道東旅行の時短に必須なのが・・飛行機での北海道内の移動ですよね。
今回、SFC修行の最終章となる北海道・道東方面の旅行のために、前々から一度は乗ってみたかった(笑)ボンバルディアDHC8-Q400(通称「ボンQ」)で、新千歳空港から根室中標津空港にフライトしてきました。
そしてこのボンQですが、ANAの短中距離路線ではおなじみのターボプロップ機(エネルギー出力の大部分をプロペラを回転させる力として取り出す機構を備えたエンジン)・・つまりプロペラ機なんです。
正直、プロペラ機ってなんかふた昔前くらいの香りがするというか・・。
この令和の時代に「大丈夫か?おい」って感じのアナログな感じを受けてしまうんですが、実は低速~中速域では一般的な航空機に搭載されているターボファンエンジンよりも効率が良く、このため、今でも中~短距離路線に多く投入されているんですよね。
早速、新千歳~根室中標津のボンバルディアDHC8-Q400搭乗記をご紹介します。
あ、ちなみにSFC(エスエフシー)修行とは、一度取得すれば一生ANA上級会員のサービスを受けることのできる「スーパーフライヤーズカード(SFC)」の発券ができるANAプラチナ会員を目指し・・。
ANAのフライトに乗りまくること(笑)の俗称です。
ANAステータス会員は、PPの獲得順にブロンズ会員(30,000PP)、プラチナ会員(50,000PP)、ダイヤモンド会員(100,000PP)の3種類ありますが、プラチナ会員に到達すれが、「一生モノのステータス」であるANAスーパーフライヤーズカードの発券ができるんです。
ちなみに、この一つ前の搭乗記、SFC修行最終章第一弾となる、名古屋中部国際空港~新千歳空港のANAプレミアムクラス搭乗記は下記関連記事からどうぞ。
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目次
新千歳空港からボンQに搭乗!
はい。
ということで(笑)、飛行機は定刻どおりの新千歳空港からの離陸に向け、出発時刻の約25分前に搭乗開始となりました。
ボンQは定員が約70名と少なく、かつ速度も十分、小回りも効く機体なので、定時運航率の高さで定評のある機体なんですよね。
ただ・・この手の小型機の場合大体機体の体高が低いため、ボーディングブリッジ(搭乗橋)が無く、徒歩やバスでの搭乗ってことがほとんどなんですが・・・。
このように、きっちりボーディングブリッジからの搭乗となりました。
これ、実はANAさんの知恵と涙の結晶でして(笑)・・実は、このボンQがいわゆる徒歩での乗降を余儀なくされる「残念機体」と思われないよう、わざわざボーディングブリッジ(PBB)に、独自のアダプターを開発してるんです。
このため、確かにボーディングブリッジの先端からはかなり急角度な階段を下ることにはなりますが・・。
普通の飛行機と同じく、ボーディングブリッジから雨に濡れることもなく歩いて飛行機に搭乗することが可能です。
普通に乗ってたらその努力には気づきませんが、実はANAさんのボンQに賭ける想いが、このPBBアダプターにも現れているんです(笑)。
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機内は意外に広い
そして、機内に早速搭乗してみると・・。
これが、意外なほどに超絶広い(笑)。搭乗口の高さはちょっと低めですが、機内はヘッドクリアランスも十分で、心配していた小型機ならではの「閉塞感」とは無縁です。
そして、気になる普通席の座席間隔(シートピッチ)も・・。
この通り、分かりますかね?明らかに中型機以上の普通席よりは確実に縦方向に広いです。
ちょっと角度を変えると・・より分かりやすいですかね。
飛行機によって窓のピッチは違うので一概にはいえませんが、窓1.5個分程度のシートピッチがあるので、かなり縦方向の余裕があります。
どうでしょう、大人の男性でも普通に座って膝前に握りこぶし2~3個程度、女性ならそれ以上の余裕があります。
個人的に、かなりこのシートピッチには好感が持てましたね。狭苦しさは一切感じませんでした。
あえて言えば・・ですが、このように窓際席の足元に、機体の胴体の角度に応じたでっぱり?があります。
このため、窓際座席は若干足元の空間が狭めです。
ただ、縦方向のシートピッチが広い恩恵の方が大きいので、個人的にはほとんど気にはなりませんでした。
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翼が座席の上!どの席でも眺望よし!
