陸マイラーやポイ活ユーザーが絶対に登録する必要があるサイトに、「ポイント中継・まとめサイト」というものがあります。
これは、陸マイラー活動をスポーツに例えれば・・例えばテニスになら「テニスラケット」に相当する超重要サイトです。
つまり、陸マイラー&ポイ活ユーザーが絶対に登録が必要なサイトなんですよね。
このポイント中継・まとめサイトを利用せずして陸マイラーやポイ活は・・絶対にできないと申し上げるつもりはありませんが、要はテニスボールを手で打ち返すようなもので、かなり不便であることは事実です。
例えば、陸マイラーなら「ANA TOKYU カード」やウエル活ユーザーなら「Tカード」も必須ですが、これらに匹敵するくらい重要な存在なんですよね。このポイント中継・まとめサイトって。
陸マイラー、ポイ活ユーザーが絶対に登録しておくべき重要なポイント中継・まとめサイトと、その重要性をまとめます。
スポンサーリンク
目次
ポイント中継・まとめサイトとは?

ポイント中継・まとめサイトとは、その名のとおり「他の多くポイントサイトからのポイントの交換を受け入れ」「別のポイントサイトへ交換する」機能を有するポイントサイトのことを言います。
そして、この記事でおすすめするポイント中継・まとめサイトが、「ドットマネー」「PeX」「Gポイント」です。
他の多くのポイントサイトからのポイント交換を受け入れているため、ポイントを「まとめる」機能がありますし・・。
別のポイントサイトへ交換する機能があるので、ポイントを他のポイントに「中継する」機能も有しています。
なんでこんなサービスやってんの?って思われるかもしれませんが、当然これはボランティアでもなんでもなく、これらのサイトのビジネスモデルです。
多くのポイントを受け入れることによる規模のメリットや、それに伴う各種手数料収入、集客効果など様々な構図があるんでしょうが・・。
少なくともこの機能を提供することで商売上のメリットを得ているのは間違いないので、利用者としては大いに使っちゃいましょう!!
スポンサーリンク
メリット①ポイントまとめ機能

では、実際のメリットを簡単に解説していきましょう。
まず、最も分かりやすいメリットがこちらですね。ポイントまとめ機能です。
ココでは単純化のためにポイントサイトの名称をそれぞれ「A・B・C」としましたが・・このように多くのポイントサイトからのポイントが交換が可能なので、少額のポイントでもまとめサイトに集めればポイントをひとまとめにすることができます。
ポイントから現金への交換等には「〇〇ポイント以上」などの制限があることも多いので、ポイントをまとめる機能は、それなりにメリットがあるんですよね。
ただ、ポイント中継・まとめサイトの本当のメリットは、次にご紹介するポイント経由地機能にあります。
メリット②ポイント経由地機能

そして、ポイントまとめ・経由地サイトの最大のメリットがこちら。
ポイント経由地機能です。
例えば、Aというポイントサイトから、これまた例えば「TOKYUポイント」へのポイント交換を直接行うことができない場合・・・。
こんな場合でも、「多くのポイントへの交換機能を有する」ポイント経由地サイトを経由することで、本来交換ができないはずのポイントサイト「A」のポイントを、TOKYUポイントに交換することができるケースがあるんです。
ポイント経由地サイトを経由すれば必ずお目当てのポイントに交換できるわけではありませんが、ポイントサイト間の交換関係を把握しておけば、狙ったポイントに交換することが可能になります。
例えば、上記で例として挙げた「TOKYUポイント」への手数料無料での交換が可能なのは、ポイント経由地サイト「ドットマネー」だけです。
このため、ドットマネーは「TOKYUルート」を利用するANA陸マイラーにとってまさに「必須」というべきポイント経由地サイトになっています。
また、このポイント経由機能を利用したさらなる裏技としては・・例えば上記「ドットマネー」ならドットマネー経由でポイント現金化無料!なんてことも可能です。

多くのポイントサイトでは、獲得したポイントの現金化には上記赤枠内の通り交換手数料が必要なことが多いんですが・・。
ドットマネーは、1,000円単位での交換にはなりますが、全国の金融機関に交換手数料無料で現金化できるんです。
つまり、ポイントサイトで貯めたポイントをそのまま現金化すると交換手数料が掛かるんですが、ポイント経由地サイトドットマネーにポイント交換すれば、現金化の手数料が無料になるんです。
この記事のアイキャッチ画像には「橋」の画像を選択しましたが・・まさに、ポイントの架け橋となるサイトなんですよね。
このポイント中継機能は、絶対に把握&利用するべき機能です。
スポンサーリンク
ドットマネー

