ハワイ観光を超絶便利にしてくれる移動手段。それがレンタカーです。
レンタカーがあれば行動範囲が滅茶苦茶広がるなど多くのメリットがあります。ただ、借りたことが無い方にとってはちょっとハードルが高く感じてしまうことも事実ですよね。
実際にハワイでレンタカーを借りた体験を踏まえ、レンタカーのメリット、レンタカー会社や保険の選び方、レンタカーの返却方法やオプションの取捨選択、気になる交通ルールなどについて解説します。
スポンサーリンク
目次
レンタカーのメリット
まず、レンタカーのメリットを確認しましょう。私がレンタカーでハワイ旅行をしてみて実際に感じたメリットは、以下の4つです。
- 行動範囲が広がり、ハワイを満喫できる
- 時間に縛られずハワイを楽しめる
- レンタカーをプライベート空間として利用できる
- ショッピングやホテル間移動が楽
①行動範囲が広がり、ハワイを満喫できる
まずなんといっても大きなメリットなのが、行動範囲が広がることです。こちらはノースショアにあるガーリックシュリンプの名店「ジョバンニ/カフク本店」のガーリックシュリンプ。
滅茶苦茶美味しかったんですが、このジョバンニに公共交通機関「The Bus」で・・行けないこともありませんが、2時間30分は掛かりますし、帰りのバスを逃すと次は1時間後、なんてこともあります。
また、このようなオプショナルツアーでも行けないこともありませんが、大人1名で1万円以上はかかります。
一方、レンタカーがあればノースショアのカフクでジョバンニのガーリックシュリンプを食べるのはもちろん、レナーズのマラサダも・・。
ハレイワタウンでマツモト・シェイブアイスを食べるのも・・。
ノース・ショアのドライブも自由自在ですからね。この行動範囲が広がる!というメリットは、本当に大きかったです。ワイキキ近辺だけでなく、折角ならオアフ島全域を目いっぱい楽しみたい!って方にとってはまさに必須アイテムだと思います。
②時間に縛られずハワイを楽しめる
次のメリットがこちら。レンタカーならいつでも移動ができるので、集合時間とか、出発時間という概念が全くなくなります。このため、時間に縛られず自由にハワイを楽しめるんです。
折角ノースショアまで遊びに来て・・オプショナルツアーの出発時間やバスの時間を気にしていたりしたら楽しめませんからね。これ本当に大きかったですね。
子連れの場合その傾向が特に強くて、子どもがいると時間通りに物事は進みませんから、この「いつでも自由に自分たち家族のタイミングで移動できる」というメリットは本当に大きかったです。
③レンタカーをプライベート空間として利用できる
3つ目のメリットが、レンタカーをプライベート空間として利用できること。
特に2019年のハワイはかなり暑くて、屋外での長時間の行動は結構厳しかったです。例えばワイケレ・プレミアムアウトレットに行った際に、子どもは1時間くらいでグロッキー気味で、お腹もすいた・・なんて言っているんですが、ハワイの場合こういうプレミアムアウトレットのフードコートの食事のベンチって、屋外にあるんですよね。
子ども達はとてもではないけど暑くって外で食事は無理・・というので、エアコンをかけた車内で食事をしました。
その他、ノースショアでの水浴び時のちょっとした子どもの着替えなどにも、この車内の空間は重宝します。また、バスでの移動の場合子連れだとどうしても他のお客さまに迷惑を掛けないか気にする必要がありますが、レンタカーだとその心配はありません。
プライベート空間最高!ですね。ハワイを楽しむのに必須だと思います。
④ショッピングやホテル間移動が楽
そして、最後のメリットがこちら。ショッピングやホテル間移動がかなり楽になります。
ハワイといえば、ショッピングも楽しみの一つですよね。ショッピングしながら、お土産や日常のお買い物(水・ビール・軽食など)をしてたら、すぐに両手が買い物でいっぱいになってしまいます。この荷物を持ってショッピングセンターからトロリーやバスでホテルに戻るのは、結構大変です。汗だらだらになります。
また、ホテル間移動にもレンタカーがあると超絶便利です。タクシー呼んで、チップ渡して・・なんて手間は必要ありませんし、ホテル移動日をショッピングデーなんかにする際にも車があると便利でしたね。
スポンサーリンク
ハワイのレンタカー料金相場
では、このように大きなメリットがあるレンタカーですが、気になる料金相場はどんなものなんでしょうか?
