ハンガリーの首都ブダペストの空の玄関口、リスト・フェレンツ国際空港。
楽しかったハンガリー旅行から日本への帰国便。まずはルフトハンザビジネスクラスLH1337便でフランクフルトへと飛びます。
リスト・フェレンツ国際空港はこじんまりとした空港ではありますが、一応ハンガリーの首都国際空港なので、ルフトハンザを含むスターアライアンス指定のビジネスクラスラウンジは完備しています。
今回は、スターアライアンス加盟航空会社と、プライオリティ・パス保有者が利用できる、「プラチナ・ラウンジ」というなかなかにレアな航空会社ラウンジを利用しましたので、訪問記をご紹介したいと思います。
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目次
なかなか認知が進まない空港名称
ハンガリー首都国際空港でもある、リスト・フェレンツ国際空港。
ハンガリー出身の大音楽家リスト・フェレンツ(ドイツ名:フランツ・リスト)生誕200年を記念して、2011年にこれまでの「フェリヘジ国際空港」から「リスト・フェレンツ国際空港」へと名称が変更されました。
が、いまだかなり認知度は低いようです。Googleマップでもいまだに「フェリヘジ国際空港」表記でしたからね。
空港入り口にもリストの「リ」の字もありません。
なんか書いとけば、もう少し認知度も上がると思うんですけどね。
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ルフトハンザのエコノミークラスカウンターは大行列
ハンガリーには、もともと「マレーヴ・ハンガリー航空」という国営のフラッグ・キャリアがあったのですが、2012年にまさかの破産。
なんと、国営キャリアが無くなってしまいました。このため、格安航空会社とルフトハンザがほとんど国営キャリア張りの存在感を発揮しています。
そして、もちろんのことながらドイツを中心に広いネットワークを有するルフトハンザの存在感は半端なく、カウンターもめちゃ多いですし、このとおり、エコノミークラスのカウンターはかなりの行列。
一方、ありがたいことにビジネスクラスカウンターはご覧のとおり「ガラガラ」。
ファースト/ビジネスクラスの恩恵を感じる瞬間です。
これだから、陸マイラーってやめられないんですよね。
入国審査もサクッと終了。ラウンジを目指す
出国審査、手荷物検査は、特にビジネスクラス優先のファストレーン等は無し。
でも、余り搭乗者も多くなかったので、サクッと通過できました。出国審査後には、上記のとおり新しくなった「スカイコート」が広がっています。
以前のフェリヘジ空港時代はちょっと暗い感じの、いかにも中欧の空港というイメージでしたが、この「スカイコート」がオープンし、一気に明るい感じの空港に生まれ変わりました。
聖イシュトヴァーン大聖堂の前にあるメジャーな土産物屋「MEMORIES OF HUNGARY」なども出店しているので、少しだけ店を覗いて・・・でも特に何も買わず、ビジネスクラスラウンジを目指します。
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ビジネスクラスラウンジの場所
この開放的なスカイコートの2階は、フードコートになっており、ここにラウンジも設置されている、という案内になっています。
とりあえず、2階へ行ってみましょう。
エスカレーターで2回に上がったちょうど正面にあったのが「MENZIES LOUNGE」。
プライオリティ・パスで使えるようですが、私の搭乗するルフトハンザのビジネスクラスでは使えないようです。
その隣が、「スカイコート・ラウンジ」。エアチャイナなど一部のスターアライアンス系列の航空会社が使えるようですが、やはり、ルフトハンザは使えません。
その隣が、マスターカードラウンジ。
マスターカードのゴールド以上の保有者が利用できるようで、手持ちのマスターカードゴールドで入ってやろうか・・とも思ったのですが、よくよく見るとこのラウンジはあくまでハンガリー国内でのマスターカード発行者限定です。
・・・スターアライアンスで利用できるラウンジ、無いじゃん。
スターアライアンス系の航空会社ラウンジは、出発ゲート前
結局、スカイコートにはスタアラ系の航空会社ラウンジは有りませんでした。
んで、やっと発見したのがこちらです。より出発ゲートに近い、2A出発ターミナル12/13番ゲートの前にありました。
名称は「プラチナ・ラウンジ」(PLATINUM・LOUNGE)。
本当にサービスもプラチナなのかは、入って見て判断したいと思います。
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プラチナ・ラウンジの概要
営業時間 | AM5時~PM8時 |
場所 | ターミナル2A 12/13出発ゲート前 |
設備 | Wi-Fi |
アルコール飲料 | |
インターネット | |
テレビ | |
バリアフリーアクセス | |
ファックス | |
フライト情報 | |
冷暖房 | |
新聞 | |
禁煙 | |
軽食・飲み物 | |
備考 | 2歳未満の子どもは入室無料 |
プラチナ・ラウンジの概要がこちらです。
