2016年秋にANA陸マイラー活動をスタート。3年目を迎えた2019年夏に、ついにビジネスクラスで親子でハワイ旅行の初日を迎えました。パチパチパチ・・自分でも、よくここまで来たもんだ、と感慨深い思いです。
陸マイラーとして、これまで一度も乗ったことのなかったビジネスクラスへの搭乗はもちろん、それどころかファーストクラスでヨーロッパにも行きましたし、ついに親子4人でビジネスでハワイですからね。
・・・と言っても、ホノルル行きANAのビジネスクラスはAMC平会員の私には4席予約することはできませんので、ビジネスクラスはビジネスクラスでも、アシアナ航空のビジネスクラスでのハワイ訪問です。
そして、よりにもよって2019年8月は、日韓関係が最悪な時期だったんですよね。でも、このアシアナ航空のホノルル便を予約したのは2018年の8月ですからね・・こんなに日韓関係がこじれるとは、思ってもみなかったですよ。
この時期的には最悪な時期に、アシアナ航空のチケットを持って、大韓航空のKALラウンジを訪問するという奇妙な体験をしましたので、その内容などをかいつまんでご紹介します。
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目次
KALラウンジの入室条件
まず、セントレア・中部国際空港KALラウンジの営業時間や入室資格について簡単にご紹介します。まずは、KALラウンジの入室資格です。
- 大韓航空ファーストクラス、プレステージ(ビジネス)クラスの搭乗者
- スカイパス ミリオンマイラー、モーニングカームプレミアム会員
- スカイチーム エリートプラス会員
- スカイパス モーニングカーム会員(資格制限あり)
- 提携カード会員 (Priority Pass、Diners card)
今回私は一番下、提携カード会員資格(ダイナース)で入室しました。基本的には大韓航空の上級クラス搭乗者、大韓航空の上級会員および大韓航空が所属するスカイチームの上級会員が入室できるラウンジ、という位置づけですが、かなり門戸は広く開かれています。
「提携カード会員」という表示でお分かりのとおり、プライオリティ・パスやダイナースカードの所有者でも入室ができるんですよね。当日の有効な国際線チケットを所有していればOKなので、プライオリティパスもしくはダイナースカードの所有者であれば、LCCに搭乗する場合でも、私のように同じ韓国のライバル会社であるアシアナ航空便の搭乗者でも、利用することができます。
プライオリティ・パスの場合同じセントレア内にある「スターアライアンスラウンジ」も利用できるので、スターアライアンスラウンジに行かれるでしょうから、ほぼダイナースカード利用者向けのラウンジ、と言っても過言ではないラウンジかも知れませんね。
- 営業時間:7:30~17:15
- 飲食サービス
各種アルコールドリンク・ソフトドリンク、スナック、サンドイッチ、おにぎり、お菓子、おつまみなど - ビジネスサービス
無線LANサービス、有線LAN対応席8席、ケーブルアダプターの貸し出し可 - 雑誌・新聞サービス
各種新聞、雑誌 - その他サービス
マッサージチェアー1台、ラウンジ内お手洗い
営業時間、サービス等の内容がこちら。地味に嬉しいのが、ラウンジ内にお手洗いがあることでしょうか。国際線の場合、出発間際はお手洗いが込み合うことも多いのでラウンジ内でお手洗いを済ませて行けるのはありがたいですね。
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KALラウンジの場所
では、早速KALラウンジに向かいましょう。
と言っても、ラウンジの場所は誰でもわかります。出国審査を出て少しだけ左方面に向かった先に、目指すKALラウンジはあります。
念のため公式HPの地図も貼っておきますが、まず迷うことなくたどり着けます。また、エレベーターで2Fへ降りる・・と案内されていますが・・
余裕で階段でも降りられます。というか、階段の方が楽だし早いです。
KALラウンジに到着です。
KALラウンジにはダイナースカードの会員資格で
今回、KALラウンジにはダイナースカードの会員資格で入室しました。冒頭でも記載したとおり、所持している航空券は、アライアンス違いのしかもライバル会社であるアシアナ航空のエコノミークラスチケットです。
