ANAマイルを利用した特典航空券による親子4人のビジネスクラス旅行。
初日の夜のディナーとして、ウルフギャング・ステーキハウスに訪問してきました。初日のからしっかり遊び、しかも肉汁滴るステーキが食べられる体力が残っている!これもビジネスクラスでのフライトのおかげです。ありがたやありがたや。
15時にシェラトン・ワイキキにチェックイン。16時から2時間プール&ビーチで遊び、さらに水着の洗濯まで終わらせて、19時に予約していたウルフギャング・ステーキハウスのディナーを堪能してきましたので、レポートしたいと思います。
目次
ウルフギャング・ステーキハウスとは?
※http://wolfgangssteakhouse.jpより引用
ウルフギャング・ステーキハウスは、NYの名門ステーキハウス「ピーター・ルーガー」で40年以上活躍したウルフギャング・ズウィナー氏が、独立し次男のピーター・ズウィナー氏とともに、なんと65歳の時に2004年マンハッタンに創業したステーキハウスです。こだわりのステーキの美味しさで瞬く間に人気店となったんですよね。
現在では、”極上ステーキハウス”として、ニューヨークをはじめ、ワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズで絶大な人気を誇っています。
その特徴は、なんといっても、厳選された牛肉の品質と、28日間の長期乾燥熟成(ドライエイジド)によるうま味の凝縮という、ステーキ提供までの独自のプロセスです。まず、牛肉はアメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級の品質と認定された「プライムグレード」を使用しています。
- プライム
- コマーシャル
- チョイス
- ユーティリティ
- セレクト
- カッター
- スタンダード
- キャナー
ウルフギャング・ステーキハウスで使用されている牛肉は、全てトップに該当する「プライムグレード」ビーフ、アメリカでの最高格付けの牛肉なんです。日本でいうところのA5ランクとか、そんな感じの超絶高級お肉なんですね。
そして、このお肉をさらに熟成庫で長期熟成させています。牛肉は熟成が進むと、肉自体が持つ酵素の働きで肉質が柔らかく変化するのと同時に、タンパク質が分解されて旨み成分であるアミノ酸が増すそうなんですが、この長期乾燥熟成によって柔らかい食感と旨味が増した肉を厚切りにして、900℃のオーブンで焼き上げる。
このクオリティを、全世界の店舗で守っています。だから、評判が落ちないんですね。
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ウルフギャングステーキハウスのディナー
ウルフギャング・ステーキハウスの予約は午後19:00。予約の約10分前を目指し、目的地ロイヤルハワイアンセンターにある店舗に向かいます。
シェラトン・ワイキキやロイヤルハワイアンホテルにほど近いロイヤルハワイアンセンター内にあるので、私の宿泊しているシェラトン・ワイキキからなら歩いて5分もあれば十分行けてしまう距離です。
ワイキキのメインストリートと言ってよいカラカウア通りに面しているので、例えばグーグルマップ等でルート探索しつつ歩けば、まず迷うことはないと思います。
実際のお店がこちらですね。特に行列等は無いように見えますが、実際には予約で埋まっており、予約していない方は2時間待ちは当たり前、という超人気店です。
私は予約をしていましたので、入店後スムーズに席に用意されました。予約は少なくとも1か月くらい前には済ませておくことをおすすめします。
店内の様子はこんな感じで、高級店ながらもそこはワイキキ、かなりリゾート感が漂う店内です。また、席と席の距離が意外に近いので、かなり雑然とした雰囲気です。そして、客の約8割は日本人かな(笑)。日本人は日本語が話せるウェイターの担当する席に固められる傾向があるのか、周囲は気が付くと日本人だらけ、って感じです。アウェー感は全くありません。
ドレスコードは「スマートカジュアル」ですので、男性の方はタンクトップやサンダル履きでの来店は避けましょう。Tシャツや短パン(ただし、水着は不可)は全然ありって感じですね。
席には、このようにステーキソースと当日のおススメの赤ワインがおいてあります。
ステーキソースを使う必要はほぼありませんし、おススメの赤ワインも特に勧められることも無く、頼まなければいずれ撤収されるので、「これ、何だろう?」とか特に気にする必要はありません。
まずはドリンクを注文
席に着くと、ほどなくしてウェイターがメニューを持ってきてくれます。
まずはドリンクの注文から。ビール、Frozen Drinks、スムージー、ソフトドリンク、
カクテルなどからチョイス。更にワインリストには強烈な数のワインがあるので、お好みのものを頼みましょう。ワインを飲まれる方は、ボトルのワインは安い物なら約60ドルくらいからありますので、ボトルワインを頼んでしまった方が結局安上がりかもしれません。
また、水は無料なので、子どもで特にソフトドリンクも要らない!って場合は水を頼めばOKです。大人の場合も水は無料ですが、マナーとしてワンドリンクは注文したいですね。
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ウルフギャング・ステーキハウスのメニューと注文方法
