マリオット・ボンヴォイ・アメックスとSPGアメックスの違いを解説!【解約と継続保有の考え方も】

SPGアメックスカードの後継カードとなる、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードが、日本でもついに発表になりましたね!!

そもそもSPGアメックスの「SPG」とは、「スターウッド・プリファード・ゲスト」の略称です。

そして、この「SPG」は、スターウッド・ホテルグループという、ウェスティンやシェラトン、セントレジスなどの高級ホテル群を運営する、マリオットとは完全に別資本の企業グループのポイントプラグラムの略称だったんです(笑)。

そのスターウッドグループを2016年にマリオットが買収し、2019年2月以降はこのSPGとマリオットを統合した「マリオット・ボンヴォイ」という会員プログラムがスタートしていたんですが・・。

なぜか、すでに消滅した「SPG」の名を冠するアメックスカードが、ずっと存続していたんです。

ということで、これ、いつか変更になるのは必然だったのですが・・。

諸外国に少し遅れましたが、ここに来て本来の名を冠する「マリオット・ボンヴォイ・アメックスカード」が発券され、SPGアメックスはマリオット・ボンヴォイ・アメックスに完全移行することになりました。

具体的には、2022年2月より新カードが発行開始となり、サービスも、年会費もこのマリオット・ボンヴォイ・アメックスに準ずるものに自動的に変更となります。

ということで、すでにSPGアメックスカードを持っている方は当然必見であり・・。

これからマリオット・ボンヴォイ・アメックスカードを作成する!って方も必見の(笑)、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードの特徴とメリットを解説します!!

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マリオット・ボンヴォイ・アメックスカードの種類

では、早速2022年2月から順次切り替え&新規発券となるマリオット・ボンヴォイ・アメックスの種類からご紹介していきます。

まず、今回新規発券になるカードは上記の2枚です。

「マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム」カード(以降「プレミアムカード」)と、「マリオット・ボンヴォイ・アメックス」カード(以降「一般カード」)の2種類ですね。

このうち、SPGアメックスの後継カードの位置付けとなるのがプレミアムカードです。

一般カードは新規発券カードとなりますね。

後ほど詳しくご紹介しますが、この一般カードは正直特典的に中途半端なカードですので、どうせ発券するならプレミアムカードになりますかね。

そして、すでにSPGアメックスをお持ちの方は、2022年2月以降カード付帯特典・サービスと年会費が順次このプレミアムカードに準ずるものに切り替わるので・・・。

特典・サービスの内容は確実にチェックしておく必要があります。

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SPGアメックスとプレミアムカードの違い

そして、かなり気になるSPGアメックスと、後継カードとなるプレミアムカード(マリオット・ボンヴォイ・プレミアムカード)の特典・サービスの違いがこちらです。

ちょっとわかりにくいので・・。

旧SPGアメックスカードの核心的メリットであった、「マリオット・ゴールドエリート特典」「カード更新で無料宿泊特典(50,000Pのホテルまで)」という2大特典と・・。

そして気になる年会費に絞って比較したものが下記の通りです。

SPG プレミアム
年会費 本会員 34,100円 49,500円
家族会員 17,050円 1枚目無料
エリート会員資格 ゴールド
プラチナ ○(年間400万円以上利用)
継続特典 無料宿泊 ○(年間150万円以上利用)
宿泊実績 5泊 15泊

まず、年会費は・・34,100円から何と49,500円爆上げです(笑)。

この年会費上昇に見合うだけのメリットがあるかというと・・まず年会費的には家族会員の場合1枚目が無料になったのが大きいですかね。

また、エリート会員資格的には、カード保有しているだけで通常年間25泊が必要なマリオット・ゴールドエリート資格が付与されるというところは変更ありません。

そしてさらに、何と、年間400万円以上カード利用すれば、通常年間50泊が必要なマリオット・プラチナエリート会員資格が付与される・・という特典が新たに追加されました。

プラチナエリート会員資格には、無料の朝食ラウンジアクセススイートを含む客室へのアップグレードなど、ゴールドをはるかに超える特典が付与されるので嬉しいといえば嬉しいのですが・・。

年間400万円以上のカード利用超絶ネックです(笑)。

月平均33万円って・・やっぱりかなりキツいですからね・・。

正直、このマリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードをメインカードにするつもりがなければ・・。

この400万円決済修行でプラチナ特典(笑)は、あまり意味のない特典とも言えそうです。

なお、このプラチナエリート会員資格は、毎年1月1日〜12月31日のカード利用金額を集計し・・。

合計400万円に到達したのち1〜2ヶ月後から12ヶ月間プラチナエリート会員資格が付与されます。

集計期間中でもカード利用金額が400万円に達すれば、1〜2ヶ月後から即プラチナ会員資格付与!ってのは流石にアメックスって感じですが・・年間400万円以上ですからね??

