かりいただけますか・・。
ANAさんなんて、紙おしぼりですからね(笑)。
紙おしぼりももちろん悪くないですが、おもてなし感が相当違います。
ANAさんも、2017年くらいまではしっかりとした布おしぼりサービスを提供してましたから、ここは明らかにベトナム航空のすごい点なんです!!
続いて、ウェルカムドリンク。
「水」「オレンジジュース」「シャンパン」とのことなので、迷わずシャンパンをチョイス。
あ、これ当然ながら搭乗直後、エコノミークラスのお客様が搭乗中のサービスですからね?
これ、凄すぎません??
本当に・・個人的にエコノミークラスで国際線ってもう久しく乗ってないんですよね。
陸マイラーなので、国際線は基本ビジネスクラス=飛行機で海外に行くのにウェルカムドリンクでシャンパンって・・これ異次元のことなのに普通になりつつある・・。
いや、本当にこれ全て陸マイラー活動の成果です。
このフライトにかかった費用は・・燃油サーチャージ不要なので、陸で無料で貯めたANAマイル+約9,000円の空港施設利用料+税金の支払いだけですからね。
ほんとすごいと思います。
そして、ベトナム航空さんのサービスに戻りますが・・。
きちんとガラスのグラスに注がれての提供です。
・・安全上の理由でしょうから悪く言うつもりはありませんが、ANAさんはプラコップでの提供です(笑)。
回収漏れで離陸時に割れちゃったら危ないのでしょうがないのですが、これまたおもてなし感は相当違いますよね(笑)。
ということで、イイ感じにまったりしつつ・・。
ホーチミンに向けて6時間のフライトがスタートです。
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機内食
ということで、ベトナム航空VN343便エアバスA321が水平飛行に入って程なくして・・。
機内食サービスがスタートです。
まずは今度は専用のお皿に乗った形で温かいおしぼりの提供から。いや、本当にベトナム航空さんいちいちしっかりしてます。
基本をしっかり押さえてきますよね・・。
そして、テーブルに真っ白なベトナム航空のロゴである「ゴールデンロータス」の入ったクロスが引かれ・・。
機内食がスタートですね。
【先附】
【和食】
- あんば柿チーズ、炙り秋刀魚酢〆、栗甘露煮、鶏松風、鰊昆布巻き、蛸柔らか煮と姫オクラ串
- 蟹と湯葉の柚香ジュレ添え
- 大根含煮 鶏そぼろ味噌
- 味噌汁
- 香の物
- メイン:豚しゃぶおろしポン酢餡 または 鰆青さバター焼きと野菜の煮物
【洋食】
- モッツァレラチーズとスライストマトのカプレーゼスタイル、バジルソース、ローストビーフ、マスタードソース
- 浅利のクリームスープ
- フレッシュベジタブルサラダ
- メイン:鶏胸肉のソテービガラードソース添え、ローストポテト、ブロッコリー、キノコ または カラスカレイの煮込み ガーリックジンジャーソース添え、炒飯、野菜炒め
【食後に】
- チーズセレクション、クラッカー
- フレッシュフルーツ
- デザート
で、メニューがこちらなわけですが・・。
個人的なおすすめは和食かと(笑)。あくまで個人的ですが、理由はご覧になっていただけるとお分かりかと思います。
で、まずは和洋共通の先附からスタート。
アペリティフ用のおつまみ3種と、おかき(笑)ですね。ドリンクはシャンパンをいただきました。
シャンパンはこちらの「Champagne Marquis de Sade Brut」って銘柄らしいです。
あ「らしい」って言うのは・・航空会社によってシャンパンの扱い銘柄は違いますが、通の方も利用されるので、変なものを出されることはありませんからね。
特に銘柄を気にすることはなくなりました。
あ、私は全く通ではないので、辛口の「Brut」であれば味の違いはよくわかりません(笑)。
しかしアペリティフから飛ばしてますね・・・。
これ、なかなかに美味しそうってのが、画像からもお分かりいただけるかと。
シャンパンに合いまくります。これはなかなか期待が持てる・・というか、ANAさんレベルを遥かに超えてます。
- あんば柿チーズ、炙り秋刀魚酢〆、栗甘露煮、鶏松風、鰊昆布巻き、蛸柔らか煮と姫オクラ串
- 蟹と湯葉の柚香ジュレ添え
- 大根含煮 鶏そぼろ味噌
そして、アペリティフをいただきましたら、和食の前菜がサーブされますが・・。
ご覧のとおり、これやばいです(笑)。
名古屋ーホーチミンというかなりのローカル路線で、こんなレベルの和食がいただけるのはとんでもない(笑)。
個人的に、日本発路線の和食は、本場日本製造の逸品が搭載されるので日本発便は和食超おすすめ!ってのをモットーにしているのですが、これはこの自分のモットーを信じて正解でした。
この八寸がまず絶品。
一品一品しっかり作られていて、お酒も進みすぎです・・。この短距離路線でこれはやばい・・。
小鉢の「大根含煮 鶏そぼろ味噌」と「蟹と湯葉の柚香ジュレ添え」もさすが!