ではお待ちかねのステーキの注文です。
ウルフギャング・ステーキハウスに行ったら絶対に食べておくべき、いや、食べなければ行った意味がないのが、ステーキ。中でも一番人気なのが「ポーターハウスステーキ」です。ポーターハウスステーキは、いわゆるTボーンと言われる部位のステーキで、真ん中の骨(ボーン)を境にフィレ(ヒレ)肉とサーロイン(ストリップ)の部位の両方の味が楽しめる、お店一番のおススメのステーキです。
※http://wolfgangssteakhouse.jpより引用
このポーターハウスステーキは、赤の枠内表記のステーキになります。「ポーターハウスステーキ・・メニューに無いな」と思われるかもしれませんが、お店の看板メニューですので、単純に「ステーキ」と表記されています。
そして、ここからが注意点です。このポーターハウスステーキ、なんと一人前のお肉の量が450gもあります。2人前でも900gですよ?もう少しで1kgですから、これ超絶トンでもないボリュームです。
焼肉に行って大人2人で肉1kg食べられますか?かなり厳しいですよね?
ポーターハウスステーキを頼む場合、例えば親子4人(大人2人、子ども小さめ×2人)の場合、2人前でも食べきれるかどうか不明な量のステーキが届くことを前提に、その他のメニューを注文してください。つまり、大人が訪問する場合は人数から1人分引いたくらいの量のステーキを、子連れの場合は子どもの食べる量を踏まえた注文をおすすめします。
その他の付け合わせのポテトやご飯なども、信じられないくらいスーパーボリューミーですので、これで十分満腹になれます。
そして、もう一つの注意点としては、ステーキは注文してから焼きあがるまで約20~30分程度時間が掛かります。このため、前菜もしくはサラダから何か注文しておかないとステーキ到着までに時間を持て余します。
この前提で、メニューを確認していきましょう。
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メニュー
まずは、アペタイザー(前菜)から。
アペタイザーは、シーフード中心ですしボリューム的にはそこまで暴力的ではありません。が、上から2つ、シーフードプラッターとウルフギャングエクスペリエンスには注意が必要です。下手すると小食な方だとこれだけで満腹になる可能性があります。
次はサラダ。サラダもそこまでの暴力的なボリュームはありませんので、このサラダとアペタイザーから1品程度選ぶのが無難です。2品以上頼むと、ステーキのボリュームによってはステーキにたどり着く前にお腹いっぱいになってしまいます。
そして、再度のご紹介ですが、ステーキのメニューがこちらです。親子4人とかの場合ステーキ(ポーターハウスステーキ)2人前程度がおススメですかね。
一方、男性1人+女性1人とかの場合、これでも食べきれない可能性があります。そんな場合はその下「フィレミニオン」か「プライムニューヨークステーキ」を注文しましょう。
ポーターハウスステーキはフィレとサーロイン(ストリップ)の両方を味わえると書きましたが、「フィレミニオン」はフィレの部分のみを、「プライムニューヨークサーロイン」はサーロインの部分のみをそれぞれ楽しむことができるんです。個人的なおすすめはサーロインですね。適度な脂身もあって食べやすいです。一方、フィレは肉の味が強いので、いわゆる「赤身肉」好きな方におススメです。
それぞれ、重量はウルフギャングで「1人前」とされる450g程度ですので、この1つなら二人でも食べきれる量だと思います。それでも2人で450gのステーキですからね?これでもかなりの量があると思ってください。
また、焼き加減はミディアムレアくらいがおススメ。お皿が熱々で提供されるので、食べている間にどんどんと火が通っていき、ミディアムくらいの焼き加減にはなっていきます。
次がシーフード。このシーフードまで手が回るのは、大人数で訪問された方だけだと思います。少人数のグループでは、これに手を出すのは危険すぎます。
そして最後が付け合わせの「ポテト&ベジタブル」。
マッシュポテトかクリームスピナッチ(ほうれん草のクリーム煮)が定番ですが、ディナーの最初に無料のパンが提供されるので、少人数のグループの場合はこのメニューからは何も頼まなくても大丈夫なくらいだと思います。特にライスは安いので頼んでしまいがちですが、男子大学生の体育会部活の合宿の罰ゲームか!ってくらい大量のライスが来ます。私の隣席のカップルさんは、ライスの量に唖然となっていました。後述しますが、全員に無料のパンが提供されるので、この付け合わせも頼みすぎには本当に注意してください。
私は持ち帰りを前提に、ジャーマンポテトを頼みました。
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ポーターハウスステーキを実食
さて、この日は正午過ぎにランチを食べて以降何も食べていない、しかも2時間以上プール&ビーチで遊びまくった腹ペコ親子4人ということで、警戒しつつもポーターハウスステーキを3人前(なんと1,350g!)をオーダー。
前菜には「ジャンボシュリンプカクテル」、付け合わせには前述のとおり「ジャーマンポテト」をオーダー。いいですか?注文したのはこの3品だけです。とにかく、注文しすぎにはご注意を!
