JALマイラーにとって久々の朗報?でしょうかね。
あの「貯めにくい」けど「使いやすい」ことでおなじみ、JALマイルへの新たな交換ルートが開通しました!!
それが、この記事でご紹介するアメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換の開始!です。
JALは自社のマイルへの他社ポイントからの交換ルートをかなり厳格に管理していて、その結果非常に貯めづらいんですが、一方で頑張って貯めればかなり使いやすい(特典航空券が取りやすい)マイルとして有名です。
この「貯めづらい」理由の一つが、クレジットカードのポイントからの交換ルートが極端に少なかったことなんですが・・。
このアメックスリワードポイントからJALマイルへの交換開始により、JALマイルがちょっとだけ貯めやすくなりましたね。
早速、このアメックスリワードポイントからJALマイルへの交換レート、JALマイラーのメリットなどを解説します。
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目次
交換開始日・レートなど
では、早速アメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換の概要を見ていきましょう。
2020年10月13日(火)より、上記の通りアメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換が開始されています。
実は、クレジットカードのポイントからJALマイルへの交換は、実質JALカードもしくはSPGアメックスカードからしかできなかったんです。
というか、SPGアメックスからJALマイルへの交換ができるのがはっきり言って驚異的と言って良く、他社のクレジットカードのポイントからはほぼ交換ができなかったんですが・・。
ここにきて、なんとアメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換ができるようになりました。
これ、陸マイラー的には結構衝撃なのは事実なんです。
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交換レート
そして、アメックスリワードポイントからJALマイルへの交換レートがこちら。
アメックスおなじみのポイント交換ブースト機能(有料3,300円税込/年)のメンバーシップ・リワード・プラスに登録して、やっと1P(円)=0.4JALマイル(2,500P=1,000JALマイル)です。
交換レート・・悪!!
一応、このJALマイルへの交換開始を記念して、JAL25%ボーナスマイルキャンペーンを実施中なので・・。
11月15日(木)までの期間中であれば2,500P=1,250JALマイル(1P=0.5JALマイル)に交換できますが、これでやっと標準的なポイント交換率・・って感じですね。
ANAマイルへの交換なら、メンバーシップ・リワードプラスへの登録(3,300円税込)&メンバーシップ・リワードANAコース(5,500円税込)をすれば、1P=1ANAマイル(1,000P=1,000ANAマイル)に交換できるので・・。
私なら、やっぱりANAマイルに交換してしまいますね・・。
あ、ちなみにANAアメックスカードは当然のことながらANAマイル以外のマイルには交換できないのでご注意を。
この記事でご紹介している内容は、アメックスゴールドカード(雨金)などが対象になります。
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JALマイルへの交換開始の意義
このように、交換率的には若干見劣りするこのアメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換開始。
じゃあ、陸マイラーにとって全く意味がないのかというと・・実はそんなこともありません。
このブログでも何度も力説しているとおり、陸で大量マイルを貯める主力となる手法は、以下の2つです。
- ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する
- クレジットカードの入会キャンペーンでためる
このうち、②が実にシビアだったのが、JALマイルなんです。
クレジットカードの入会キャンペーンで大量マイルを貯めることができるのはJALカードの初回入会時の1回のみです。厳密に言えばSPGアメックスの入会ポイントをJALマイルに交換する方法がありますが、これを入れても2回きりです。
つまり、①ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する方法しか、陸でJALマイルを貯める方法はほぼ無かったんです。
しかも、ポイントサイトからJALマイルへの交換率は1P(円)=0.5JALマイルが基本。
ANAの1円=0.75ANAマイルに比べると、かなり見劣りがします。
たまーに、上記のようなJALマイルへの交換キャンペーンはありましたが、当然各種条件もあるため、大量マイルを貯めるのにはかなり難易度が高かったんですよね。このJALマイル。
しかし、この交換開始により、②クレジットカードの入会キャンペーンで取得した大量ポイントを、JALマイルに交換するという新たなポイント獲得ルートが開けることになります。
例えば、上記のようなアメックスゴールドカードの入会キャンペーンでも大量JALマイルが獲得できますからね。
この新たなポイント交換ルートの開通は、正直かなり大きいです。
日常的に貯めるマイルはやはり今でもANAマイルだと思っていますが・・。JALマイルを狙って必要な分だけ貯めるには、このポイント交換ルートの開通はかなり大きいと思います。
JALマイル交換開始の理由
これまで、JALは自社マイルのブランドイメージ?というか希少価値?を守るため、他社ポイントからのポイントの流入によるマイルの発行などをかなり制限してきました。
このため、JALマイルは「貯まりにくい」けれども「使いやすい」マイルと言われてきたんですよね。
それがここにきてのJALマイルへの交換開始・・。
これ、やっぱり新型コロナによるJALの経営不振・・これが全く理由に含まれていないとは言えないと思います。他社からのポイント流入であっても、現金相当の流入であることは間違いありませんからね。
マイルによる旅行客も増えるので背に腹は代えられないというところでしょうか。
今後、もしかしたらダイナースなどの他のカードからのポイント交換もスタートするかもしれません。
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JALマイルに交換すべき?
個人的には、このアメックスリワードポイントからJALマイルへの交換の開始により、JALマイルは確かに若干貯めやすくなったものの、それでもANAマイルを貯めた方がお得かな・・と思っています。
ANAマイルは確かに特典航空券の空席的にはかなり空席が見つけづらいマイルですが・・。
中途半端に貯めるのではなく突き抜けるほど貯めてしまえば、実は意外に無料旅行は身近なんですよね。
一方、JALマイルはやっぱり貯めるのがかなり大変ですから、例えばハワイへの旅行に必要なマイル!など、数を絞って狙って貯めるのが現実的でしょう。
狙って貯める際には、この記事でご紹介したアメックス・リワードポイントからの交換などが、入会キャンペーンで大量リワードポイントが貯めやすいのでおすすめですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ついに交換がスタートしたアメックス・リワードポイントからJALマイルへの交換スタート!の内容と交換レート、そしてお得な利用方法について解説しました。
一応交換は開始しましたが、交換レート的にはお世辞にも良くはありませんので、記事中にもご紹介の通り例えばハワイ路線の特典航空券交換に必要なマイル数!など、狙って交換するのが最も賢い方法ですね。
ただ、繰り返しですがこのJALマイルはJALカード以外のクレジットカードで大量JALマイルを獲得する方法がSPGアメックスを除くとほとんどなく、クレカでほぼたまらないマイルだったので、この交換開始は「蟻の一穴」的な意味からも大きいです。
今後、他のクレカからの交換開始も期待したいですね。
以上、アメックスリワードポイントからJALマイルへの交換スタート!についてご紹介しました。
詳細はこちらのアメックス公式HPから確認ができます。
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私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。