では、続いてこの記事でご紹介する3つのポイント中継、まとめサイトの特徴&比較をご紹介していきます。
まずは、ANA陸マイラーなら「必須」登録と言えるポイントサイト「ドットマネー」ですね。
- ポイント価値 1P=1円
- 有効期限 6か月(増量ポイントは当月末まで)
- 交換単位 1P(1円)
- 交換手数料 無料
- ポイントサイト機能 有り
- TOKYUポイントに交換できる唯一無二のサイト
ドットマネーの特徴をまとめたものがこちらです。
まず、ポイントの価値は1P=1円ですのでものすごく分かりやすいです。また、他社ポイントからドットマネーへの交換、また、ドットマネーから他社ポイントへの交換も原則として無料なので、まさに「通行料無料」の架け橋サイトです。

当然ながらTポイントへの交換も無料なので、ウエル活ユーザーにとっても必見のポイントサイトと言えるでしょう。
また、先にも事例として書きましたが、ポイントの現金化も無料なので、現金化が手数料有料のポイントサイトのポイントは、ドットマネーへ交換した後に現金化すれば、手数料無料で現金化が可能です。
また、ドットマネーへのポイント交換単位が1P単位(最低交換額あり)なので、他のポイントサイトで貯めたポイントを逃さず使い切れるのも地味ですが大きなメリットです。

さらに、ANA陸マイラーにとっての最大のメリットがこちらですね。
ANAマイルへ0.75倍(1円=0.75マイル)に交換できる、業界最高倍率であるTOKYUポイントへの交換は、唯一、このドットマネーだけが可能です。
- ちょびリッチ
- ライフメディア
- ハピタス
- モッピー
- ポイントインカム
- ポイントタウン
- ワラウ
- Getmoney!
- アメフリ(旧i2iポイント)
- ポケフル
また、このように多くのポイントサイトから手数料無料で交換可能なのも魅力的ですね。

また、このドットマネーには「ドットマネーモール」というポイントサイト機能(広告利用でドットマネーポイントがもらえる)もあります。
他のポイントサイトとは一風変わった案件が掲載されているので、時折お得な広告が掲載されていることもあります。
有効期限に注意
ただし、ドットマネーの唯一にして最大の欠点?というか注意点は、ポイントの有効期限が短いことです。
通常ポイントの場合は6か月です。これはガチの有効期限で、延伸措置などの救済策はありません。
ただ、6か月ですから・・特に滅茶苦茶短い!ってわけでもないんですが、注意すべきは他社ポイントからの交換による増量キャンペーン時のポイントです。

例えば、この増量キャンペーンで11月20日にもらったポイントですが・・。

なんと、有効期限が11月30日までなんです。短か!!
このように、増量キャンペーンポイントの有効期限が獲得月の月末までという滅茶苦茶な短さなので、この点だけはご注意ください。
この点にさえ注意しておけば、陸マイラー&ポイ活ユーザーのまさに「主力」として使えるポイント中継サイトです。
スポンサーリンク
PeX

さて、お次にご紹介するポイント経由地サイトが「PeX」です。
PeXは、ポイントサイト「ECナビ」を運営する「Voyage Marketing」が運営するポイント経由地サイトです。
ECナビだけでなく、様々なポイントサイトのポイントを受け入れており、PeXにポイント交換できるサイトは100を超えています。
- ポイント価値 10P=1円
- 有効期限 無期限(※1年に1回ログインすれば失効なし)
- 交換単位 1,000P(100円)
- 交換手数料 一部無料
- ポイントサイト機能 有り(ECナビ)
PeXの特徴をまとめたものがこちらです。
ポイント価値は10P=1円なので・・ちょっと、価値的には分かりにくいポイント中継サイトです。なお、有効期限は実質無期限(1年に1回ログインすれば失効無し)なのは嬉しいポイントですね。
また、他社からのポイントの受け入れ単位は1,000P(100円)からとなっています。
そしてこのPeXですが・・PeXへの交換は無料!というポイントサイトが多いのですが、PeXから他のポイントに交換する際、一部を除き手数料が掛かるものが多いのが若干珠にキズです。
Tポイントへの交換も手数料が掛かりますが、ポイントサイトECナビの案件を1つ利用することで手数料を無料にすることもできます。
また、PeXは現時点ではTOKYUポイントへのポイント交換ができませんので陸マイラー的な利用価値はあまり高くないサイトですし・・。
Tポイントへの交換に手数料が掛かるため、ウエル活ユーザーとしてもあまり使い勝手の良いポイント経由地サイトではありません。
が、これはあくまで「現時点では」の話。
2021年現在ではドットマネーが陸マイラー&ポイ活ユーザーにとって必須経由地サイトになっていますが、実は2019年12月末のLINEルート(ソラチカルート)の閉鎖までは、実はドットマネーはANA陸マイラーには見向きもされないサイトだったんです。
今となっては信じられませんが(笑)。
このように、ポイントサイト業界は1つのポイントサイト間の交換ルートの開通&閉鎖で、滅茶苦茶影響を受けます。
PeXは今現在はドットマネーにその利便性が一歩劣るのは事実ですが、貴重なポイントまとめ・経由地サイトであることには変わりありませんので、存在については常にウォッチしておくとよいでしょう。
スポンサーリンク
Gポイント

