ANAカードのメリットを解説!陸マイラー必携の利用価値とは?

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ANA便をメインに利用する旅行者&ANAマイラーが絶対に所有しておくべきクレジットカード。

それが、ANAカードです。

え?ANAカードが無いとANAマイルが貯まらないから必須なのかって?

えーっと、実は別にANAカードを持ってなくてもみずほルートでANAマイルを貯めることは可能なので、ANAカードはANAマイルを貯めるために必須のカードというわけではありません。

・・でも、ANAカードはANA陸マイラーなら、これはもう絶対に持っておくべき必携カードなのは間違いありません(笑)。

実際に所有してみて分かった、ANAメインの旅行者&ANAマイラーにとってのANAカードのメリットを解説します。

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ANAカードのメリット

では早速、使ってみて分かったANAカードのメリットをご紹介していきます。

ANAの公式HPにもANAカードのメリットは余すことなく紹介されていますが・・。

正直メリットの紹介方法としては玉石混交な印象ですね(笑)。

はっきり言って、使わない・使う必要のないメリットと、もっと強調して書くべきメリットが混在しすぎです(笑)。

この記事では、大量ANAマイルを貯めて、そしてANAカードを所有してみて分かった、ANAカードの本当の利用価値を厳選してご紹介していきます。

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最大のメリットはANAスカイコインへの交換率

個人的に、実際に使ってみて分かった最大のメリットがこちらですね。

それが、ANAマイルからANAスカイコインへの交換率です。

上記の表をご覧になってお分かりの通り、ANAマイルをANAスカイコインに交換するのに、ANAゴールドカード所有者なら最大1.6倍(1ANAマイル=1.6円分のスカイコイン)に交換ができるんです。

ANA一般カードの場合は最大1.5倍、ANAカードを所有していない平AMC(ANAマイレージクラブ)会員なら最大1.3倍ですので、その破壊力の違いは一目瞭然です。

正直、このメリットのためだけにANAゴールドカードを所有するのをおすすめしたい!ってくらい、これは優れたメリットです。

というのも・・ANAマイルを大量に貯めて・・次に絶対に困るのは「使い道」です。

当然、特典航空券が取れればそれに越したことはありませんが、このANAの特典航空券が・・これまた結構な「くせ者」で、かなり取りづらいんですよね。

一方、ANAスカイコインに交換してしまえば、マイルの特典航空券ではなく「お金」として有償航空券を購入できますので、激戦の特典航空券戦線に参加せずとも、マイルを航空券に交換(購入)できます。

これが凄い使えるんですよ・・。

特典航空券よりお得で便利な陸マイラー的ANAスカイコインの使い道

特に国内線では特典航空券よりも、1.6倍の交換率でANAマイルをスカイコインに交換して有償航空券を購入した方が安いってケースも多いので、国内線で超絶威力を発揮します。

どういうことか?というと、例えば東京ー沖縄の特典航空券発券に必要な所要マイルは大人1人で往復18,000マイルですが、この18,000マイルをスカイコインに1.6倍で交換すると、28,800円です。

そして、28,800円もあれば、東京ー沖縄の往復航空券大人1人だったら結構買えるんですよね。若干特典航空券よりも所要マイルが多くなっても、特典航空券よりも発券しやすさが段違いですので、かなり航空券の発券が楽になるんです。

ANA国内線のキャンセル料を最大限安くする方法!キャンセル可能性高めな時にお得な予約方法とは?

また、大量ANAマイルを貯めれば、例えばハワイ行きのビジネスクラス航空券を、貯めたマイルをスカイコインに交換して大人買い!なんてこともできてしまいますからね。

2021年夏のANAハワイ・ホノルル行きA380ビジネスクラス航空券親子4人分をマイルで発券しました

個人的に、特典航空券にこだわらなくてよい!っていうのは、超絶ストレス軽減につながるのでこのメリットは超絶大です。

ANA一般カードは交換率1.5倍、ゴールドカードは1.6倍でスカイコインに交換できますが、0.1倍交換レートが高いゴールドカードを1枚持っておくと絶対に使えます。

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国内線座席指定枠の開放が一般会員より早い!

