スワンナプーム国際空港トランジットホテルのおすすめは?空港直結&近くて安全なホテルまとめ

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タイの首都国際空港であるスワンナプーム国際空港は、世界でも有数のハブ空港として有名です。

深夜便、早朝便を含め数多くの国際路線が発着しているので、「実は一晩乗り継ぎがある」「できればトランジットホテルでゆっくりしたい」、という方も多いのではないでしょうか。

スワンナプーム国際空港直結、または移動に余計な気を使わなくて済む、安心・安全で便利なトランジットホテルについて解説します。

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空港内&直結のトランジットホテル

まずご紹介するのが、スワンナプーム空港内もしくは空港に直結するトランジットホテルです。このホテル群のメリットは、なんといっても徒歩で移動できることです。

空港外に出る・・となると、タクシーか、GRUBか、ARL(エアポートレイルリンク)を利用する必要がありますが、トランジットで大きな荷物を抱えてわざわざ空港外に行くのは抵抗がある、という方も多いでしょうから、そんな方にとっては真っ先におすすめのホテルになりますね。

早速、空港内&空港直結のホテルを解説していきます。

制限エリア内のトランジットホテル「ミラクルトランジットホテル」

まずご紹介するのがこちら。空港内、しかも制限エリア内にあるトランジットホテル「ミラクル・トランジットホテル」です。

このラウンジの場所は、Gコンコースの5Fです。コンコースの端ではありますが、何しろ制限エリア内ですので入国審査を通る必要もないんです。もちろん、長時間かかることで有名な出国審査をくぐる必要もありませんし、トランジットでの移動距離も短くて済む、かなり便利なトランジットホテルです。

ホテルの部屋は・・・至って普通ですが、あくまでトランジットホテルですので清潔なベッドで横になれれば十分だと思います。

シャワーは共同利用(部屋の中にない)ですが、しっかり完備されています。時間帯によっては待つこともあるので、どうしても利用したい方は時間に余裕を持って利用することをおすすめします。

そして、このホテルの気になるお値段ですが・・。

6時間利用で約13,000円です。バンコクの物価を考えると驚異的に高いとは思いますが、立地も良いですからこれは仕方ないですかね。

ミラクル・トランジットホテルの予約はこちらからどうぞ。(ほぼ最安値で予約できる海外ホテル予約サイト「Expedia」にリンクしています。)

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空港から徒歩で行ける高級ホテル「ノボテル・スワンナプームエアポート」

次にご紹介するのがこちら。空港から徒歩で行ける高級ホテル「ノボテル・スワンナプームエアポート」です。思いっきり空港に隣接して建設されている、空港から徒歩で行ける唯一のホテルになります。

思いっきり空港内にあり、他にホテル等は一切ないことが分かりますよね。

ノボテルへの行き方は、上記のとおり、まずはスワンナプーム国際空港の到着エリアから、そのままエスカレーターかエレベーターで、Bフロア(地下フロア)に降ります。その後、ARL(エアポートレイルリンク)の駅の横を通り抜けて、赤矢印の順で向かいます。

空港からの直線距離は約300mほどですが、徒歩約10分~15分程度を見ておいてください。

「Bフロア?よくわかんない」という方は、空港内の表記「Airport Rail Link(BFL)」を目指していけばOKです。ARLの駅の横を通り抜けて向かうことになるので、ARL方面に行けばとりあえず間違いありません

地下のBFLに到着すると、上記のようなNOVOTELの看板が出ていますので、後はその方角に向かって歩いて行けばOKです。一応空港到着フロアからノボテル行きの無料のシャトルバスも出ていますが、正直歩いた方が早いと思います。

部屋の様子はこんな感じ。ちょっとだけ高級感のある普通のホテル、といったところです。ミラクル・トランジットホテルとの違いは、ホテルですので当然なんですが、部屋の中にバス・トイレがあることと、そしてここが結構大きいのですが子どもが2名添い寝可能なこと。

ミラクル・トランジットホテルは大人2名につき1名しか添い寝ができないので、4人家族の場合はこちらのホテルの方がおすすめですね。

気になるお値段はこちら。時期によりかなり金額に差はありますが、約16,000円~22,000円程度が相場です。上記の約16,000円はかなり安い価格で、大体20,000円程度かかると思っていただいた方が良いかもしれません。

正直、このノボテルも、バンコクのホテル相場を考えるとかなり高いのですが、空港から徒歩10分で行ける利便性を考えると妥協できる金額かもしれません。また、前述のとおり、特に子連れ、ファミリーの方には添い寝可能人数が多く魅力的なホテルだと思います。

