楽天など大手ECサイトでのネットショッピングの際に、ポイントサイトを経由してショッピングすることで・・。
「ポイントサイトのポイント」「通販サイトのポイント」「クレジットカードのポイント」の3重取りができることは、多くの方がご存知の事かと思います。
あ、ご存知ない!って方は、ポイントサイトを経由するとさらにポイントがもらえるので、これ是非覚えておいてください(笑)。
ただ・・大手ネットショッピングサイトの中でも、ポイント還元されるポイントサイトが滅茶苦茶少ないことで有名なのが、泣く子も黙る巨人ECサイト「Amazon」です。
それでも、一応2020年まではクレジットカード系のポイントサイト・・三井住友カード「ポイントUPモール」、JCBの「OkiDokiランド」などでポイント3重取りができたのですが・・。
これらのポイントサイトでも、2021年に入り一斉に改悪となり、経由してもポイントが貯まらなくなっちゃったんですよね。
もう・・Amazonでのショッピングでポイントやマイルが貯まるポイントサイトは・・無くなってしまったのね・・・。
と思っていた矢先に、突如として・・2021年4月に閃光のように現れたのが、なんと経由することでAmazonでのショッピングでANAマイルが貯まる!という、「ANAマイレージモール」だったんです。
が・・予想通り?というか期待どおり?というか、なんとサービスインからたったの3か月弱で、大幅改悪が発表されました。
・・いくらなんでも早すぎだろ!って感じですが、事実です。
改悪の内容と、Amazonでのショッピングでのポイントサイトの活用法について検証します。
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一律300円=1ANAマイルからカテゴリー別マイル積算へ

えーっと、ではまずはチャチャッと(笑)、今回の改悪について確認しておきましょう。
- カテゴリーを問わず、一律300円=1ANAマイル(※Amazonギフト券を除く)
まず、おさらいにはなりますが、「ANAマイレージモール」さんの、2021年4月サービスイン時点での、AmazonでのANAマイル還元サービス内容がこちらになります。
ショッピングのカテゴリーを問わず、なんと一律300円=1ANAマイルが貯まる!という内容でした。確かにマイル還元率は超低いですが、対象が超絶幅広いので使いやすかったんですよね。
簡単に言えば、取り敢えず経由しとけばマイルが貯まったんです。
しかしながら・・上記の図のとおり、2021年7月1日(木)から、アマゾンでのショッピングはカテゴリー別のマイル積算へと変更になることになりました。
これにより、これまでの「カテゴリーを問わず一律」のマイル積算から、毎月マイル積算対象となるカテゴリーおよびマイル積算数が変動することとなり・・。
カテゴリーによっては、ある月はマイル積算対象となりますが、ある月はマイル積算対象とならない場合もある・・というちょっと先が読めない感じになってしまいます。
しかも、カテゴリーごとのマイル積算率も、毎月変動するんです。

イメージはこちらですね。
まず、一部のカテゴリーのみマイル積算の対象となる改悪が行われます。しかも、どのカテゴリーがマイル積算対象になるかは、毎月変動しますから・・厄介です。

さらに、各カテゴリーのマイル積算数は毎月変動し、商品が発送された月のマイル積算数が適用されるんです。
つまり・・・
- どのカテゴリーがマイル積算対象になるか?
- カテゴリーごとのマイル積算数(率)
上記が、毎月コロコロと変化する・・ということになります。
一言で言うと、「分かりにくいわ!!」って感じです。
また、多分ですがマイル積算対象外となるカテゴリーが滅茶増えそうな予感がしますので・・正直、あまり期待はできない感じになってしまいそうなんですよね。
- カテゴリーを問わず、一律300円=1ANAマイル(※Amazonギフト券を除く)
- カテゴリーによってはマイル積算の対象とならない場合がある
- マイル積算対象のカテゴリー、またマイル積算率は毎月変動する
この改悪の変更前、変更後を、再度比較したものがこちらです。
正直、まだ詳細は不明ですが使い勝手的には最悪の改悪となりそうなんですよねこれが・・・。
そもそも300円=1ANAマイルというマイル還元率は微妙だったんですが、一律マイル付与が魅力的だったのでギリギリ使えたって感じでしたからね。
個人的にはもうANAマイレージモールを経由はしないだろうなぁ・・という感じになっちゃう予感がメチャします。
ちなみに、「一律300円=1ANAマイル」がサービスインしたのが2021年4月でしたので・・なんとたったの3か月も持たずに改悪になってしまったことになります。
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Amazonの狙い、ANAの狙い

