収束の気配を見せない新型コロナウイルス「COVID-19」問題。
日本国内にとどまらず、全世界的な規模で多大な影響・被害が出ているわけですが、特に影響が甚大なのが旅行業界です。
何しろ入国や渡航が制限されているのですから、そもそも旅行者の絶対数が激減しますし、さらに大規模イベントや集会、TDLなどテーマパークの営業も自粛中ですので、国内外の人の往来が極端に減少しています。
この結果、フライトは減便・欠航のオンパレードですし、当然、ホテルも超閑散期に突入しているんです。
このため、一部の国内のマリオット系列ホテルではなんと無料ポイント宿泊の所要ポイントがローシーズン以下、という「投げ売り状態」に突入しています。
早速、この国内のマリオット系列ホテルの「投げ売り」の現状をご紹介します。・・・かといって行けないんですけどね。
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目次
ほとんどのホテルの無料宿泊が「ローシーズン」、もしくはそれ以下
冒頭にご紹介した新型コロナウイルスの影響により、少なくとも2020年3月下旬ごろまで、国内のほぼすべてのマリオット系列ホテルでポイントによる無料宿泊はローシーズンレート適用の状態になっています。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
ちなみに、マリオット系列ホテルの無料宿泊に必要となるポイントレートはこちらです。
SPGアメックスカードの継続特典で無料宿泊できるのは、50,000ポイント以下のホテルになります。つまり、今ならカテゴリー7のホテルまで、この無料継続宿泊特典で宿泊できる、ということです。
もちろん、通常のポイントを利用した無料宿泊も、超絶お得なローシーズンレートで宿泊が可能です。
例えば、カテゴリー7のホテルなら、東京のウェスティンホテル東京、大阪のザ・リッツ・カールトン大阪、セントレジスホテル大阪などが軒並みローシーズンレート適用となり、50,000ポイントで宿泊できます。
つまり、この高級ホテルにSPGアメックスの継続特典で無料宿泊可能なんです。
そして、これよくご覧ください。実はこれらのホテル宿泊金額だけを見るとさすがに高級ホテルということもあり宿泊金額的には「投げ売り」はしていないんですよね。
SPGアメックスの無料宿泊継続特典は、この宿泊で完全に元が取れてしまいます。
宿泊客は一人でも多く呼び込みたい。でも、ホテルの敷居自体は下げたくない。このあたりの絶妙な感覚が、なんかよくわかる気がしますね。
そしてもちろん、マリオット系列ホテルでトップ・オブ・トップに位置するカテゴリー8のホテルも上記の通りローシーズン適用です。
ザ・リッツ・カールトン東京や、翠嵐ラグジュアリーコレクション、ザ・リッツ・カールトン京都が軒並み70,000ポイントで無料宿泊可能です。完全な投げ売り状態ですね。
特にほぼ毎日がハイシーズン適用状態と言っても良い「翠嵐 ラグジュアリーコレクション京都」が70,000ポイントで無料宿泊できるのは驚異的ですね。
そして、このカテゴリー8のホテル群も、宿泊金額的には特段の投げ売りはしていません。
あくまで常連顧客と言えるマリオット・ボンヴォイのポイントを大量に保有しているエリート会員に的を絞った投げ売り、と考えてもよさそうです。
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カテゴリー5以下ではローシーズン以下のホテルも
そして、カテゴリー5以下のホテルで、しかも「訳アリ」のホテルではなんと掟破りのローシーズン以下のポイントで泊まれるホテルもあるんですよね。
例えば、琵琶湖マリオット・ホテルではなんとカテゴリー5のローシーズンの宿泊ポイント30,000Pを2,500Pも下回る、27,500Pで無料宿泊が可能です。
この仕組み、「ポイントセーバー」と名付けられ、一応、ポイントと現金での組み合わせでの宿泊予約となっていますが、必要となる現金はたったの300円ですからね。実質必要ポイント以下での宿泊が可能(ポイント値引き)と言ってもよいでしょう。
ただ、この割引の「訳アリ」の理由は明確です。
実は、この琵琶湖マリオットでは名物のプラネタリウムは休館中ですし、さらにフィットネス(プールを含む)も休止中、ビュッフェも休止中なんです。このための「訳アリ」価格なんですよね。
お次の「訳アリ」投げ売りポイント宿泊レートがこちらですね。
シェラトン・グランデ・トーキョーベイホテルはカテゴリー7のホテルですので、通常のポイント無料宿泊はローシーズンでも50,000ポイントが必要です。
しかしながら、まさかの5,000ポイントも少ない45,000Pで無料宿泊できます。ローシーズン以下で完全投げ売り状態です。
そして、このシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの「訳アリ」条件は・・いうまでもありませんよね(笑)。
そう、東京ディズニーランド・ディズニーシーの休園です。まあ、そりゃ納得の「訳アリ」条件ってことかと思います。
そして、さらに厳しい?のがこちら。
函館の「フォーポイントバイシェラトン函館」です。フォーポイントバイシェラトン函館は、既にポイントによる無料宿泊すら受け付けておらず・・・宿泊料金がビジネスホテル同等かそれ以下になっています。
まさに完全「投げ売り」状態ですね。
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お近くの方は宿泊のチャンス?
ここまで、日本国内のマリオット系列ホテルのポイント無料宿泊の「投げ売り」状態についてご紹介しました。
ポイントを利用した無料宿泊はかなり投げ売り状態ですが、特に超高級ホテルを中心に宿泊料金はそれほど投げ売りでもないところに高級ホテルの「敷居」を維持しようとするプライドを感じますが・・状況としてはかなり切実・・なんだと思います。
高級ホテルに泊まってみる大チャンス到来!といいたいところですが、一方で日本および世界全体が感染拡大を防ぐために自主的な活動制限モードの真っただ中であることも確かです。
当然ながら大っぴらにおススメはできませんし、しません。ご利用される方は自己責任にてお願いします。
ただ、個人的にも、時差通勤や在宅勤務を続けてはいます。でも最近は結構時差通勤者も多く、時差通勤でも電車の混雑も激しくなってきたんですよね。
この電車の混雑とホテルのリスクの違いって、どうなの?とは思いますが・・あくまで自己責任にてお願いします(笑)。
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