日本酒?って感じですが、ここは自重してビールをオーダーしてメインに備えます(笑)。
で、このめちゃ美味しいアペリティフと前菜をくぐり抜けて・・。
メインがこちら。
- 鰆青さバター焼きと野菜の煮物
- ご飯
- お味噌汁
- 香の物
メインは「豚しゃぶおろしポン酢餡 または 鰆青さバター焼きと野菜の煮物」ってことでしたが、鰆青さバター焼きと野菜の煮物にしましたが、これが大絶品(笑)。
この鰆の青さバター焼き・・。
この野郎・・絶品すぎだろ(笑)。ご飯に合いまくって最高です!ベトナム航空ビジネスクラスの和食は凄すぎですね。
あ、お碗(お味噌汁)に蓋がついていたので、もう一回全貌をご覧ください。
これ、前菜&先附が提供された後の佇まいですからね?これがこの路線のメインですが、すでにメインを2つクリアした後で、このレベルがくるんです。
ベトナム航空🇻🇳さんのビジネスクラス和食・・やばすぎ破壊力です。
そして、もう一言だけ言わせて欲しい・・鰆の青さバター焼きなんて、美味しすぎだろ!!ご飯足りんわ(笑)!!
美味しかったです。
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チーズ/フルーツ/デザート
ということで、すでにもうお腹いっぱいなわけですが・・。
ここからさらに加速するのが、ベトナム航空さんのビジネスクラスなんです!
いやー、美味しかった・・もう十分です!って感じですが、ここからチーズ/フルーツ/デザートという、ビジネスクラスのフルコースの嵐が吹き荒れていきます。
ここまでの和食がサクッと撤収されまして・・まっさらなお皿がセット。
ここから、食後のチーズ/フルーツ/デザートタイムです(笑)。
まずはチーズ&クラッカー。
すでに相当キてましたが、ここは白ワインをオーダーして、カマンベールとブルーチーズを合わせていきます。
ワインも、白2種類、赤2種類程度揃っていて完璧でしたね。
銘柄というより、葡萄の種類でお好みを選ぶ・・つまり、ワインの出来はいずれも完璧という自信を感じられるチョイスなんだろうと思いました。
そして、間髪入れずにフルーツをドーン!!
フルーツ美味しそうすぎるやろフルーツ・・パイナップルお願いしました(笑)。
ということで、こちらは相当攻められてますが・・。
最後に、デザートをドーン!これはやばすぎるやろ・・。
ということで、圧倒的な攻勢に圧倒されそうですが(笑)。手前にあるストロベリーアイス(ベリーソース添え)は、確実にもらっておきましょうね!!
ということで、こんな感じチーズとクラッカーとフルーツとデザートをいただきました。
後悔はしてません(笑)。
特にこのストロベリーアイスのベリーソースが最高でした。
メインコースが終了してからのチーズ&クラッカー、フレッシュフルーツ、デザートの展開がめちゃ濃厚なので、置いていかれないようにしてください!!
最後に、多分コースの最初かな?に注文したブラックコーヒーで一旦お食事終了です。
いや・・これ本当に凄すぎるんですけど・・下手するとANAファーストクラスに匹敵するんじゃね?ってくらいの、凄まじいビジネスクラスサービスだと思いました。
あ、ガチで乗った私が言ってますから、間違いはありません。
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カクテルタイム
怒涛のお食事タイムが終了しましたら・・・。
あとはまったりタイムです。
お食事タイムにかかる時間は約2時間ですので、到着までは約4時間ありますからね!
で、このベトナム航空ビジネスクラスの特徴のもう一つが・・。
スペシャルドリンク&カクテルが異常なまでに豊富なこと。
ということで、まずはカクテルから「ハローベトナム」を注文しちゃいました。
ハローベトナム!!
・・カクテルですので、ちょっと甘めですが、まったりタイムには適切なチョイスかと。
その後、到着を前に適当に保管しといた動画などを見つつ・・。
最後に、ベトナムコーヒーをオーダー。
しっかり混ぜられて提供されましたので、当初から甘みが勝ってましたが、ベトナムコーヒーの良さは十分に楽しむことができました!!
ベトナムコーヒーも、十分楽しめてしまいます!!
最後に、なぜか日本のボトルウォーターをいただきまして・・・。
無事、ホーチミンシティに到着です!!
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到着
ということで(笑)、ホーチミンシティに到着です!!
活気ある都市ですが、ちょっと大気汚染ありますかね(笑)。
到着は沖止め(ボーティングブリッジではなく、バスでの送迎)でしたが・・。
ご覧のとおり、ビジネスクラス搭乗者は超絶優遇のビジネスクラス専用バスでの送迎でした。
優遇・・すごすぎですね。
で、空港から出たらすぐこれ(笑)。
ホーチミンの活気凄すぎですよね。
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まとめ
以上、ベトナム航空名古屋ーホーチミンVN343ビジネスクラス搭乗記をご紹介しました!!
えっと・・まずはすごいのはこのビジネスクラスサービスですよね。
はっきり言って、ビジネスクラスのサービスとしては、ANAさんを完全に凌駕しているんではないかな?と思っちゃいます。
それだけ、ビジネスクラスが超絶強い航空会社さんです。
ベトナム航空VN343ビジネスクラス・・名古屋からホーチミンに行くなら最高の選択肢かと思います!!
ANAマイルなら燃油サーチャージ不要で予約できるので、下記関連記事からぜひANAマイルを貯めちゃいましょう!!
あ、このあとはホーチミンシティ観光を満喫しまして・・。
タンソンニャット国際空港国内線ビジネスクラスでハノイに移動し、名古屋に帰国です!!
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年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
【まずここからご覧ください】当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券をガンガン発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。
私は夫婦で年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。