この改悪に見るAmazonの狙いですが、それはもう上記の「Amazon MasterCard クラシック」を使ってよ!ってことでしょう(笑)。
折角自社提携のクレカがあるんですから、他社ブランドのクレカ利用者に大幅ポイント還元する必要なんてない!ってことで、クレジットカード系のポイントサイトもスッパリ切ったと思われますからね。
ちなみに、「Amazon MasterCard クラシック」なら、アマゾンでの買い物で2%ものポイントが貯まります。
まともに考えれば、このカードを利用すればいいんです(笑)。
このため、Amazon側にはANAマイレージモールと提携する積極的な理由はそもそも無かったと思われます。
一方、ANA側には多角化戦略の一環として、ANAマイレージモールを活性化させたい!という思惑があった。このため、希少性の高いAmazonをANAマイレージモールの目玉に据えたのですが・・。
多分、思ったより集客ができず、さらに多分何らかの手数料?支出も嵩んだのではないか・・というのが推測ですね。
ま、そんなに外れてはいないように思います。
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AmazonでANAマイルが貯まるポイントサイトは?

以上、なんとたった3か月という驚異のスピードで改悪になってしまった、AmazonでANAマイルが貯まる「ANAマイレージモール」のサービス内容の変更内容等についてご紹介しました。
正直、「ANAマイレージモール」も、300円=1ANAマイルと還元率的には低かったですからね。
ただ、そんな還元率の低さを、ほぼすべての商品で一律マイル還元!の魅力でなんとかカバーしていた側面が否定できない中、この改悪ですとちょっと積極的に利用する理由は・・無くなった感じですね。

これなら、ANAマイレージモールと同じく3~4か月に1度ポイント加算カテゴリーと加算数(率)が変更になりますが・・。
ANAマイルにも交換できる「PeXポイント」が貯まるECナビでも利用しようか・・とちょっと考えてしまいます。

ただ、上記のとおりECナビでもポイントが貯まるカテゴリ―的には・・やっぱり限定的ですから、まあ、どっちもどっち、という感じでしょう。
実は個人的には、Amazonでの買い物は1月平均で5,000円いくか行かないか・・ですから、ま、Amazonでの買い物のポイントサイト経由でのポイントやマイル獲得は、すっぱり諦めることにします(笑)。
理由としては、毎月ポイントやマイルが貯まるカテゴリーや積算率が変わるなんて、こんな細かく、かつ還元率の低いことを追っている暇があるなら、ポイントサイトで大物案件を追っかけた方がよっぽどマイルやポイントが貯まるからです。
ま、やったとしてもカテゴリーとか還元率とかは深く考えず、追わず、ダメもとでとりあえずANAマイレージモールでも経由しとくか・・くらいでしょうか。
人間に与えられた時間は有限ですからね。
時給換算のコストパフォーマンスを考えたときに、このAmazonポイント還元をこれ以上細かく追う必要は私的には全くないと判断しています。
ANAマイルやポイ活の重要なポイントは、ポイントを時給換算して、取捨選択していくことです。あれもこれもを追うと、結局小物に目を取られて大物を逃すことにもなりかねませんからね。
個人的には、Amazonでポイントサイト経由の還元は、もう視界の外に置くことにしたいと思っています。
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