このニュース、当然もうご覧になりましたよね?
ANA、今期5000億円規模の最終赤字に 国際線縮小し機材削減=関係者 https://t.co/He1zEMMcs6
— ロイター (@ReutersJapan) October 21, 2020
新型コロナ禍の影響を受け、ANAの2021年3月期決算での純損益(経常損益)が、なんと5,000億円規模の巨額の赤字になる見込み・・。
さらに、国際線を縮小し大型機を25機~30機を退役させ、大型機を半減する!との報道です。
金額の正確性はさておき、何しろコロナで国際線がほぼ死に体の状態・・・。
さらにANAが国際線の路線拡大の大攻勢に出たの真っただ中のことでしたので、この発表はANAの公式発表ではありませんが、当たらずも遠からず・・って感じだと思います。
そして、中でも気になるのが大型機半減!のニュースです。
ANAの大型機といえばA380・・ハワイ路線の「フライング・ホヌ」が真っ先に頭に浮かびますよね??
個人的に、2021年のハワイ旅行や、SFC修行に思うことなどを書きたいと思います。
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ANAが大型機半減!?
【ANA 保有する大型機を半減へ 】https://t.co/Vasmepzwhp
全日本空輸は、主に長距離国際線で使う大型機25~30機を退役させる方針を固めた。リースを含め約60機の大型機を保有しており、半減させる。2021年3月期の純損益は5千億円前後の赤字となる見通し。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 21, 2020
まずは、ANAマイラーなら誰もが気になるニュースがこちらですよね。
ANAは、主に長距離国際線で使う大型機25~30機を退役、半減させる方針を固めた・・との報道がなされています。(ANAの公式発表ではありません。)
そして、ANAの長距離国際線で使用する大型機といえば、ANAの分類ではハワイ路線のA380と、国際線の鉄板機B777なんですよね。

ANAのアニュアルレポート(2020年版)によれば、ANA保有の大型機は、59機となっています。

そして、同じくアニュアルレポートの末尾にある保有機材数のA380とB777を足すと・・。
うん、59機ぴったりです(笑)。
つまり、報道にあるANA国際線の「リース含め約60機」の大型機はA380とB777である!ってことは間違いありません。
このうち、リース機材(B777-300,200の合計13機)についてはリース費用が嵩むのでまず退役(リース終了)は間違いないでしょう。
ただし、そのうちB777‐300 6機のリースは実は2019年度からですので、この6機が退役かはちょっと分かりませんね。
仮にこの新規リースの6機を除く7機のリース機材はリースアップするとして、残りは自社保有の機体のうちから約18~23機程度を退役させる・・という計算になりますが・・。
どの機体なんでしょうね。
A380は2019年にハワイ路線に就航したばかりですし・・B777の一部はビジネスクラスでも個室!という「The Room」に改装したばかりですからね。
もう少し、周辺情報を探ってみました。
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導入しない&退役可能性のある機体は?

では、自社保有機体のうちどの機体に退役の可能性があるのでしょうか?
まず、真っ先に確認の必要があるのが、契約済みですがまだ納入されていない機体でしょう。
上記はANAHDの2020年6月株主総会「事業報告」の抜粋です。「ハ」欄記載の発注中の機体だけで、B777-9X型機が20機、そしてエアバスA380型機1機が計上されています。
一番予想ができるのが、この発注済みのB777-9X型機20機の納入を待たず、旧型のB777を退役させるってことですね。
一時的にB777の機体は減りますが、そもそも国際線の便数も減っているので問題はないでしょう。
そして・・気になるのがエアバスA380の3機目ですが・・。
納入キャンセル?とも思いますが、納入されるという情報もありますので、これはよくわかりませんね。
そして、残る2機も・・何となくA380って燃費が悪いので、真っ先に退役・・ってイメージもありますが、さすがに受領して1年そこらも運用していない機体ですから・・さすがにそれは無い気がします。
何となく、老朽化したB777を先んじて退役・・って予想を個人的にはしていますが・・。
これを信じたいですね。何しろ、私すでに2021年夏のA380ビジネスクラスハワイを予約済みですからね(笑)。
A380が退役されると、単純に困ります(笑)。
ただ、当然ながらこれ、予想です。実際のところはよくわかりません。
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2021年SFC修行もちょっと様子見