一応、早朝出発便に合わせて朝5時から営業しているのは嬉しいところですね。なお、フライトスケジュールにより営業時間変更の可能性もあるそうですので、ご注意ください。
プラチナ・ラウンジの内部
プラチナ・ラウンジ内部の様子がこちらです。
なかなか、落ち着いた感じのゆったりしたラウンジですね。ただし、広さ的にはそう広いわけではないので、出発便が重なる時間帯はそこそこ混雑感がありました。
そして、なんといっても笑っちゃうのが受付に2人座っているお姉さんのやる気のなさ。
日本なら、カードラウンジでもお姉さんものすごく丁寧なんですが、なんか2人でしゃべりまくっているし、とにかくやる気のなさが半端ないんです。
とはいえ、暴言を吐かれるわけでも、別に危害を加えられるわけでもないので、特に問題はないんですけどね。
上記写真の正面の席がこちら。
そして、その右奥の写真がこちらです。
L字型の、そう大きくはないラウンジであることはお分かりいただけたのではないでしょうか。
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ドリンク・軽食の様子
ドリンクサービス
一応航空会社ラウンジですので、アルコールを含むドリンクと、軽食のサービスが用意されています。
まずは、バーカウンター内に設置された、ドリンクサービス。もちろん、安定の「セルフサービス」です。OK。全く問題はありません。
カウンター左手には、こんな感じで好きなだけ飲んでね!って感じでビールやシャンパン(ミニボトル)、ワイン類が詰まっているのですが・・。実は、このスペースのドリンクは「ぬるい」。
バーカウンター下にある冷蔵庫の方が圧倒的に冷えているので、どちらかというとこちらからドリンクを調達するのがおススメですね。
ちょっと見えづらいですが、左の冷蔵庫にはミネラルウォーターが大量に詰まっています。
その他、お約束のコーヒー、紅茶、ソフトドリンク類もしっかり用意されていました。
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軽食
訪問した時間がAM10時頃だったせいか、軽食類はかなりショボめ。
ちょっとつまむだけ・・って感じですかね。ちなみに左からチキンボール(揚げ串)、サラダ×3種類、チョコケーキです。
パンやクッキー、フルーツ、シリアル、ヨーグルト等は十分用意されていました。
隣に座っていたヨーロッパのおっさん・・もとい、紳士の方は、シリアルとリンゴとバナナをバクバク食べていらっしゃったので、日本人とは品揃えの感覚が違うのかもしれません。
ちょっとだけつまんでみた
この後、LH1337便ブダペストーフランクフルト便への搭乗を予定しているのですが、さすがにビジネスクラスなので、多分、短距離便ですが意外にしっかりした食事が出るんですよね。
なので、ここでの食事は控えめにしてみました。
このプラチナラウンジですが、嬉しいのはシャンパン・スパークリングワインのミニボトルが品数豊富に置いてあること。ハンガリー最大のシャンパンメーカー「TORLEY」(トーレイ)のシャンパンを頂きます。
ただ・・・この旅行中ずっと感じていたんですが、ハンガリーのシャンパンって何となく、全般的にちょっと甘めなんですよね。
さすがトカイ・アスーなどを中心に貴腐ワインで有名なお国柄。甘い感じが国民の口に合うんでしょうか。
でも、日本人的な「辛口」好きの味覚からすると、若干甘さが気になるんです。折角なんでシャンパンでもお土産に買っていこうかと思っていたんですが、結局購入はしませんでした。
一方、安くて美味しいのが、なんといってもビール!
ドイツビールも美味しいですが、ハンガリービールもそれに匹敵するくらい美味しい!そして安い!だって、500mlのビール1缶が約120円くらいですからね。安すぎです。
これはハンガリー滞在中ずっと飲んでいたビール「Dreher」(ドレーヘル)。ちなみに日本でよく見られるのはイタリアで作られている「ドレハー」であることが大半で、この本場ハンガリーのドレーヘルは日本で飲むことはなかなかできません。
ちょっと甘いトーレイのシャンパンに見切りを付け、このドレーヘルを2本程度いただきました。
その他の施設
ちなみに、このラウンジにはトイレはありますが、シャワー施設や仮眠施設などはありません。
シャワーについては、もともとあまり湿度が高くない中欧・東欧地域ですので、需要がないのだと思われます。
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まとめ
以上、ルフトハンザビジネスクラス搭乗者資格で利用した、ハンガリーリスト・フェレンツェ国際空港「プラチナラウンジ」の訪問記をご紹介しました。
特段凄いラウンジ!ということはもちろんありませんでしたし、受付のお姉ちゃんのやる気のなさには正直笑えてきましたが、それ以外は平均的というか、意外にくつろげるラウンジ、という印象でした。
なかなかこのラウンジの訪問記をアップしている人もいないでしょうから、何かの参考になれば幸いです。
次の旅行記はこちらからどうぞ。
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ハンガリーまでは、ANAのファーストクラスで!
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