そして・・何しろ定員が最大74名と滅茶少ないため(笑)、飛行機は搭乗開始からあっという間に扉が閉まり、離陸体制に入ります。
個人的に気になっていたのがこの爆撃機風のプロペラで・・本当に飛ぶの?ってことだったんですが・・。
全然大丈夫でした(笑)。
このように・・元気に飛び立っていきました。
あ、ちなみにこのボンQ、機体をご覧になるとお分かりなりますが、翼が機体の上部についているので、機内のどの席からでも、眼下の風景を楽しむことができます。
こちらは、帯広周辺。
搭乗したのはちょうど中型機なら翼の上付近ですが・・。確かに、地上の様子を楽しむことができますね。
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水平飛行時間は約20分程度
この札幌新千歳ー根室中標津のANA「ボンQ」便ですが・・。
区間距離は178マイル(約284km)という短距離便ですので、水平飛行時間は・・約20分あるか?ないか?ってところです。
ただ、この短距離でも一応ドリンクサービスはありますので・・今回は久々にANAさんのオリジナルコンソメスープをチョイス。
このSFC修行期間中ずっとANAプレミアムクラスに搭乗していたので、このドリンクサービスが逆に新鮮です(笑)。
そして、ドリンクのサービスが終了すると、あっという間に最終の着陸態勢に入ります。
というか、ボンQ・・ここまで搭乗した感じ、中短距離便でのメリットが大きいのは分かる気がしますね‥。なんていうんでしょう、きびきびしてやがりますね(笑)。
ということで、これまたあっという間に根室中標津空港到着です。
この体感フライト時間の短さは・・初めてボンQに搭乗する物珍しさ&実際の飛行時間の短さも影響しているんでしょうかね。
ちなみにこのフライトの実際の飛行時間(空にいる時間)は、本当に約35分あるか?ないか?くらいだと思います。
つまり、体感的にも、実際にも時間は短いんです(笑)。
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根室中標津空港到着
・・ということで、これまたアッという間に根室中標津空港に到着です。
というか、根室中標津空港・・ってこれどう見ても空港というより田舎の「駅舎」?って感じなんですが、これ、一応空港です(笑)。
ちなみに、搭乗口と到着口は共用で・・このたった1つのブリッジ?駅舎の渡り廊下?だけ。
いやー、つい2か月ほど前に宮古島、石垣島に行っていたとは思えない、この道東感が最高ですね。
そして、この日の中標津の気温は・・6月下旬なのに9度(笑)。
急いでアウトドアパーカーを羽織りますが・・ダウンジャケット持ってきてよかった・・って感じですね。
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まとめ
ということで、無事、ボンQに搭乗して根室中標津空港に到着することができ・・個人的には超絶感無量の札幌-中標津のボンQ搭乗記をお伝えしました。
個人的にボンQには乗ったことが無く乗って見たかった!っていうこともありますし・・約10年ぶり?の北海道・道東旅行ということで、超絶感慨深いフライトになりましたね。
旅程 | 価格 | PP | PP2倍 |
名古屋-札幌 | 29,210 | 1,935 | 3,870 |
札幌―中標津 | 11,670 | 667 | 1,334 |
合計 | 2,602 | 5,204 |
そして、この日のフライトで獲得したPP(プレミアム・ポイント)がこちら。
なんと、2,602PPという、まずまずのPPを獲得することができ・・。個人的には、この北海道道東旅行の片道分のPPで、SFC修行解脱になりました!!
ということで、これでSFC修行も解脱したしもう後顧の憂いはないので・・。
折角の道東、なんと3泊して遊び倒してやるつもりです!!
<次の旅行記>
<SFC修行記>
<参考記事>
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