全力を出して達成できる方限定特典!って感じになりますかね(笑)。

そして、最後にここが最も大きくそして痛いのですが・・。

SPGアメックスに付帯していたカード継続時に必ずもらえる無料宿泊特典(50,000マリオットポイントのホテルまで)が・・。

何と、新プレミアムカードでは前年に150万円以上カード利用しないと、更新時の無料宿泊特典がもらえない・・ってことになりました。

これまでSPGアメックスでは年会費34,000円程度かかっていましたが、この前年のカード利用金額の条件はなく、継続&年会費を支払えば確実に無料宿泊特典がもらえるため・・。

持っているだけでこの継続無料宿泊特典でほぼ確実に年会費の元が取れていたんですが・・。

新しいプレミアムカードでは、少なくとも前年150万円以上カード利用しないと無料宿泊特典はもらえない使わないと年会費の元を取るのが難しい・・ってことになりました。

あ、後述しますがすでにSPGアメックスをお持ちの方は、前年の利用金額を問わない更新時の無料宿泊特典の付与は2023年4月までは継続になるので・・。

例えば2021年中にSPGアメックスを発券した方は、初回更新すれば前年利用金額に関わらず無料宿泊特典はもらえますから・・ご安心を

一度も更新時無料宿泊特典がもらえない・・となると超悲しいですからね(笑)。

ということで、このマリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードは、メインカードとして年間150万円以上、できれば400万円以上利用する!っていうヘビーユーザーにはメリットを実感できるカードですが・・。

保有しているだけで付与される無料宿泊特典&ゴールド会員特典が狙い!というライトユーザーには、かなり厳しいカード切り替えになったと思います。

少なくとも、私もそうですが夫婦別々のカードを所有している必然性は全くなくなったので・・。

どちらか一方は解約して、1枚目無料の家族カードを発券する!ってのが正攻法になりますかね。

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その他のサービス変更

ここまでご紹介したSPGアメックスの核心的メリット以外の変更点も・・簡単に。

まず、カード利用での付与ポイントですが、マリオット・ボンヴォイの各ホテルでの利用100円につき6ポイント、日々の利用で100円につき3ポイントという・・。

驚異的なポイント付与率は変更ありません

また、国内外の「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」の、2連泊以上の予約で100米ドル(10,000円相当)のプロパティクレジット特典が、新たに追加されました。

その他、これまでSPGアメックスにはなかったスマートフォン・プロテクションのサービスと・・。

手荷物無料宅配サービス対象空港に、羽田空港が追加されます。

と、ここまでは維持もしくは追加されたサービスですが・・。

海外旅行傷害保険については、これまでの自動付帯(カードを持っていれば保険対象)から、利用付帯(旅行代金を払って初めて保険対象)に改悪となります。

あ、最後に忘れてはいけない追加特典がこちら。

SPGアメックスでは、カード更新(年会費の支払い)でもらえる無料宿泊特典は、マリオットポイント最大50,000Pまでのポイントで無料宿泊できるホテルまでしか宿泊できなかったのですが・・。

プレミアムカードでは、無料宿泊特典に手持ちの15,000Pを追加して、最大65,000Pまでのホテルに宿泊が可能になりました。

これにより、宿泊できるホテルの選択肢が増えるので、これはかなり嬉しい改善ですね。

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切り替えスケジュール

そして、既にSPGアメックスカードをお持ちの方が必見なのが・・こちらですね。

SPGアメックスからプレミアムカードへの切り替えですが・・2022年2月24日以降自動で切り替えが進みます

え・・いや、私はSPGアメックスのサービスで十分なのでSPGアメックスのまま使いたいんだけど・・ってことはできません

勝手に切り替わっていきます。

ただし、カード自体は有効期限まで交換が行われません

有効期限がかなり先のカードをお持ちの方は、カードの見た目はそのままに、中身特典・サービスと年会費)だけマリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードに変わる・・ってことになります。