そして、ここまでの一連のニュースを受け・・。
実は個人的に2021年に入ったらSFC修行をしようかとも思っていたんですが・・、これもちょっと様子見に変更しました。
何故SFC修行しようかと思ったかというと・・。そのきっかけは、下記関連記事のとおりです(笑)。
ただ、結局2020年度のSFC修行は、新型コロナの影響で結局キャンセルしたことはこのブログでもご紹介しましたね。
とはいえ一度はSFC修行に前向きになったわけですから、折角なら2021年に再度SFC修行に挑戦しようか・・とも思っていたんですよね。
というのも、前述のとおり結局SFC修行のフライトが全部キャンセルになったことと、2020年の夏休みハワイ旅行&SFC修行が全てキャンセルになったため、大量のANAスカイコインが返却されたんです。
その返却スカイコインで2020年のGoToトラベル国内旅行(沖縄他)や2021年夏休みのANAビジネスクラスハワイ旅行のチケットが取れてしまったので・・・。
2020年にANAマイルをほとんど使うことが無かったんですよね。
このため、手元に信じられないくらいの大量ANAマイルが残ってしまったんです。
このため、どうせならマイルをスカイコインに交換して2021年に再度SFC修行をしようかと思っていたんですが・・。
前述のとおり、SFC修行の予約を入れるのは、ちょっと様子見にしました。
理由は2つ。
1つは、正直2021年夏休みのハワイもかなり危ない・・ですからね。
また大量のANAスカイコインが戻ってきた場合、使い道に困る!という可能性もあるので、SFC修行はこの2021年ハワイ旅行の予約に利用した約100万ANAスカイコインの動向を見て決めようか・・というのが1点目。
そして2つ目が、そもそもSFCという仕組み自体が・・今後どうなるか分かりませんからね。
保有機材の削減や役員・従業員の給与にまで手を付けていますから・・今後このような上級会員制度がどうなるのか?についても正直誰にも分かりません。
このため、もうちょっと様子見しようかな・・と思っています。
まずは2021年夏休みにハワイに行けるか?ですね。
ハワイに行けなかったらまたもや大量ANAスカイコインが余ってしまうので、その使い道としてSFCを検討したいと・・思っています。
とはいえ、下見で2~3回くらい石垣や宮古に行ってしまうかもしれませんけどね(笑)。
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ホットに予約し、クールに状況を見極めよう

以上、ANAの決算と保有機材に関する憶測記事と、自分なりの予想をご紹介しました。
上記のとおりこれはあくまで「憶測記事」ですので、本当のところはANAの正式発表までは分かりません。
が、少なくとも決算が「赤字」ということについては、大きく外れてはいないと思います。保有機材の削減も・・国際線がこの惨状なら、仕方ない経営判断でしょう。
ですが・・そうは言っても、予約をしないとそもそも旅行には行けませんからね。
お得な条件を見つければまずはホットに予約をしつつ・・。
一方で、実際に旅行に行けるか?の見通しを踏まえつつ、いつでもキャンセルできるようクールに構えておくことが必要な気がします。
【ANA 国際線再開は羽田優先へ】https://t.co/Is96TCQ6k3
全日本空輸は21日、新型コロナウイルスの影響で大幅に減便している国際線について、需要回復時には羽田空港の発着便から優先的に再開する方針を明らかにした。全日空は主に長距離国際線で使う大型機25~30機を削減する方針を固めている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 21, 2020
とかブログを書いていたら・・どうやらANAの国際線は、需要回復時には羽田集約になりそうとのこと。
既に・・成田発着の2021年のハワイA380ビジネスクラスの予約を持っている私はざわつきまくりです(笑)。
こういう変化に対応できるよう、常に情報収集と準備が欠かせません・・・ね。
そして、SFC修行も同じですね。
SFCの恩恵がどうなるかは、正直まだ分かりませんので、もう少し、個人的にはSFC修行の様子を見極めたいと思っています。
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