2018年の春休みを利用して、マイルを使った特典航空券で家族4人でグアムへ行ってきました。
グアム行きの航空券は、あまり評判の良くない?ユナイテッド航空。
私が貯めているANAマイルでの発券を考えると、同じスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空名古屋ーグアム便以外の選択肢がなかったこと、そして、ビジネスクラスの親子4人での特典航空券も簡単に発券できたので、ユナイテッド航空UA136便を利用してきました。
「残念ビジネスクラス」ともいわれるユナイテッド航空のグアム便ビジネスクラスの搭乗記をご紹介します。
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目次
手荷物カウンターとラウンジがJALとスタアラ(ANA)バラバラ
この日の空港到着は9:00。出発は11:30ですし、子連れで時間がかかることもあり、さらにはラウンジで朝食を食べたかったので、2時間30分前なら別にそんなに早く着いたつもりでもなかったのですが、チェックインカウンターはまだ準備中。
そして、噂には聞いていましたが、準備をしている係員の方はなんとJALのグラウンドスタッフの方。
今回の特典航空券旅行では、ANAのマイルを使ってスターアライアンス系のユナイテッド航空を利用したのですが、なぜかチェックインカウンターがワンワールド系のJAL・・・。
どうも、過去からカウンター業務を受託しており、航空会社のアライアンス再編後も、JALがそのままチェックイン業務を受託しているということのようです。
そして、アライアンス違いの他の航空会社を受託しているのが理由で・・・というわけではないのでしょうが、カウンターがもちろん常時開設ではなく、しかもカウンター開くのがめちゃ遅い。
9:00時点で乗客もかなり並び始めましたが、まったくカウンターが開く気配はなし。乗客の方が「カウンターは何時くらいに開くの?」と質問したところ「9:40くらいですね~」との回答。仕方がないので・・
いつものカードラウンジ「プレミアムラウンジセントレア」へ。
ビールでも飲んで、カウンターが空くのを待ちます。しかし・・空腹にビールが効きます・・。
結局カウンターが開いたのは、9:35分過ぎでした。さすがにこれだけ人が並ぶとカウンターオープンを10分くらいは前倒ししてくれたのでしょうか。
でも、これで案内された搭乗開始時刻が10:55でしたから、かなりゆっくりした搭乗手続きであることは確かだと思います。
今回はビジネスクラスのためプレミアアクセスでサクッとチェックインできます。かなりの列ですので、これはありがたいですね。
無事、チェックイン完了です。
ちなみにチェックイン時案内されたラウンジは、スターアライアンスラウンジ。ちょっと前はチェックインカウンター業務に加えてラウンジもJALのサクララウンジだったと聞いたことがありますが、そこはさすがにスターアライアンスラウンジに変更したようです。
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安定のスターアライアンスラウンジ
スターアライアンスラウンジはこれまで何度も記事にしていますので、ここでの訪問記は省略します。
今回は手前の上海焼きそばが美味しかったですね。いつもと変わらない、安定感のあるラウンジです。地方空港のラウンジとしては、特段の不満はありません。
何しろチェックイン開始が9:35、搭乗開始が10:55ですから、そんなに余裕があるわけでなく、搭乗開始となります。
なんちゃってではありますがビジネスクラスですので、優先搭乗で搭乗です。
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残念過ぎるシート
はい、これがUA136便のビジネスクラスのシートって・・えっ。
残念だとは聞いていましたが、本当にかなりの残念シートです。
とにかく残念なのがシートピッチ。窓を見ていただきたいのですが、普通ビジネスクラスの場合1シートあたり最低2個、場合によっては3個くらいの感覚をシートピッチとして使用するのが普通です。
こんな感じですね。これはANAの残念シートですが、窓2個以上は占有しています。
それが、このビジネスクラスシートの場合なんと1.5個分のスペースがあるかどうか。ANAのプレミアムエコノミーと同等か、それ以下、というのが正直なところでしょう。
身長180cmの私が足を組むと、余裕で前席にぶち当たります。これは全くプレミアム感ありませんね。
モニターも・・・まぁ、あれですね。エコノミーと同じっていうことです。
アメニティは毛布とスリッパだけ。毛布がかろうじてビジネスクラスって感じでしょうか。
アブレストは2×2の4列。私は一番後ろの席に座りましたが、前の席はこんな感じで、やっぱりキュンキュンです。ANAなら2×2の3列で配席するところに、4列ぶち込んでいるということだと思います。
そして、相変わらず操縦席丸見え。これ、いいんですかね?