車種 | 1日 | 1週間 |
コンパクト | 8,000~10,000円 | 20,000~25,000円 |
フルサイズ | 10,000円~12,000円 | 25,000~35,000円 |
SUV | 12,000円~14,000円 | 40,000~50,000円 |
料金相場はこんな感じです。1日よりは1週間単位で借りた方が1日当たりの単価は割安になります。
ちなみに、コンパクトサイズは日本でいうところのヴィッツとかデミオ、マーチクラス。スーツケース1個が限界なので、空港からホテルにガッツリ移動!って用途には向きません。1日レンタル専用ですね。
イメージとしては、フルサイズ以上の車で、スーツケース×2個と旅行鞄1個が入るくらいのトランクの大きさです。空港から車をレンタルして旅行期間中借りる!って方はフルサイズ以上の車のレンタルが必須です。ミドルクラスだとスーツケースが入らない!ってこともあるので注意してください。
駐車場料金が別途必要
そして、このレンタル料金とは別に、駐車場料金が別途かかります。そして、実はこの駐車場料金ってかなりの高額で、レンタカー料金と同じくらいの費用が掛かります。
えっ・・と思われるかもしれませんが、ハワイは駐車場代が馬鹿高い!ので有名です。1泊あたり35ドルくらいは余裕で掛かります。
駐車場にはバレーパーキングとセルフパーキングがあります。バレーパーキングは、フロント等に車を横付けし、後はバレットさんが駐車を全部行ってくれるサービスのことです。セルフは通常の自分で行う駐車方法のこと。
セルフ | バレー | |
シェラトン・ワイキキ | 35$ | 45$ |
ワイキキ・ビーチ・マリオット | 40$ | 45$ |
ハレクラニ | 35$ | 35$ |
モアナ・サーフライダー | 35$ | 45$ |
ロイヤルハワイアン | 35$ | 40$ |
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ | 43$ | 50$ |
シェラトン・カイウラニ | 35$ | – |
アウラニ・ディズニーリゾート | 37$ | 37$ |
マリオット・コオリナ | 40$ | 40$ |
上記が、ワイキキおよびコオリナ地区の主要ホテルの1泊分の駐車場料金表です。
1週間じゃないですよ。1泊です。平均すると大体・・セルフで35~40ドル、バレーで45ドルといったところでしょうか。例えば7日間なら、セルフ駐車したとしても約250ドルは取られてしまう計算です。
下手すると、駐車場料金の方が高いんじゃないか?そう感じてしまうくらい、ホノルルの駐車場料金は馬鹿高いのでご注意いただければと思います。
スポンサーリンク
ハワイのレンタカー会社の選び方
では次に、ハワイ(ホノルル)でのレンタカー会社の選び方をご紹介します。レンタカー会社選択のチェック・ポイントは以下の3つですね。
- 価格
- 立地
- 事故やトラブル時の対応
①価格
まず、最も重要なチェックポイントは当然ながら「価格」です。1日だけのレンタルであればA社が安いけど、1週間のレンタルの場合B社が安い・・とか、よく見ると実は加入している保険の種類が違う!なんてこともありますので、じっくりと比較してください。
また、レンタカー会社は非常に数が多いので、金額の比較には「レンティングカーズ」もしくは「楽天トラベル」がおススメです。
②立地
次のチェック・ポイントは、レンタカー会社の営業所の立地の便利さです。特に、空港からいきなりレンタカーを借りる方にとって大きいのが、空港からレンタカー会社のカウンターまでの導線なんです。
実は、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港の場合、レンタカー会社によってはが空港外の営業所まで、シャトルバスでの移動が必要になります。これ、実は意外に面倒で・・大きな荷物を持ってさらにバスでレンタカーのカウンターに移動するって、実は超面倒臭いんですよね。
