タイ国際航空TG607ビジネスクラス搭乗記(香港ーバンコク)

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香港国際空港のタイ航空ロイヤルオーキッドラウンジを満喫した私。そろそろ出発時間のため、ラウンジを出てタイ航空TG607便の出発ゲートに向かいます。

ロイヤルオーキッドラウンジは、出発ゲートのほぼ真上に位置するため、ゲートの様子が丸わかり。エコノミーに人が並びはじめ、ビジネスクラスにも人がかなり並び始めたのを確認したため、ゲートに向かうことにしました。

機材変更に伴う座席変更で大混乱!

TG607便に当初予定されていた機材はB747-400。2階建てのジャンボジェットです。さすが香港-バンコクの超人気ドル箱路線。搭乗客も多いため、B747の機材なんです。

2階席はロイヤルシルククラス専用席ということもあり、管理人も2階席窓側に予約を入れ久々のジャンボを楽しみにしていたのですが・・この日はまさかの機材変更。

直前でどうやらB777-300に機材変更になったようです。このため、登場口で夫婦の方、友人の方等の席が離れている等、事前の予約座席と違う!との申し出が多く大混乱!

私もも、B777-300の2×3×2の配列の真ん中3席の真ん中という、絶対に選びたくない座席に勝手に変更されていました・・。これにはテンションがさがります。

そして、とにかく搭乗が全く進みません。私は「ビジネスだから」とゆっくり搭乗の列に並んだのですが、かなりの時間待たされました。

エコノミーはすさまじい行列。ビジネスクラスもとにかく列が前に進みませんでした。

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何とか搭乗するも、ウェルカムドリンクサービスはすでに終了

やっと搭乗。ビジネスクラスのため、前方入り口より搭乗します。

この日は、機材が小さい機に変更されたせいか、また土曜日の20:45という出発便のせいか、いやになるくらい満席。この写真は降機時に撮影したもの。搭乗時はほとんど満席の状態。

エコノミーも同じく満席。CAさんも皆さんお忙しそうです。

このため、ウェルカムドリンクはまさかの終了済み。周りの皆さんのグラスを片付けているところでした。一応、熱々のおしぼりサービスだけはあり。これは残念でしたが、既に定刻を過ぎている状態ですので、致し方ないでしょうかね。

この時点ですでに時間は21:00(香港時間)を回っており、出発時間の20:45を軽くオーバーしています。このフライトは2時間45分の飛行時間で、しっかりフルサービスの機内食が提供されますので、離陸の準備と出発後のサービスの準備で時間が掛かるのは仕方がありません。さらに満席ですので、仕方ありませんね。

おとなしく、水平飛行以降後のサービスを待ちます。

タイ航空B777ビジネスクラスのシートは

※降機時に撮影したものです。

気になるシートは、シェルタイプのライフラットシート。前席とのピッチも十分、シートもシェルタイプですので後ろを気にすることなく170度くらいまで倒すことができます。

睡眠を欲する長距離路線でライフラットはずり落ちる感じで少しつらいですが、短距離路線ですので、十分ですね。

私が降りるまでエコノミークラスの皆さんがお待ちですので、そそくさと(3秒くらいで)写真を撮ります。

リクライニングは、シートに備え付けのボタンで。結構音がうるさいので注意が必要ですね。

ちなみに、Mマークを押すとなんちゃってマッサージ機能つきです。

気になる機内食・機内サービスは

TG607便、45分遅れの21:30に香港を離陸。2時間40分のフライトです。機内食もバッチリありますので、かなり忙しいサービスが予想されます。

この日のメニューをチェック

まずは、この日のメニューをチェックします。

メニュー。さすがにフラッグキャリアの国際線。期待させるメニューです。

さすがにいいワイン、シャンパンがそろっています。

白ワインはアンリ・ブルジョアにシャブリ・プルミエ・クリュ。赤ワインはピエール・グルーバーのピノ・ノワール(Bourgogne Pinot Noir Pierre Gruber)、シャトー・ダルサンス。

シャンパンはヴーヴ・クリコ。

水平飛行に移行後、早速ヴーヴ・クリコをいただきます。

夕食メニューは

この夕食のためにラウンジの食事も抜いたので、ここはガッツリ食べるほかありません。夕食メニューを確認します。

ただ・・一応4種類から選べますが、メニューを見ただけではどういう料理が届くのか良くわかりません。簡単にいうと、豚肉or魚or鶏肉or焼きそば?って感じです。ここはおとなしく魚をチョイス。

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前菜

まずは前菜から。サラダがおなかに優しい感じです。これもシャンパンに合います。早速シャンパンのおかわりとビールをもらいます。

メイン

続いてメイン。ここで、魚料理に合わせてドリンクはシャブリのプレミアクリュにチェンジ。

ですが・・えっ?っというかんじ。ご飯ままだしも、メインの料理は魚料理とはとても思えません。これ、どう見ても・・肉・・じゃないですか?