正直、アシアナ航空のボーディングパスでKALラウンジって、大丈夫か?と思いましたが、周囲はプライオリティパスとダイナースカードだらけだったので、全く問題ありませんでした。カードと搭乗券を提示して、電子サインをするだけで問題なく入室できましたよ。
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飲食サービス
では、早速ラウンジのサービスを確認していきましょう。まずは飲食サービスからです。
まずはセントレアのラウンジといえば!のド定番と言ってよい、ミニどん兵衛(笑)。ラウンジの来訪者の大多数がこのどん兵衛を食べていましたね。
まさにこのラウンジの主役級といって良い存在感です。というか、どん兵衛以外にめぼしいものは・・あまりない・・かな。
どん兵衛の手前に置かれていたのが、フリーズドライのスープ。卵スープ、コーンスープ、味噌汁が楽しめます。ただ、圧倒的人気をどん兵衛に取られてしまって、完全な脇役に成り下がっていました・・・。
後はパンとバター、クラッカー、ナッツです。
朝食時間帯だとおにぎりの用意もあるようですが、私が訪れたAM10時には、おにぎりはありませんでした。
ビールサーバーは、プレミアムモルツの生と、プレミアムモルツの黒ビールです。
グラスはキンキンに冷えたグラスが隣の冷蔵庫内に用意されていますので、こちらを利用しましょう。
プレモルが飲めるラウンジって・・・これ、いくらダイナースカードとはいえ、クレジットカードで利用できるラウンジとしては結構凄くないですか?
すげぇ・・まさに「神泡」状態です。このレベルの生ビールが飲めるって、KALラウンジの実力はかなりのものがあると思います。もしセントレアのスターアライアンスラウンジを利用できる場合は、もちろんスタアララウンジがおススメですが、KALラウンジもかなりおすすめできるラウンジだと・・・両方を利用した私が断言したいと思います。
その他、冷蔵庫の中には牛乳、野菜生活、トマトジュース、ミネラルウォーターと・・・
良く冷えた白ワインと、大吟醸の日本酒がありました。
白ワインは結構辛口で美味しかったですよ。
その他、いつでもどうぞ的なウィスキーと、赤ワインもありました。
当然、コーヒーメーカーとソフトドリンクバーも完備です。
正直、あまり期待していませんでしたがこのKALラウンジ、意外に充実のラウンジと言ってもよいのではないでしょうか。
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室内の様子
では次に、ラウンジ内の様子をご紹介しますね。ラウンジの全景はこんな感じです。
まず、窓がないので開放感は全くありません。写真のちょうど上部奥側がラウンジの入口です。そして、このソファーエリアがあって・・・
ちょうど入り口の裏が、飲食カウンターと、雑誌・新聞コーナーになっています。入口、ラウンジエリア、飲食カウンターがちょうどU字に配置されている、というとわかりやすいでしょうか?飲食カウンター奥にはビジネスパーソン向けのシートがありますが、結構人がいらっしゃったので撮影は遠慮しました。
もちろん、Wi-Fi完備です。
奥には、このようなマッサージチェアルームがあるのですが・・・
・・・説教部屋っぽい、謎の個室になっていました。
その他、トイレがラウンジ内にあるのが素晴らしいですね。しかもかなり掃除がしっかりされており、快適な空間でしたよ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
プライオリティパス、ダイナースクラブカード所有者なら、LCCの搭乗者でもライバル会社のアシアナ航空搭乗者でも訪問できる、しかも結構ハイクオリティなセントレア(中部国際空港)のKALラウンジをご紹介しました。
正直、ここまでのレベルとは思っていなかったので、かなり驚きましたね。もちろんセントレアのスターアライアンスラウンジと比べては見劣りはしてしまうのですが、ダイナースクラブカード所有者が入室できるラウンジとしては、かなりのレベルだと思います。
もしダイナースクラブカード所有者の方でしたら、決して後悔しないラウンジですので是非足を運んでみてください。
この後、アシアナ航空OZ121便でソウルに向かいます。OZ121ソウル便の搭乗記はこちらからどうぞ。
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