最後にご紹介するポイントまとめ・経由地サイトがこちら。
Gポイントです。
Gポイントは、なんとGポイント自体がポイントサイトでもあるという一風変わったポイントまとめ・経由地サイトです。
Gポイントも、ANA陸マイラーにとってLINEルート(ソラチカルート)が主力だった時代には必須のポイントまとめ・経由地サイトだったんですが・・。
LINEルートの閉鎖以降、ポイント経由地機能としてはドットマネーに主役を譲るような形になっています。
- ポイント価値 1P=1円
- 有効期限 無期限(※1年に1回ポイント加減算すれば失効なし)
- 交換単位 100P(100円)
- 交換手数料 基本5%(一部無料)
- ポイントサイト機能 有り(Gポイント)
- JRキューポへの交換可能
- 三井住友カードVポイントへ手数料無料で即時交換可能
Gポイントの特徴がこちら。
ポイントの価値は1P=1円ですので分かりやすいサイトです。また、有効期限も1年に1回ポイントを加減算する・・例えば広告クリックによる1Pの加算でも、他社ポイントへの交換による減算でもOKですが・・。
この加減算により、さらに12か月ポイント有効期間が伸びます。実質はポイントの有効期限は無期限といって良いですね。
そして、Gポイントの最大のポイント&注意点としては、Gポイントへの交換は無料のことが多いのですが、Gポイントから他社ポイントへの交換時に、多くの場合5%程度の手数料が取られます。
ただ、これまたECナビと同じくGポイントの実際の利用で手数料を無料にすることができるので、実際は手数料は取り戻すことができます。
ちなみに、交換手数料を無料にする方法は以下の関連記事に詳しく掲載しています。
Gポイントの注目点

そして、Gポイントの注目ポイントは大きく2つです。
一つは、上記のとおり、JRキューポという、JR九州発行のちょっとマイナー?なポイントに交換が可能なこと。そしてこのJRキューポは実は陸マイラーにとって結構注目のポイントでして・・。

というのも、このGポイント→JRキューポの交換ルート限定で、上記の「みずほルート」を利用して、ANAマイルに0.7倍で交換ができるんです。
あまり考えたくはありませんが、ANA陸マイラーの主力ポイント交換ルートであるTOKYUルートが仮に閉鎖されてしまったりした場合は、次点のポイント交換ルートの筆頭にあげられるのが、この「みずほルート」です。

また、三井住友カードのポイントプログラム「Vポイント」に、手数料無料で即時交換できるのもかなりのメリットです。
Vポイントは、ANAマイルに0.6倍で交換できたり、シンガポールエアラインのマイルにも0.6倍で交換(現在コロナ禍により交換一時停止中)できるなど、マイルを貯めるためにはメリットの多いポイントプログラムです。
このように、Gポイントはポイント経由地サイトとしてもかなり重要なポイントサイトですので、こちらも覚えておくとよいでしょう。
スポンサーリンク
ポイントまとめ・経由地サイトを上手に利用しよう!

いかがでしたでしょうか?
ANA陸マイラー活動やポイ活を進めていくうえでまさに「必須」と言える「ポイントまとめ・中継サイト」についてご紹介しました。
ポイントまとめ・経由地(中継)サイトを利用することで、少額ポイントをまとめたり、本来交換ができないポイントへのポイント交換ができたり、手数料を無料化できたりするので・・これ、本当に絶対に登録しておくべきサイトなんです。
特にANAマイルは、ドットマネーを経由した「TOKYUルート」を利用しないと獲得効率がかなり落ちますので、この記事でご紹介した3つのサイトに着目し、上手に利用してください。
そして、記事中にもご紹介しましたが、このポイント経由地サイトは一つのポイント間のポイント交換終了やポイント交換開始により、多大な影響を受けます。
時期 | ルート名称 | 主力経由地サイト |
~2018年3月末 | ソラチカルート | PeX、ドットマネー |
~2019年12月末 | LINEルート | Gポイント |
~2020年現在 | TOKYUルート | ドットマネー |
ちなみに、ANA陸マイラー的な主力ポイントまとめ・経由地サイトの変遷がこちらです。
なんと、約1年単位で主力経由地サイトが入れ替わっているのが・・お分かりでしょうか。2018年4月~2019年12月末までは、実はドットマネーは陸マイラーはほとんど使わないポイント経由地サイトだったんですが・・。
2020年現在、また主力の座に返り咲いていますからね。
もし・・現在の陸マイラー的主力ポイント交換ルートであるTOKYUルートが閉鎖になったら・・。次に主力となるのはGポイントであることが予想されます。
ここでご理解いただきたいのは、その時々のお得なルートにより、ポイント経由地サイトは使い分けることが重要であること。
そして、ポイント経由地サイトを使い分けることが、陸マイラーやポイ活の第一歩、ということです。
各サイトそれぞれ特徴がありますので、十分ご理解のうえ、上手に利用しましょう。
年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。