そしてこの盛り方・・・器はいい感じですが、盛り方としてはエコノミークラスっぽいですよね。丼めしのようで、これは残念でした。

魚を食べて見てもあまり魚感はなし。これ、本当に魚だったのかなぁ??そのほかの料理は・・・と思って少し周囲を見回しましたが、基本、料理はこんな感じで一皿に集約されている感じでした。メニュー一番上にあった豚肉料理も、お米の部分にマッシュポテトががガッツり入っていました。

ドリンクサービス

ドリンクサービスは、こういったワゴンで各席を回り、細かくサービスしていただけます。写真の手は管理人左隣のたぶんスウェーデンかフィンランド人の老紳士。途中から質問攻勢にあったりして、少し友達になりました。

管理人は座席としては最悪の2×3×2の3の真ん中でしたが、通路のいずれに通り掛かってもドリンクが注文できたのだけ、ラッキーでした。

チーズ

メインの次に提供されたのが、チーズ。

・・というか、なぜそこにチーズを盛るのか?これ、本当にサーブされたお皿なのですが、かなり控えめな位置にチーズがセットされたお皿をいただきます。

チーズでワイン・・最高でした。もちろん、フルーツも美味でした。

デザート

デザートはブルーベリーチーズケーキとコーヒー。コーヒーだけ、いただきました。

残りの時間は機内サービスを見て過ごす

機内サービス終了までに掛かった時間は約1時間30分。残りのフライト時間は約1時間です。

後は、無駄に大きい?18インチのモニターでエンターテイメントでも見つつ、タイ入国カードを書いて過ごします。

昔のスーパーファミコンのコントローラーのようなリモコン。少し時代を感じますね。

ここで見たのが・・またもラ・ラ・ランド。もちろん、日本語吹き替え版はありませんが、十分楽しめました。

あっと言う間にスワンナプーム国際空港へ到着

そうこうしているうちに、スワンナプーム国際空港へ到着。写真を撮り忘れましたが、Bourgogne Pinot Noir Pierre Gruber 2013をもう一杯だけいただきました!満足です。

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入国審査もビジネスクラス優先

スワンナプームに入国時にはビジネスクラスの優先入国レーンのパスをもらえると聞いていたのですが、特段そんな案内もなく、普通に入国審査場に向かいます。

入国審査場は、案の定長蛇の列。しかも、進んでいる気配が少なく、30分待ちくらいは余裕でかかりそうです・・。

と、思ったら、どうやら端っこに「Fast Track」を発見。TGのビジネスクラス搭乗者の専用レーンのようです。早速行列を抜けて行ってみると、こちらはガラガラ(笑)。ナショナルキャリアであるタイ国際航空の実力をまざまざと見せ付けられます。

結局、長い行列を離れてほんの5分で到着ロビーにたどりつきました。しかも、入国審査のお兄さんも非常にいい人!普通の入国審査は無愛想・・というのが定番ですが、気持ちよくタイに入国できました。

本当にフラッグキャリアの本拠地のビジネスクラスの威力ってすごいですね!!

タイ国際航空の実力は

この路線では、満席+機材変更+短距離路線なのにフルサービスと悪条件が重なった感がありましたが、トータル的に見ると、さすがにビジネスクラスというサービス、機材だったと思います。

・・・というか、こんなサービスを受けてしまったら、もうエコノミーに戻れません。何とかして欲しいです(笑)。

翌日は同じくビジネスクラス、10:45発のTG646便で名古屋に戻る予定です。翌日も十分タイ航空の実力を満喫したいと思います。

【この前の旅行記】

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【この後の旅行記】

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5 件のコメント

  • 今度バンコクにCクラスで行く者です。このFast Trackは空港のどの辺にありますか?

    • コメントありがとうございます。
      入国審査に向かって左の奥の方です。タイ国際航空のCクラスの場合ですと、周りの乗客がどんどん
      向かって行きますので、なんとなく気づけると思います。
      でも、結構見つけにくいのでご注意くださいね。

  • バングラディシュ(ダッカ)からTG322ロイヤルシルク無事にファストトラックにたどり着けましたありがとうございます、夕方17:00頃の到着だったのでスワンナプーム大混雑かな~と思いきやガラガラで、なのでファストトラックも誰もおらず始めて待ち時間なしで通過できた事をご報告いたします。

    • ご旅行(ご出張でしょうか)お疲れさまでした。
      無事ファストトラックを見つけられたようで、何よりです。
      ご報告、ありがとうございました!