まずは、無料のパンが提供。このバターがものすごく美味しいのですが、ここでも食べすぎ注意です。何しろステーキは提供まで20~30分程度かかりますので、冒頭からスタートダッシュでパンを食べすぎると、ステーキ提供までに満腹中枢が刺激されてしまいます。
私と妻のファーストドリンクはローカルビール「BIKINI BLONDE」。
子どもはコーラとお水。お水はこんな感じで蓋つきで提供されます。
まずは前菜の「ジャンボシュリンプカクテル」。
とにかく海老がデカい!そして鮮度抜群で美味しい!
ただ、そこまで暴力的なボリュームは無いので、空腹中枢をさらに刺激する「前菜」として美味しくペロリといただくことができました。
ここでボトルワインを1本。肉に合う赤ではなく、あえてしっかり目の白を。
ボトルはワインクーラーでしっかり冷やしていただけるので、最後まで美味しくいただくことができました。グラスワインを数杯注文するぐらいなら、絶対ボトルがおススメですね。
そして、お待ちかねのステーキが到着です。まずは、各自に熱々の取り皿が提供されます。とにかく激熱なので、子どもさんがいらっしゃる場合などは、触れないようにご注意ください。
そして・・きましたよ!お待ちかねのポーターステーキ(3人前)です。
これ、分かりますか?この隠しきれない超絶ボリューム。何しろ1.3kgですからね。900℃のオーブンで熱せられた、滅茶苦茶熱々のお皿で提供されます。ちなみに、Tボーンを挟んで写真奥側の肉がフィレ、手前側の肉がサーロインです。
そして、付け合わせのジャーマンポテト。これももう「えっ」って感じのボリューム感です。これ、大きめのジャガイモ5~6個分は楽にありそうです。
そして、ウェイターさんが部位について説明をしながら、それぞれの熱々の皿にステーキを取り分けてくれます。
そしてこのステーキ皿、あえて片方の下部に皿を敷いてあり、傾斜がつけられています。その理由は、こうやって肉汁を片方に集めるためなんです。この肉汁を、ステーキに掛けていただきます。
さあ、いただきます。まずはフィレとサーロインをそれぞれ一枚ずつウェイターさんに取り分けてもらえます。
その後は、お好みのお肉をお好みでどうぞ!って感じのスタイルです。え?肝心の味はどうだって?