具体的なスケジュールがこちら。

まず、2024年2月24日に、ほぼ全てのサービス・特典が、SPGアメックスのカードの見た目のまま、プレミアムカードに切り替わります。

そして、2022年5月11日(水)以降のカード更新分より、年会費が49,500円(税込)に改定となります。

こんな感じですね。

2022年4月が年会費支払い月の方は、従前のSPGアメックスの年会費のまま約1年間プレミアムカードを利用できるので・・。

お得といえばお得です(笑)。

そしてここが超重要な点ですが・・。

確かに、プレミアムカードでは年間150万円以上カード利用しないとカード継続後の無料宿泊特典は付与されないんですが・・。

これ、2023年4月23日(日)までは、前年の利用金額に関わらず年会費の支払いだけで無料宿泊特典が付与されます

これは、2021年SPGアメックス入会組への救済策・・ってところですかね。

せっかくカード継続の無料宿泊特典を期待して入会したのに・・もらえないのは寂しすぎですからね。

最後に、年会費も高くなるんだから(笑)、せっかくなら新券面に交換したい!って方もいらっしゃるかもしれませんが・・。

前述のとおり、新カードとの交換は有効期限到達後のカード更新時に行われますので、長い方だと最長5年間SPGアメックスの券面のままです(笑)。

もちろんプラスチックの劣化などを理由とした有効期限以前のカードの再発行(券面切り替え)も可能ですが、カード番号が変更になります

それでも交換したい!って方は、オンライン・サービスまたはアメリカン・エキスプレス・サービス・アプリで再発行手続きが可能です。

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一般カードについて

そして最後に、2022年2月から新たに発券開始となる・・。

マリオット・ボンヴォイ・アメックスカード(一般カード)についても簡単に。

SPG 一般
年会費 本会員 34,100円 23,100円
家族会員 17,050円 1枚目無料
エリート会員資格 シルバー
ゴールド ○(年間100万円以上利用)
プラチナ
継続特典 無料宿泊 △(年間150万円以上利用)
宿泊実績 5泊 5泊

一般カードも、SPGアメックスとの比較でそのお得度を検証してみましょう。

まず、年会費はSPGアメックスに比べると安いとはいえ23,100円もする結構な高額年会費カードですが・・。

にも関わらず、何と付帯されるマリオットのエリート会員資格は何と全く利用価値のない(笑)シルバー会員資格と、やばいくらい厳しいものとなっています。

あ、マリオット会員資格は、ゴールド以上でないとほとんど意味ないですからね。

また、カード利用でゴールド会員に達することもできるんですが、そのためには年間100万円以上のカード利用が必要となるので・・。

SPGアメックスとの比較においても、またカード単体としてもあまり魅力がありません。

そして、カード継続特典の無料宿泊特典も、プレミアムカードと同じく前年のカード利用金額150万円以上で獲得できますが・・。

何と、35,000Pまでのホテルにしか泊まれないという、かなり選択肢が限られるものとなっています

プレミアムカードと同じく手持ちの15,000Pを加えて50,000Pまでのホテルに宿泊できるオプションはありますが・・。

正直、プレミアムカードに比べると中途半端すぎですかね。

この一般カードを発券するくらいなら、プレミアムカードの発券がおすすめです。

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まとめ

以上、ついに日本でも切り替え発行が発表となった「マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム」カードと、「マリオット・ボンヴォイ・アメックス」カードの・・。

特徴とメリット、そしてSPGアメックスとの違いについて解説しました。

SPGアメックスが持っているだけで元が取れる爆裂お得カードだっただけに、改悪っぽく見えなくもないんですが・・。

実は、年間400万円以上利用すれば何とプラチナ会員サービスが付帯するなど、メインカードとしてしっかり利用する方にとっては相当魅力的な進化を遂げてきたとも言えると思います。

ただし、ここまでご紹介のとおり1枚のカードを使いまくり、最低でも年間150万円以上カード利用(=無料宿泊特典を獲得)しないとメリットを感じにくいカードですので・・。

夫婦別々に所有する必然性は皆無

家族カード1枚目無料特典を利用して2枚発行して・・夫婦でバリバリ使いまくって、目指せ無料宿泊特典!目指せプラチナ!ってのが賢い使い方になると思います。

そして、SPGアメックスカードを所有している方は、この「マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム」カードに勝手に切り替えになります。

今後の取捨選択は、よーく考えておきましょう(笑)。

以上、SPGアメックスから生まれ変わる「マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアム」カードと、新規発券の「マリオット・ボンヴォイ・アメックス」カードについて、速報的に解説しました!!

冷静に考えれば、メインカードとして利用すればそれでもかなりお得なカードですからね!!

メリット・デメリットを把握して、上手に利用しましょう!

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