そして、これまた超重要なメリットがこちらです。

なんと、ANAカード会員なら、ANA国内線の座席指定の枠開放が搭乗2日前の12:00と、一般会員の搭乗前日の0:00に比べ12時間以上早いんです。

これ、正直超重要なメリットです。しかも、ANAカード会員なら、一般カードでもゴールドカード会員でも同じタイミングで座席開放されます。

開放スケジュール
  1. 搭乗2日前   0:00 AMC上級会員
  2. 搭乗2日前12:00 運賃種別「1」乗客&ANAカード会員
  3. 搭乗   前日   0:00 運賃種別「2」&「3」乗客

具体的な開放のタイミングがこちらですね。

ちなみに運賃種別「1」は、ANAの通常運賃(Flex)などまず利用しない(笑)運賃種別だと思ってください。

このため、ANAカード会員は搭乗2日前の12:00にスタンバっておくことで、他の乗客より圧倒的に有利な条件で事前座席指定ができるんです。特にGWや年末年始などの繁忙期に、親子4人とかで並び座席が取りたい!!なんて時に、超絶役立つサービスです。

これ、本当に使えるサービスですので是非覚えておきましょう。

ANA国内線の座席指定と開放時期のルールを解説。窓際・並び座席を確保するANAカードの隠れメリットとは

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ANAカードファミリーマイルで家族のマイルが共有可能!

そして、これまた超絶使えるメリットがこちら。

ANAカード会員限定の「ANAカードファミリーマイル」で、夫婦など家族で貯めたANAマイルを合算して利用できるんです。これ、夫婦でマイルを貯めている夫婦マイラーにとっては必須のサービスです。

この合算サービス、ANAカード会員でないと利用できませんからね?これまた、このためだけでもANAカードを持っておくべき!と過言ではないくらい、超絶使えるメリットです。

空港売店「ANAFESTA」で5%オフ!

このサービスも使えますし・・超利用しまくってます!!

それが、空港売店「ANA FESTA」で1,000円以上の買い物をすると5%引きになるサービスです。

このサービスの何が素晴らしいかって・・個人的には、空港売店を吟味する必要がなくなったってことです(笑)。

空港売店の品揃えは正直汎用の土産レベルならそれほど変わりはありませんので、折角なら5%引きしてもらえるANA FESTAで買うか・・って感じで、全く店選びの迷いがなくなりました。

取り敢えず空港ではANA FESTAを探して、土産を大量買いする。そして、併せて機内での空弁やドリンク類を買っちゃう。

そんな感じで、ごちゃごちゃ考える必要がなくなったのはかなりデカいですね。もちろん新千歳空港などの巨大空港では他のお土産屋も見て回りますが、それ以外の中規模空港以下なら、ANAFESTA一択でOKです。

ちなみに、割引額はゴールドカードでも、一般カードでも5%で変わりありません。これまた、凄く使うサービスです。

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ANA機内販売が10%オフ!

そして、これまた滅茶苦茶使えるサービスがこちらです。

ANA機内販売が10%オフ!になるんですよね。国際線の場合ただでさえ免税で安い機内販売がさらに10%オフですから、持っておかないと大損です。

通常あまり値引きがない商品などは、この機内販売で買うと超絶お得です。

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意外に使わないサービス

そして、ANAカード発券前にはちょっと期待してたんだけど、実は意外に使わないサービスもご紹介していきます。

まず意外に使わないNo1サービスがこちら。

ANAゴールドカードに付帯する、「ANA国際線搭乗時に、エコノミークラスへの搭乗でもビジネスクラスカウンターが利用できる」サービスです。

正直、マイルを貯めはじめたら海外旅行はビジネスクラス以上が普通になるので、国際線にエコノミークラスで乗る!ってことがほぼなくなってしまいました(笑)。

このため、このサービスを使ったことはまだ一度もありません。

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搭乗時区間ボーナスマイル

そして、あまり使わない?というか、あまり意味が無いメリットがこちら。

ANA便に有償で搭乗する際にもらえる区間ボーナスマイルです。ANA一般カードで区間マイルの10%、ANAゴールドカードで区間マイルの25%相当がもらえるんですが・・。

正直、そんな大量マイルが貯まるほど有償フライトをすることがほとんどないので、ちょっとくらい増量マイルをもらっても焼け石に水なんですよね(笑)。

例えば国内線なら大人1人の往復で名古屋ー札幌でも約1,000マイルがいいところですので・・25%増量してもらっても、250ANAマイルですからね。

たったの。

もちろん、増量してもらえるので全く意味が無いとは言いませんが、滅茶苦茶飛行機に搭乗しまくるビジネスユーザーの方以外には、ほぼ意味が無い(あまりマイルは貯まらない)サービスです。

