福岡県随一の繁華街、博多のグルメといえば、何を思い浮かべますか?
豚骨ラーメン、もつ鍋、明太子・・・美味しい料理は数多くありますが、個人的に超おすすめなのは、やっぱりなんといっても「水炊き」です。
私が昔から通い詰めている「とり田」さんの水炊きコースを今年もいただいてきましたので、口コミしたいと思います。
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目次
「とり田」さんは予約必須の名店
さて、今年もやってきました博多「とり田」さんです。博多は薬院にあるお店が古くからある本家の「とり田」ですが、現在は中洲川端駅の近くにあるこちらの店舗が「博多本店」として、とり田のメイン店舗のような形になっています。
座席数も約130席とかなり広く、観光客の方も行きやすく便利な立地だと思います。
常連の方からするとこちらが「新店」的に見えるかもしれませんが、本家の薬院店から味は完全に受け継いでいますので安心して訪問できるお店だと思いますね。
総座席数は130席とかなり広いお店ですが、いつも超大人気のお店ですので、特にGWなどの観光客が集中する時期は、必ず予約してから訪問するようにしてください。
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コース料理はとり田の全てを味わえて超おすすめ
とり田といえばもちろん「水炊き」なんですが、このとり田さんは水炊きにとどまらず、それ以外にも絶対に味わっておくべき一品系が本当に豊富なんです。
それが、「とり田たまご」「ごまさば」「鶏のてんぷら」など、今思い出しても涎の出てしまう一品系です。
そして、この一品系を含め、とり田の味を味わうのになんといってもおススメなのは「コース」ですね。
普段は「松」(5,800円)、「竹」(4,800円)、「梅」(3,800円)の3種類のコースですが、この日はGW中ということもあり、ちょうど竹コースと松コースのちょうど中間である「博多どんたくコース」(5,000円)の一種類のみの提供でした。
ちなみに、普段のコース料理のお品書きとお値段がこちらです。このコースは、席だけ予約して訪問しても、当日注文することが可能です。そして、とり田で食べるべき料理がほぼ含まれているので、この「コース」はかなりおススメなんです。
そして、このGW限定の「どんたくコース」は、竹コースの前菜2種が、「とり田たまご」と「雲丹と生湯葉」とあらかじめわかっているコースといえばわかりやすいでしょうかね?
竹コースのメニューと、松コースの内容のいいとこどりの、かなり想像しやすいメニューだと思いますので、早速口コミしていきたいと思います。
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とり田さんのお席と机の準備物
本日のとり田さんのお席は、こんな感じの窓から外が一望できるお席。
別に外が見えるからと言って特に景観が良いというわけではありませんが、やっぱ外が見えるというのは気持ちが良いですね。
机の上にセットされた準備品はこんな感じ、お手拭きはディスポーザル(使い捨て)タイプではありますが、多分ディスポーザルタイプの中でもかなり高級なお手拭きだと思います。
後は、水炊き用の薬味である柚子胡椒、塩とポン酢。
特にポン酢は右下のとおりかなり透明なんですが、これがめちゃくちゃ美味しい。いつも容赦なくぶっかけて食べています。とり田のポン酢は本当に最高だと思います。
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水炊きの前の前菜がすでに美味しすぎる・・
では、前置きはこれくらいにして、早速コース料理の説明に入りますが・・・やっぱりその前に外せないのがドリンクメニューです。
まず、ファーストドリンクはもちろん生ビールを頂きました。
めっちゃ美味しそうだったので、一口飲んだ後で大変恐縮ですが、こんな感じのグラスになみなみと注がれて提供されます。
そして、コース料理の一品目がこちら、「九州のしずく茶」です。
正直、オリーブオイルかと思ってしまったんですが、違いました。
九州はご当地福岡県八女市の八女茶の水出し茶です。まず、これが濃厚で超美味しい。コースのスタートを飾るには本当にぴったりのお茶でした。
前菜2種が超美味しい・・・
このとり田さんの水炊きコース。ここまでのファーストドリンクとウェルカムドリンクのお茶だけでもまずメチャテンションあがりますよね。
そして、ここからさらに美味しいのが、繰り返しになりますが水炊きの前に供される前菜です。
これがもう、滅茶苦茶美味しいんですよね。というか、もう水炊きとのダブルメインと言っても良いかもしれません。
来ました!とり田といえば、この「とり田たまご」と「ごまさば」です。
これは絶対に外してはいけません。滅茶苦茶美味しいので、もし、含まれていないコースを注文した場合、必ず注文してください。それくらい、美味しい一品です。
そして、この日はGW限定の「雲丹の湯葉冷やし餡」がセットになり、滅茶苦茶美味しい前菜3種が勢ぞろい。
もう本当に・・毎年思いますがこの前菜がいきなり滅茶苦茶美味しいんですよね。水炊きではなく、この前菜だけを食べるだけでも、訪れる価値があります。これ、本当です。
とり田たまごはビールのあてに最高!