しかしながら、いくつかのレンタカー会社の場合、徒歩で行ける上記カウンターに営業所があり、バスでの移動がなくて済みます。空港でレンタカーを借りたい方にとっては、これは大きなメリットです。
- ハーツ
- エイビス
- バジェット
- アドバンテージ
空港内の徒歩で行ける位置にカウンターがある大手レンタカー会社は、上記のとおりです。
まさに超大手の4社ですので、特にお値段的にも大きく差がないのなら、空港からレンタルを予定している方は、この4社から決めてしまっても良いのではないかと思います。また、返却時も空港に直接返却でき、出発カウンターまで徒歩で行けるので滅茶苦茶楽です。
また、この4社はワイキキにも超便利な場所(ハーツ:ハイアット、カハラ等、エイビス:シェラトンワイキキ、バジェット:ハイアット)に営業所がありますので、ワイキキ市内からのレンタルも簡単ですし、ワイキキでの乗り捨て対応も可能です。
③事故やトラブル時の対応
最後のチェックポイントが、事故やトラブル時の対応です。借りだしだけなら英語でも十分対応可能ですが、万が一の事故やトラブルの際に、英語だけだと苦戦必至です。
日本語対応可 |
|
日本語電話対応可 |
|
そもそも日本語対応可能なのが、安心の日系レンタカー会社であるニッポンレンタカーと、日本人が経営者であるホノルルオートレンタル。一方、ハーツとアラモは、カウンターは英語対応ですが、トラブル時にはそれぞれ電話24時間対応してくれる「日本語アシスタントダイヤル」「日本語ホットライン」があります。
一方、エイビス、バジェットレンタカーは日本語対応がありませんので、注意が必要です。
スポンサーリンク
保険について
では次に、気になるハワイのレンタカーの保険について解説します。
日本でのレンタカーの場合、交通ルール含め慣れた土地での運転になりますのでそんなに神経質になる必要はありませんが、アメリカは左ハンドル、右側通行のお国柄で、しかも訴訟大国です。運転に不安のある方、そうでない方も含め、しっかり保険には加入しておいた方が良いです。
まず、ハワイのレンタカー保険の主なものは、以下の5つです。
保険名 | 略称 | 加入要否 |
①自動車損害賠償保険 | LP/PP | ー |
②自車両損害補償制度 | LDW/CDW | 要 |
③追加自動車損害賠償保険 | LIS/ALI/SLI等 | 要 |
④携行品保険/搭乗者傷害保険 | PAI/PEC/PPP等 | ー |
⑤緊急医療保険 | ESP等 | ー |
上記が、ハワイのレンタカーに掛けることができる保険の種類です。略称が会社ごとに違うのが、分かりにくさを助長しているんですよね。各保険の意味と、加入要否について簡単に解説していきます。
①自動車損害賠償保険(LP/PP)
まず1つ目の保険が、「自動車損害賠償保険」です。これは簡単に言ってしまうと日本の自賠責保険みたいなものです。加入が必要な州の場合限定で、ほとんどのレンタカー会社で勝手に含まれています。
ちなみに、この自動車損害賠償保険(LP)の対象となる州は、カリフォルニア、ニューヨー ク、メリーランド、マサチューセッツ、ミシガン、サウスキャロライナ、ヴァージニア、 ウェストヴァージニアのみです。ハワイは含まれていませんので、LPにはそもそも加入していません。
この保険では、不幸にも事故を起こした際に、相手方の損害・・車の補償、ケガなどの補償が行われます。が・・これ、要は自賠責ですからね。日本で、自賠責で補償してもらった/補償したことって、ありますか?日本の自賠責と同様、ほとんど発動の可能性がなく、しかも補償額もかなり低い保険です。ハワイでは自動加入されていませんが、上記のとおりほとんど保険としての意味はない保険ですので、ほぼ無視してもよい保険です。
②自車両損害補償制度(LDW/CDW)
これは非常に大事な保険です。