ちょっと高いですが、子連れだし、翌朝も朝早いのでしっかり休みたい、という方には第一優先のホテルになりますね。

ノボテル・スワンナプームエアポートの予約はこちらからどうぞ。

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空港地下にある個室簡易宿泊所「BOXTEL」

次にご紹介するのが、空港地下にある簡易宿泊所「BOXTEL」です。

場所は、一つ前に紹介したノボテルに向かう途中、ちょうど赤枠内の、空港地下通路内にあります。ARLの駅の隣なので、ARLを目指していけば、まず見つからない・・ということはないと思います。

ちょうど赤丸の位置が受付です。ここで受付をして鍵をもらい、周辺に点在しているかなり狭い個室で休むことができます。簡易宿泊所、と表記したとおり、カプセルホテルではないんですよね。一応それぞれが独立した個室になっています。また2段ベッド方式でもないので、天井が狭い、といった「詰め込まれ感」は感じませんね。

個室が並んでいるの、お分かりでしょうか?

部屋の中はかなり狭く、シングルベッドが1台あり、それでもうほとんど全てです。一応簡易的な机がありますが、長時間の作業等に耐えられる感じの机ではありません。

あくまで「寝るだけ」の施設ですね。ただ、ベッドは非常に清潔ですし、深夜はほとんど人通りもなく静かですので、「睡眠」に特化すれば十分すぎるほどの施設だと思います。

注意点としては、当然ながらバス・トイレは個室内にありません。というかそもそもバス(シャワー施設)がありません

トイレも、歩いて1分程度の空港の公共トイレを利用することになりますので、この点はご注意ください。あくまでも「簡易宿泊所」という位置づけですね。

気になるお値段は、利用時間によって異なります。4時間利用で3,500円前後、6時間利用で約5,000円前後、8時間利用で7,000円前後が相場になります。6時間利用で5,000円ならここまで紹介したミラクルトランジットホテルやノボテルと比べても相当安いとは思いますが、その分設備が相当見劣りしますので、施設を考えるとやっぱり高いですよね。

風呂・トイレ無しのベッドだけの仮眠施設で6時間5,000円か・・と考えると結構なお値段です。

でもこのBOXTEL、意外に人気が高いんですよね。当日利用ではまず利用できませんので、予約が必須です。

私も実際に宿泊したことがありますが、意外に快適でした。シャワーは航空会社のラウンジを利用すればよいので、ラウンジが利用できる方かつ単身旅行者で、空港から出たくない方にはおススメなのではないかと思います。なお、子どもの添い寝とかは一切不可なので、ファミリー利用者には全くおすすめできません。

BOXTELの予約はこちらからどうぞ。

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空港地下にある近未来的カプセルホテル「アバガードカプセルホテル」

次にご紹介するのがこちら。ボクステルと違い完全にカプセルホテルの、「アバガード・カプセルホテル」です。ちなみに、アパガード・・歯磨き粉ではありませんよ。「アバガード」です。

場所はBOXTELと同じくスワンナプーム国際空港の地下フロアにあります。BOXTELに向かう途中に、いきなり近未来をイメージしたコンテナ式カプセルホテルが現れるので、嫌でもその存在に気付くと思います。

部屋の中はこんな感じです。しかし、どうしちゃったの?ってくらいぶっ飛んだ近未来的な室内ですよね。外観から内装に至るまで、ガンダムチックな作りとなっています。こういうのが気にならない、逆に落ち着くって方にはおすすめですが、ちょっと気になる・・って方はやめておいた方が良いかもしれませんね。

また、こちらはBOXTELと違い完全カプセルホテルですので、思ったよりも狭いです。実際にコンテナも見てきましたが「小っさ!」って感じでした。本当の「寝るだけ」カプセルホテルだと思ってください。

ちなみに当然ながらアバガードにもシャワー・トイレはありません。また、両替商などの店舗の比較的近くなので、深夜時間になるまでは若干うるさく感じるかもしれません。

このアバガードは2部制となっており、昼の部はAM10時~PM5時までの利用で約2,500円。夜の部はPM6時~翌朝AM9時までの利用で約6,000円です。昼間ですと空港内でいくらでも時間は潰せるので、利用するのは午後の部が中心になると思います。

約14時間程度とかなり長時間利用できるのはありがたいですが、この狭いカプセルにそんな長くいてどうする・・という気もしますね。寝るだけ、と考えると約6,000円をどのように考えるかだと思います。

ただ、このアバガードホテルも実は結構な人気で、私が訪問した際は完全に予約で満室でした。一つ前にご紹介したBOXTELは4,6,8の時間制の利用でしたので、時間貸しのBOXTEL、長時間利用のアバガードと、それぞれの特徴に応じて利用されればよいのではないかと思います。

