来年の夏休みのハワイ行きのチケットを、ANAマイルで、税・サーチャージの現金支払いなしの完全無料で発券しました。バンザーイ!バンザーイ!
これで来年もハワイに行くことが確定しました。今から楽しみですね!
でも、この記事の前後の記事をご覧いただくとお分かりかと思いますが、実はまだ今年のハワイの旅行記を記事にしている最中なんです。にもかからず、もう来年のハワイのチケットを確保しているという・・。厳しいですが、ハワイ旅行は1年前から準備。これが現実です。
でも・・私のブログでもこれまでさんざん記事にしてきましたが、ANAマイラーにとって最もハードルが高いのがこの「ハワイ行きの特典航空券の確保」なんです。これ、本当にかなり殺伐とした、競争社会の縮図のような地獄絵図なんですよね。
はっきり言って私は折角のリゾートなのにこんな殺伐としたチケット争奪戦に巻き込まれるのはまっぴら御免です。そして、私には大量のANAマイルという強い武器があるので、このマイルを最大限活用することにしました。
夏休みハワイの航空券を、本命の旅行日程のピンポイントで、完全無料で確実にゲットする、そんな一つの方法をご紹介します。
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目次
ANAスカイコインで大人買いする
ANAマイルを使って、ハワイ行きのチケットを完全無料で確実に手に入れる方法。タイトルを見ればバレバレなんですが、それは、スカイコインを使って大人買いする方法です。
まさに、圧倒的なマイルを有する陸マイラーだからこそできる「マイルの暴力」ってやつです。小細工なし!圧倒的なマイルがあればこれが一番簡単だと思います。
なーんだ?そんな方法なの?と思われましたか?でも、このスカイコインでの予約、メリットが結構大きいですし、実際に発券してみると発券方法にかなりの注意点があることもわかりましたので、是非最後までお読みください。
このANAスカイコインの使い方の詳細は下記の関連記事で詳しくご紹介していますが、ご存知ない方のために簡単に解説を。
ANAゴールドカードホルダーの場合、1ANAマイルは1.6スカイコインに交換できます。ANAの上級会員の場合、1.7スカイコインに交換できますが、上級会員でなくても、ANAゴールドカードがあれば1ANAマイル=1.6スカイコインには交換できます。
ANAゴールドカードを持ってない!って方は、ANAアメックスゴールドの入会キャンペーンでなんと8万マイルももらえてしまう絶好のチャンスなので、陸マイラーならこの機会に発行して1枚持っておくのもありです。
そして、この1スカイコインは10コイン=10円の価値で、航空券の購入に利用できます。
私が今回予約したのは、上記のような日程でハワイに渡航する、ANAのA380プレミアムエコノミークラスのチケット。
金額はこちら。親子4人で594,400円です。前述のとおり1.6スカイコイン=1ANAマイルですので、371,500ANAマイルあれば、完全無料で発券できる計算です。
この旅程、バッチリ予約しました。
使ったマイルはこちら、端数込みで38万マイル。マイルからスカイコインへの交換は1万マイル単位なので、ちょっと余っちゃうんですが、残りは来年に持ち越しです。
38万マイルは確かに高い!ですが、年間60万マイル貯める私にとっては普通に支払えるマイルです。そして、この方法はハワイに限ってですが、メリットも大きいんです。
スカイコインを利用してハワイ行きのチケットを発券する2つの「メリット」をご紹介します。
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メリット①(ほぼ)確実に予約できる
まず最も大きなメリットがこちらです。
スカイコインを利用したチケット購入は、有償のチケットを購入と同様なので特典航空券と違い「発券枠」という概念がありません。このため、理論的には空席があれば確実に購入できます。(※ANAのチケットは空席連動型の価格ですので、空席が少なくなるほど価格が高くなる点には注意)
とにかく、ハワイ路線で特典航空券を確保するのは本当に至難の業です。スカイコインなら、もうあの殺伐とした特典航空券の予約競争に巻き込まれなくて済むんです。これ、結構大きいメリットだと思いませんか?