ウェルカムドリンクサービスあり。ただし、メニューなし
優先搭乗で着席後、早速ウエルカムドリンクのサービスがあります。
英語で「何か飲む?」と聞かれるのですが、メニューは無いのでドリンクの選択肢に何があるのか良くわからないんですよね。私はとりあえず「シャンパンください」といってみたら「OK」とのことなので、シャンパンの搭載はある模様。多分、スパークリングワインでしょうけど。
娘のコーラと一緒に到着。もちろんプラコップですけど、今はANAでも安全上の理由なのか、便によってはウエルカムドリンクがプラコップだったりしますので、このあたりはまだ許せますね。ただ、プラコップでも色は透明が良かった・・。
味の方は、辛口でなかなか美味でした。
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機内食は2つからの選択制。噂の品切れはなかった
安定飛行に入ると、機内サービス開始です。
まずは暖かいおしぼりサービスの後・・・
おつまみのナッツと食前のドリンクのサービス。ドリンクはビール、アサヒスーパードライにしました。
銘柄はアサヒかハイネケンと言われれば、それはアサヒを選んでしまうのが日本人というものです。食前酒も届いたところで、特段期待はしていませんが、機内食のオーダーです。
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機内食の選択は「ブタ」か「シャケ」
ラウンジで朝食を食べたばかりなので特段お腹は空いていませんが、離陸後約45分で食事タイム。機内食のオーダーが入ります。
機内食の選択は「ブタ」か「シャケ」とのこと。日本人にわかりやすいように言ってくれているのはわかりますが、吉野家の「豚鮭定食」みたいに聞こえるので、もう少し言い方を考えていただけると・・・。
ちなみに、「ユナイテッドのビジネスは定員ギリギリの食事しか搭載していないので、後列では選択できなくなる」という噂がありますが、今回は遭遇せず、最後列の我々もしっかり選択できました。
ちなみにこれがブタです。一応陶器とガラスのお皿に乗っていますが、クオリティとしてはエコノミー+αってところですね。
まあ、アメリカでは航空機は単なる「移動手段」ですから、過度の期待は禁物です。
これが「シャケ」。サーモンのソテーですね。米系のエアラインでもさすがに鮭は美味しいイメージがあります。
確かに、意外にジューシーで美味しかったです。
一応、パンもあったかいものを提供してくれます。もちろん、食事もあったかいです。
そして野菜サラダは実際に現地に行って食べて思いましたが、完全に現地のお野菜ですね。ソースはなぜか和風醤油ソース。これはこれで美味しかったです。
そして・・豚ですが、料理名を付けるとすると「豚ロース肉のローストホワイトクリームソース、コロッケと焼き野菜添え」でしょうか。
ロース肉は肉を塊そのまま焼いていると思われ、かなりの肉々しい食感を楽しめます。別の言い方をすると「パサパサして硬い」んですが、肉の味が楽しめて、これはこれで美味しいかもしれません。
付け合わせのコロッケは、特にミンチ等の具のない、単純なジャガイモコロッケです。
多分、ユナイテッド航空のエコノミークラスの食事よりは良いのでしょうが、ANAの中距離便エコノミークラスと同等。そのくらいが、ユナイテッド航空名古屋ーグアム便のレベル感ではないでしょうか。
後は、エコノミーでは有料のアルコール飲料も飲み放題なことくらいがユナイテッドの良いところですかね。
食事終了後ビールをもう1本頼んでまったりしていたら、ほどなくA.Bウォンバット国際空港へ到着です。
手前がハガニア湾、奥がタモン湾です。天気が良いのでくっきりわかりますね。
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名古屋ーグアムは近い!無理してビジネスにする必要はない
以上、名古屋ーグアムを結ぶUA136便ビジネスクラスの搭乗記をお届けしました。
話のネタに片道ビジネスクラス(復路はもちろんエコノミー)にしてみましたが、「スターアライアンスラウンジ」「ビジネスクラスの優先チェックイン/優先搭乗」以外は、特段ビジネスクラスの醍醐味を感じることはありませんでした。
特にANAなど日系のビジネスクラスに乗り慣れている方には、「えっ?これでビジネス?」と思われてしまうことでしょう。
スターアライアンスラウンジについても、プライオリティパスを持っていればエコノミークラスのチケットしかなくても立ち寄ることは可能ですので、無理にビジネスを選択する必要はないように思います。
私の場合はマイルが有り余っていますのでまあ、これはこれで良かったのですが、追加で数万円の価値があるかといわれると、名古屋ーグアムが近いこともあって考えてしまう、そんな路線かな・・という印象でした。
グアムの出入国に関する関連記事は、下記の記事も是非ご参照ください。
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私はポイントサイトを利用して、夫婦で年間60万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
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