自損事故等何らかの原因で自分が運転するレンタカーが破損した際、その損害を賠償してもらえます。日本でいうところの「車両保険」ですね。
レンタカー返却時に、「傷がついた、ついてない」とか、「へこんだ、へこんでない」みたいな妙な争いを避ける意味で、この保険は入っておいた方がよいと思います。そして、多くのレンタカー業者で、このLDW/CDWまでは含んだ形の料金設定としているところがほとんどです。
ここまででご紹介してきたレンタカー会社の場合、ほとんどのレンタカー会社でこのLDW/CDWは含まれていると思います。妙にレンタカー料金が安いな・・と思ったら、この自車両損害補償制度への加入後の料金かどうかを確認してください。加入していない場合、追加費用は1日当たり下手すると10~30ドルほどになりますので、ご注意ください。
③追加自動車損害賠償保険(LIS/ALI等)
保険の説明の最初に説明したいわゆる「自賠責」である、「自動車損害賠償保険」(LP/PP)の頭に「追加」がついた保険です。
自賠責の「追加」ですので、これがいわゆる日本の「任意保険」に当たり、前述のLDW/CDWでは補償されない、他人との事故を起こした場合、その相手方の車両およびケガなどの補償が可能になります。日本でもそうですが、任意保険なしの運転はかなりチャレンジングですので、この「追加自動車責任賠償保険」は、加入しておいた方が無難です。
会社名 | 名称 |
ハーツ | LIS |
エイビス | ALI |
バジェット | SLI |
アラモ | EP |
そしてこの追加自動車損害賠償保険ですが、各社によって名称が違うのも実は厄介なところです。
多くのレンタカー会社のスタンダードプランには、LDW/CDWが含まれていても、この保険は含まれていないことが多いので、ここまでは加入しておきたいところです。ちなみに、この追加自動車責任賠償保険は、レンタカー業者によって違いますが、1日当たり約15ドル程度の費用が掛かります。
ちなみに、ハワイの場合上記のとおりLP/PPが未加入ですので、そもそも事故を起こした場合の相手方への補償がないんです。万全を期したい方は、この保険までは入っておかれた方がよいと思います。
携行品保険/搭乗者傷害保険(PAI/PEC等)
車上荒らしなど、盗難時の保障や携行品が破損した際の補償が受けられる保険と、事故等の際に搭乗者がケガをした際の補償が受けられる保険です。
多くの場合、この2つはセットになっています。
ただ、詳細はご自身の海外旅行保険/クレジットカードの保険をご確認いただければと思いますが、わざわざ加入しなくても、クレカの保険でカバーできることがほとんどです。この保険には、無理して加入する必要はないと思います。
緊急医療保険(ESP等)
うーん・・・。この保険は・・入っておいた方がよいのは確かだとは思いますが‥。
この保険は、レンタカー運転期間中に、事故以外の理由で病気等になった際の補償が受けられる保険です。多くの場合、海外旅行保険やクレジットカード付帯の医療保険を用意されていることと思いますので、原則として加入は不要でしょう。
保険の加入は自己責任で
以上、ハワイでのレンタカー利用時の保険の種類についてご紹介しました。
はっきり言って保険は高い!ですが、転ばぬ先の杖、という言葉もあるとおり、入っておくと安心であることは確かです。なお、くれぐれも、保険への加入は自己責任にてお願いいたします。
スポンサーリンク
オプションの取捨選択
次にご紹介するのが、各種オプションの取捨選択です。
- カーナビ
- 返却時給油不要制度(FPO)
- チャイルド/ジュニアシート
レンタカーの主なオプションは、上記の3つですね。どれが必要で、どれが不要なのか?順にご紹介します。
①カーナビ
まずは、運転に必須のカーナビですが、これは絶対に「不要」です。
上記の写真のように、iPhoneやアンドロイドスマホ+グーグルマップでナビ替わりにすれば、日本語でしかもレーンまで含めてナビしてくれるので、下手に現地のナビを借りるより実用的です。