私にとってはこれは本当に大きなメリットです。
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メリット②完全無料で発券できる
そして2番目のメリットが完全無料で発券できることです。特典航空券の場合、税金および諸費用は現金で支払う必要があるのですが、スカイコインなら税金および諸費用も含めてスカイコインで支払うことができます。
例えば今回私が購入したこのチケットの場合、特典航空券で無料になるのは運賃481,400円だけで、税金や燃油サーチャージの113,000円は現金支払いが必要です。
購入方法 | プレエコ | ビジネス | 現金 |
マイル | 244,000マイル | 272,000マイル | 113,000円 |
スカイコイン | 371,500マイル | ー | 0円 |
スカイコインでの購入と、スカイコインでの購入を比較したものがこちらです。プレミアムエコノミークラスの場合、マイルで特典航空券を発券すると244,000マイル+113,000円が必要です。(※親子4人、ハイシーズンの場合)
一方、スカイコインでの購入の場合371,500マイルが必要になりますが、現金での支払いは0円で済みます。
そして、繰り返しですが前述①のメリットである「確実に発券できる」というメリットが大きいんです。このブログで何度もご紹介していますが、ハワイ行きの特典航空券を確保するのは本当に至難の業です。
この「発券のしにくさ」と、完全無料で発券できるというメリットを総合的に判断して、私は来年のハワイはプレミアムエコノミークラスを選択しました。後悔は全くしてません(笑)。
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スカイコインのデメリット
この、完全無欠に見えるスカイコインでハワイ!ですが、もちろんデメリットもあります。
それは、ANA陸マイラーなら手が届く「はず」のビジネスクラスには、残念ながらなかなか手が届かないことです。夏休みのハイシーズンともなれば、ビジネスクラスは親子4人で100万円超えは確実ですから、単純計算で63万マイル以上が必要になります。63万マイルは・・さすがにちょっと厳しいですもんね。
ただ、特典航空券でビジネスクラスでハワイなんて、すぐ満席になってしまいほとんど取れないプレミアムチケットですので、ほとんどデメリットとは言えないとは思います。
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スカイコインでハワイ行きチケットを発券する際の注意点
①復路出発日の発売日の午前中には購入せよ!
さて、このANAスカイコインを利用してハワイ行きチケットを発券する方法と、実際に発券してみて分かった注意点をご紹介しておきます。
まず1つ目が、チケットは復路出発日の当日朝が一番安い、ということです。前述のとおり、ANAのスーパーバリュー運賃は空席連動型の運賃になっていますので、空席が最も少ない発売初日(=355日前)の朝9:00近辺が最もお安いんです。
発売初日であっても、午後の価格とは下手すると親子4人で10万円とか違ってくるので、できるだけ復路の発売日初日に購入した方が良いです。狙った復路販売日の2~3日前から、値動きを見ているとその傾向に気づくと思います。
マイルのスカイコインへの交換は支払い時でもOK
そして、2番目の注意点は、ANAマイルからスカイコインへの交換のタイミングです。
スカイコインへの交換は、航空券の実際のお支払い時で大丈夫なんです。この支払画面で、上記赤枠内「マイルをANAスカイコインに交換」をクリックすると、別ウインドウが開きANAスカイコインへの交換ができるので、ここで初めて支払いに必要な分だけのスカイコインをANAマイルから交換すればOKです。
事前にスカイコインを交換すると余らせてしまう危険もありますので、実際の支払い額が確定してから、必要最小限のスカイコインを交換しましょう。なお、スカイコインの有効期間は1年ですので、失効にはご注意ください。
スカイコインは一人分の運賃につきぴったりの額しか使えない
最後のコツ?というか注意点がこちらです。スカイコインは、1人分の運賃につき、ぴったりの額しか使えません。
例えば上記の場合総額で594,400円ですが、スカイコインが59万円分しかない!って時には、一番下の子どもの分のお支払いをスカイコインで行うことはできません。なんか赤枠内のとおり「クレジットカードと一緒に支払う」という表示があるので足りない分だけクレカで支払うってこともできそうなんですが、それはできないんですよ。
このため、全額スカイコインで支払いたい!って方は、総額以上のスカイコインを用意するか、ちょっと足りない!って方は、上記の場合ならいっそのこと3人分が支払える額程度の額のスカイコインのみ用意するようにしてください。
これは予約してみないとわからない注意点だと思います。
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ハワイ路線はスカイコイン+プレエコも一つの選択肢
いかがでしたでしょうか?
ANAスカイコインを利用して、激戦の夏休みハワイの航空券をピンポイントで完全無料で発券する方法をご紹介しました。
プレミアムエコノミーってのが若干残念ですが、プレエコなら成田/羽田空港ではANAラウンジが使えますし、もちろんホノルルのダニエル・K・イノウエ空港でもANAラウンジが利用できます。
ハワイ便だけは、ANAのビジネスクラスにこだわっていてはなかなか予約ができません。特に子連れで親子4人とかの場合、そもそも特典航空券の枠の問題で、発券ははっきり言って「無理」です。
ANAのA380プレミアムエコノミークラスは一昔前のビジネスクラスばりに快適なシートで有名ですので、このスカイコイン+プレエコという選択肢も、ハワイに完全無料で行きたい陸マイラーにとって、有力な選択肢になり得るのではないかと思います。
貯めたマイルでハワイに無料で行ける!陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
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