ちなみに、この区間ボーナスマイルは、該当のANAカードで航空券を購入していなくても、「持っているだけ」(ANAカード付帯の会員番号と紐づいた航空券購入)でもらえます。

ANAカード搭乗ボーナスマイルの驚きの付与条件。実は利用しなくても「持っているだけ」でもらえる

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その他のメリット

その他の主なANAカードのメリットは以下のとおりです。

ANAカードのメリット
  • ANAカード専用運賃「ビジネスきっぷ」

  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス

  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス(ワイド・ゴールド以上)

  • 空港内免税店での割引 (5~10%OFF)

  • 成田空港でのパーキング割引

  • 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)

  • ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース割引販売 (5%OFF)

  • ANAビジネスソリューション公開講座 受講料割引(15%OFF)

  • ANAカード会員限定イベントへの参加

  • カードラウンジサービス(ゴールド以上)
  • ANAカード付帯傷害保険(国内/海外)

そして、その他のANAカードの特典がこちら。

あまり使わないし、使わない方が良いに決まっているけど持っていると安心なのは、一番下の赤字「ANAカード付帯傷害保険」ですかね。特に海外旅行時の海外旅行傷害保険が自動付帯(持っているだけで付帯)なのは大きいメリットです。

また、カードラウンジサービスは利用しますが・・これはANAカードのメリットというよりカード固有のサービスです。

その他は・・正直あまり利用しないメリットです。

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ANAカードではマイルは貯まらない

さて、ここまでANAカードの使えるメリット、実はあまり使えないメリットをご紹介してきました。

そして・・気になる方が気になるのは、「ANAマイルが貯まる」というメリットはどうした?ってことでしょうかね。

実は、ANAカードのカード利用では思ったよりマイルは貯まりません

というのも、ANAカードのマイル還元率はANAVISAワイドゴールドカードで、マイペイすリボの繰上げ返済技を利用して、やっと1.3%がいいところです。

ANAVISAワイドゴールドカードのメリットとは?ANAマイラー的取捨選択!

あなたの年間のクレジットカード決済額って、いくらですか?例えば100万円!って方なら13,000ANAマイル、200万円!って方なら26,000ANAマイル・・。

あえて言えば、年間たったこれだけのマイル「しか」貯まらないんです。

一方、クレジットカードの新規入会キャンペーンを利用すれば、一撃で40,000~80,000ANAマイルくらい貯まりますからね。

【2024年最新】ANAアメックスの入会キャンペーン徹底解説!最大80,000ANAマイル超もらえる!

【最新】アメックス・ゴールドプリファードカードの入会キャンペーンが激得!最大100,000ANAマイル超もらえる!【還元率10%超】

ANAカードをショッピングに利用すれば、もちろん他のカードを利用するよりもANAマイルは貯まりますが、大量ANAマイルを貯めるというところまでは行かないんです。

年間20万マイル貯めようと思うと、年間約1,500万円以上のクレジットカード利用が必要な計算になります。

・・・そんな決済額、常識的じゃないですよね。

このため、ANAカードでの決済はANAマイルを貯めるために必須ではないんです。大量ANAマイルを貯める方法はほかにもありますからね。

ANAマイルの貯め方の詳細は下記の関連記事をご参照ください。

【ANAマイルの貯め方】年間50万マイル!陸マイラーがマイルの貯め方を徹底解説

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まとめ

以上、ANAカードのメリットについて、個人的に良く使うメリット、使わないメリットに分類し解説しました。

ANAカードのメリットは、実はANAマイルを貯める機能ではなく、ANAマイルを便利に使う機能、さらに旅を快適にする機能にあります。

特におすすめで・・自分でもよく使うメリットは、「ANAスカイコインにお得に交換できる」メリット、「国内線座席指定枠の早期解放」、「ANAファミリーマイル」ですね。

正直、このメリットのためだけにANAカードを所有していても決して惜しくないメリットだと思います。是非このメリットを使いこなしていただければと思います。

年間50万マイルを貯める。陸マイラーのはじめ方はこちらから

私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。

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