アバガードの予約はこちらからどうぞ。

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空港から安心・安全に行けるホテル

ここまで、空港内のホテルをご紹介しました。正直「高い」と感じられた方も多いと思います。

スワンナプーム国際空港内にある、直結で歩いて行けるホテルは、ここまでご紹介した4つが全てです。移動は嫌だ!という方は、この4つから選ぶしかありません。

うーん、もうちょっと選択肢が欲しいな・・という方向けに、ここから、空港外にあるホテルですが、その中でも比較的簡単かつ安心・安全に行けるホテルをご紹介します。まず、前提としてタクシー・GRUBは使いません。特に空港タクシーは近距離の送迎を嫌がる傾向にあり、ぼったくり確率も高いのでおすすめしません。

じゃあどうやって行くの?というと、一番安心・安全な方法は、空港鉄道である「Airport Rail Link」(ARL)を利用し、到着駅至近の徒歩で行けるホテルに行くという方法です。

こちらがARLの路線図です。空港近くの駅、例えば「A2:ラートクラバン」駅などは近いのですが周辺に歩いて行けるようなホテルがありませんので却下。おすすめは赤枠で記した「A6:マッカサン」「A8:パヤータイ」駅ですね。

空港駅からの所要時間・所要金額
  1. A6マッカサン:22分、35THB
  2. A8パヤータイ:26分、45THB

空港駅から各駅の所要時間、所要金額は上記のとおりです。タクシーと違ってぼったくりなどもありませんし、渋滞に巻き込まれる心配もありませんので安心です。ARLの乗り方などは、以下の関連記事で詳しく解説しています。

スワンナプーム国際空港から市内へのアクセス方法。電車(ARL)の乗り方などまとめ

なお、このARLの始発は早朝5:30、終電は深夜24:00となっています。早朝5:30の始発に乗れば、6:00には空港に到着できるんです。深夜到着、早朝出発の場合でも、時間帯によっては十分選択肢に入れることができるのではないでしょうか?

各駅至近のおすすめホテル

では、早速各到着駅でおすすめのホテルをご紹介します。

まず、マッカサン駅でおススメのホテルがこちら。「FXメトロリンクマッカサン」ホテルです。

マッカサン駅との位置関係がこちらです。駅からの距離は約100mと至近距離にあります。ただ、実際に行ってみるとわかりますが、実は行き方はちょっと癖があり、ホテル自体も路地に一本入ったところにあるので、深夜到着の場合はあまりおすすめはしません。深夜到着便の場合は、次にご紹介する「スクホンホテル」の方が、アクセスが圧倒的に便利なのでおすすめです。

お部屋はこのように清潔で機能的。

宿泊料金も、このように空港内の簡易宿泊所「BOXTEL」やカプセルホテル「アバガード」よりもかなり安いので、少し移動時間をかけてでも安くホテルに泊まりたい!という方にはおすすめできるホテルだと思います。

FXメトロリンクマッカサンホテルの予約はこちらからどうぞ。

次に、ARLパヤータイ駅至近のおススメホテルをご紹介します。それが、上記「スクホンホテル」です。

このスクホンホテルのおすすめポイントは、なんといってもARL・BTSのパヤータイ駅と直結の屋根付きの通路で結ばれているので、一切雨に濡れるという心配がありません。また、通路も整備されているので、タイ現地のちょっと怪しい路地や歩道等を通る必要は一切なく、かなり安全・安心にホテルまでたどり着くことができます

ARLのパヤータイ駅との位置関係は上の地図のとおりです。ARLのパヤータイ駅を降りて、人並みに合わせてBTSのパヤータイ駅方面に向かい、高架を降りればそこがすぐにホテルの入口です。

ARLを上手く利用できれば、空港からわずか40分程度で到着できると思います。

お部屋もこの通り、清潔ですし、洗練された雰囲気が魅力的です。

エクスペディアでの口コミも無茶苦茶良いですしね。かなりおすすめのホテルです。

気になる宿泊料金がこちら。約7,500円と日本のビジネスホテルくらいのお値段です。

正直、バンコクのホテルの相場を考えると高いですが、立地も最高ですので仕方がないですかね。あともう1点注意点をあげるとすると、このホテル結構狭いのでご注意ください。

スクホンホテルの予約は、こちらからどうぞ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

バンコク、スワンナプーム国際空港のトランジットホテルについてまとめて解説しました。空港から一切出ずにトランジットホテルに宿泊できる4つのホテルは、それぞれ用途別の特徴がありましたよね。

子連れの場合はノボテル一択でしょうし、単身旅行の場合はトランジットの時間に応じて「BOXTEL」や「アバガード」もありだと思います。とにかく移動距離を減らして、シャワーも浴びたい!という方はミラクルトランジットホテルも選択肢に入るでしょう。

また、少しの移動を許容できるなら、ARLを利用してバンコク市内まで出る、というのも実はおすすめです。タクシー等で余計な気を使う必要もありませんし、渋滞の心配もないのでこれは結構おすすめできます。

是非、用途に応じて使い分けていただければと思います。

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