私、アメリカのステーキって大味だって思いこんでいました。もうね、全面的に降参です。美味すぎる。やっぱり肉食民族が肉の食べ方を極めるとこういうことになるんだなって感じる、超絶美味しいステーキです。
まず、なんといっても肉が柔らかい。これが一番びっくりしました。とにかく柔らかいので、もりもり食べられます。そして、肉の味が滅茶苦茶濃いんですよね。フィレは赤身肉のうま味が、サーロインは脂身と赤身の混然一体となったハーモニーが楽しめます。
こんなに無言でステーキをパクつきまくったのって、生まれて初めてかも。そして、ステーキって提供直後は熱々でもすぐに冷めてしまうんですが、このステーキはいつまでも熱々が楽しめるのもポイント。とにかく、ボリュームもありますがそのお肉を最後まで美味しく食べられるんです。
親子そろってほぼ無言で肉を食べまくってましたよ。
こちらがフィレ肉。赤身の美味しさが120%味わえます。
こちらはサーロイン。脂身と赤身のバランスが最高すぎる。ちょっと焼きが足りないな・・と思えば、ステーキ皿で火を通すことができますのでご安心ください。
この日は、ここでギブアップ。でも、約1.1kgは食べましたかね?ちなみに、残ったお肉とジャーマンポテトはお持ち帰りにパッキングしてもらえました。ちなみに、骨の周りに残ったお肉も丁寧に切っていただけていましたよ。
会計はテーブルチェックで
肉を食べ終わると、ウェイターさんからデザートのおすすめがありますが、「絶対無理」のため会計をお願いします。思いっきり日本語が通じますが、一応英語では「Check Please」です。
すると、こんな感じの明細を持ってきてくれるので、クレジットカード決済の場合この明細にカードを挟んでウェイターさんに渡します。
その後、クレジットカード用の明細を持ってきてくれるので、チップの額を決め、トータルの支払い額にチップを合算した支払い額を自ら記入し、署名して机の上に置いておけば会計完了です。カードの受け取りと、自分用のレシートの受け取りを忘れないようにしてください。(大概、左側ポケットの中にカードと一緒に挟んで入っている)
ちなみに、チップの額は本当に受けたサービスによって決めればよいのではないかと思います。私の席のウェイターさんは気さくで日本語もでき、サービスも良かったので・・でも18%にしました。というか、基本18%で十分なんじゃないですかね?
そして・・合計金額「高!」っと思われましたか?正直、私も普段ならこんな高級ステーキハウスには立ち寄ることはできないんですが、今回のハワイ旅行はほぼ無料のマイルを使った特典航空券(しかもビジネス)と、マリオットポイント+無料宿泊特典が大半なので、ハワイまでの移動とハワイでのここまでの宿泊にほとんどお金が掛かってないんです。
このため、こんな贅沢ができるんです。
食事を終えてお店を出ると、滅茶苦茶多くの人が待たれていました。本当に人気店ですからね。予約は必須だと思いますよ。
ウルフギャング・ステーキハウスの予約方法
ウルフギャング・ステーキハウスの予約にはいろいろな方法がありますが、一番簡単なのは「Open Table」を利用する方法です。席の予約だけのシンプルな予約ですし、オンラインで即座に予約が完了するので非常に簡単です。
他の予約方法と違い、即座に予約が完了するので結果がすぐにわかり、予定が立てやすいです。
一方、予約サイト経由での予約で一番利用しやすいのは「グルヤク」でしょうか。席のみの予約もできますし、セットメニューの予約(チップ込)もできます。ただし、グルヤクは予約料金が1人500円かかります。また、予約サイト経由の予約になるので、予約申し込みの結果が分かるのに少し時間が掛かります。
最後に、VELTRAで予約する方法もありますね。
VELTRA経由の予約ならグルヤクのような手数料はかかりません。ただし、席のみの予約はできず、セットメニューでの予約のみとなります。ただ、セットメニューのみの注文ですがチップ込みの明瞭会計ですし、タンタラスの丘周遊プランなど組み合わせて利用できるなど、使いようによっては便利なプランです。
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ハッピーアワーやランチでの利用は?
ウルフギャングステーキハウスでは、11:00~15:30の間に注文できる「ランチメニュー」と、11:00~18:30PMの間、入り口近くのバーカウンターのみで食べることのできる「ハッピーアワー」メニューがあります。
こちらが、ウルフギャングステーキハウスのランチメニューです。
ランチメニューでお肉をしっかり食べたい!という方は、一番下の「プチフィレミニオンステーキ」が、約37ドルでステーキが食べられるのでおススメです。また、ハッピーアワーは大ボリュームのステーキ「テイスト・オブ・ニューヨーク」が45ドルから食べられますので、これまたおススメ。
私の場合はその時間帯はできればビーチやプールで過ごしたい時間帯なのでなかなか行くことができませんが、この時間帯に行ける方は、是非足を運んでみてください。
ただし、ランチは予約できますが、ハッピーアワーのカウンター席の予約はできませんのでご注意ください。16時くらいなら、まず入れると思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ステーキの名店、ウルフギャング・ステーキハウスのメニューと、気になるオーダーの注意点をご紹介しました。本当に滅茶苦茶ボリュームがあるので、頼みすぎにはご注意ください。
そして、なんといっても看板メニューの「ポーターハウスステーキ」は絶対に食べておくべき一品です。ボリュームにだけは注意して、美味しくいただいてください。もちろん、注文しすぎても持ち帰りはできますが、その場で熱々を食べてこそ!の料理だと思います。
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