まずは「とり田たまご」です。
卵の下に敷かれているのが、甘辛い肉みそです。辛いといっても唐辛子の辛さではないので、子どもでも食べられる一品ですよ。
そしてこのとり田たまごが・・めちゃ美味しい。
いや、何の変哲もない半熟ゆで卵ですよ?これ。でもね。なんだかめちゃ美味しいんですよね。これを食べに来年も福岡に行きたくなる。それくらいの魔力を十分に持ってますね。このとり田たまご。
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「ごまさば」は日本酒を誘う危険な誘惑
そして、とり田さんで絶対に食べておくべき一品。それが、この「ごまさば」です。
「ごまさば」は、その日に取れた新鮮なサバを、胡麻たっぷりのタレで絡めて食べる福岡の郷土料理です。とにかく鮮度が一番大切なので、福岡ならではの料理なんですよね。
そして、このごまさばがいつ行っても新鮮でおいしいのが、とり田さんの魅力なんです。
うわ・・・これもう美味しすぎでしょう。
そして、とり田さんには九州の銘酒がうなるくらいに用意されていますので、できれば、この「ごまさば」は日本酒に合わせていただくのがおすすめですね。
これもう、どう考えても美味しすぎるんです。
九州は八女の地酒と併せていただきます。
そして、最後の一品は「雲丹湯葉冷やし餡」です。
これまた、雲丹がめちゃくちゃ新鮮で甘くておいしい。
この前菜の実力がめちゃくちゃ高いのが、とり田さんの魅力の一つですね。
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メインの水炊きは納得の出来
さて、前菜を堪能しているうちに、自動的に水炊きの準備も進んでいきます。ちなみに水炊きは原則として全て店員さんが作ってくれます。
まずは、コンロにスープがセットされます。丸鶏を6時間以上煮たスープということで、本当に鶏の味が全て染み出した、濃厚な鶏白湯スープです。
煮立ってきたら、店員さんがアクを丁寧にすくって・・・。
まずは、スープを頂きます。スープには味がついているので、卓上にある塩などを入れる必要はありません。
うまぁ・・・・。まさに極上の一杯ですね。この鶏白湯スープが最高なんですよ。
そして、たっぷりのおネギをしゃぶしゃぶして、まずは鶏肉を取り分けていただきます。
こちらですね。1人前として、もも肉、むね肉、ぶつ切りがの3切れが提供されます。
写真左上がネギ。このネギがめちゃくちゃお肉と合うんですよね。
後はお好みでポン酢や柚子胡椒をかけて食べましょう。右上がモモ肉。しっとりジューシーです。
下段が胸肉。あっさりした味わいですが、皮つきですのでボリュームもたっぷりです。
お肉を食べ終わったら、鶏肉のつみれ団子と野菜(キャベツ、にんじん、豆腐、葛切り)を頂きます。
店員さんのお鍋に対してのアクションはここまで。あとは自由に食べましょう。なお、お肉がもう少し食べたい!って方はお肉の追加ももちろん可能です。ちなみに、野菜の追加はなんと無料。
ただ、コースの場合ご紹介した前菜含めかなりのボリュームですので、頼みすぎには注意してください。
特にこのつみれが・・・鶏肉のいろんな部位をあらびきにしてあるつみれで美味しすぎる。しかも肉が新鮮なので、「これ、本当に煮えてるの?」ってくらいいつまでも赤いんですよね。
あらびきにしてあるので食感もよくて、このつみれはひたすら美味しいです。
野菜や豆腐にも鶏白湯の味が染み込んでいて・・・柚子胡椒やポン酢をかけて食べるとこれが信じられないくらい美味しい。
至福ですね。これ、毎年来ちゃいますもんね。
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コースの鶏の天ぷらも美味
そして、この水炊き鍋の最中に、コースの「鶏のあおさ天ぷら」が到着。
水炊き鍋の味に慣れてきたところに、かなり上手いコース料理の提供の仕方ですね。
この天ぷらで味覚が変化して、水炊きをさらに美味しく食べられるんですよ。
この鶏のあおさ天ぷらは胸肉の薄切りを使っていて、あっさり、しかもあおさの香りが薫り高い一品になっています。
このとおり、薄切りなんですがジューシー。
付け合わせの紅ショウガがこれまた口の中をさっぱりさせてくれて、いくらでも食べられそうです。
この鶏の天ぷらには、グラスワインなんかと合わせるといい感じですね。
ビール、地酒、ワインも、なかなかよい物がそろっています。
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お鍋の〆は雑炊orラーメン
さて、お鍋の〆に移っていきましょう。〆は雑炊orラーメンが選べます。個人的なおすすめはラーメンなんですが、この日はコースの都合ということで雑炊になりました。
でも、雑炊ももちろんめちゃうまです。
もちろんですが、この雑炊も全てお店の方が作ってくれます。
はい。雑炊ができました。
ただでさえ美味しい鶏白湯に肉と野菜から出た出汁が合わさっているので、美味しくないわけがありません。
ちなみに、添えられているのはコース冒頭に提供された「九州のしずく茶」で使用した茶葉に、出汁醤油をかけたもの。
これを少し混ぜると、さっぱりして美味しいとのことです。
うん。これは確かに美味しい。
でも、やっぱり個人的にはポン酢を混ぜて食べるのが最もおいしい食べ方だと思いますね。
デザートで締め
そして、コースの最後はデザートで締めです。この日のデザートは、「濃茶のパンナコッタ」。
甘いパンナコッタの上に、ちょぴり苦い濃茶が掛かっていて、滅茶苦茶大人の味です。
そしてこれが本当に美味しい。新茶のシーズンには地元九州特産の八女茶を使った料理など、本当に季節感に合わせた料理を提供していただけるお店です。
前菜から水炊き、雑炊からデザートまで、全く隙の無いコースだと思います。
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博多で水炊きを食べるなら、とり田がおススメ
いかがでしたか?とり田は美味しい水炊きはもちろん、「とり田たまご」や「ごまさば」などの前菜系のレベルも滅茶苦茶高く、本当に満足できる水炊きコースが手軽に食べられるお店だと思います。
そして、あえて誤解を覚悟で言うと、観光客でも訪れやすく、手軽に福岡の味を味わうことができるので、観光客にこそおすすめしたいお店とも言えますね。
予約はもちろん必須ですが、福岡の味を気軽に味わえるお店です。
以上、「とり田」博多本店の水炊きコースのご紹介でした。
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