そして、スマホをカーナビ代わりにするためには、こういった車載のスマホホルダーが必要です。このスマホホルダーはさすが楽天ランキング1位、吸盤の粘着力をはじめ、十分にカーナビとして機能してくれました。
また、スマホをカーナビ代わりに利用すると信じられないくらいバッテリーを食うので、USB充電器も必携です。1つのシガーソケットで2つ充電できるタイプもありますが、こういうのはローテクなやつの方が信頼感があります。
1ソケットで1充電ソケットタイプがおススメです。
私はこんな感じで利用していました。このグーグルマップは超絶便利なので、カーナビを利用する必要は全くありませんね。
②返却時給油不要制度(FPO)
この返却時給油不要制度は・・これはつけておいた方がよいと思います。
というのも、具体的には下記の関連記事をご覧いただければと思いますが、ホノルル・ダニエル・K・イノウエ国際空港でレンタカーを返却する場合、H1ハイウェイに乗ってしまうとほぼハイウェイの道なりでレンタカー返却場まで自動的に行けてしまうため、途中で給油する場所がないんです。
そしてこの返却時給油不要制度は1日当たり10ドル程度であることが多いので、これならわざわざ給油に行くくらいならオプションを利用してもほとんど価格としては変わらないと思います。このオプションはかなりおすすめですね。
③チャイルド/ジュニアシート
最後に、チャイルド/ジュニアシートのオプション。これは日本から購入して持っていく方以外は絶対に必要です。
- 0歳~3歳:進行方向後ろ向きのベビーシート(Rear-Facing)
- 1歳~7歳:進行方向前向きのベビーorジュニアシート(Foward-Facing)
- 4歳から12歳:ブースターシート
- 8歳~13歳:シートベルト
ちなみに、ハワイの年齢別のチャイルドシート制限は上記のとおりとなっており、これに違反すると100ドルから500ドルの罰金が課され、4時間の講習に出席することが義務付けられます。
このため、レンタルするか、上記のとおり日本からチャイルドシートを持参する必要があります。ハワイでのチャイルドシート事情については以下の関連記事に詳しく解説しています。
スポンサーリンク
おススメのレンタカー会社
では、おススメのレンタカー会社はどこなのか?ハワイの有名なレンタカー会社の長所と短所を解説していきます。
ハーツレンタカー
- ホノルル空港内に営業所がありレンタル&返却が楽!
- ファミリー向けの大型車両が豊富!
- 24時間日本語対応の「日本語アシスタントダイヤル」あり!
ハーツレンタカーの主なメリットは上記の3つですね。まずは全世界的に有名なレンタカー会社ですので対応に安心感があります。また、ホノルル空港内に営業所がありますし、ワイキキにも営業所があるのでレンタル&返却が楽なのもおススメ。
また、24時間日本語対応の「日本語アシスタントダイヤル」があるので万が一のトラブル時も安心です。
- 価格が若干高め
- カウンターは全て英語対応
一方、デメリットをあげるとすれば価格が若干高めなことでしょうか。また、カウンターは全て英語対応なのでご注意ください。
ダラーレンタカー
- ANAやJALの会員割引が大きめ!
- 全体的に価格が安め!
ダラーレンタカーのメリットは、全体的に価格が安めということにつきますね。比較すると安さでは必ず上位にあがってくるレンタカー会社です。更に、ANAやJALの会員割引が大きめなのもポイントです。
- 空港の場合営業所が空港外(シャトルバス)
- 保険の値段が若干高め
- 基本的には全て英語対応
一方のデメリットがこちら。空港の場合営業所が空港外になりシャトルバスでの移動となるのがちょっと面倒。また、日本語対応していないのも若干心配な点ですね。
バジェットレンタカー
- キャンペーンや優待などを併用すると安くなる!
- ホノルル空港内に営業所がありレンタル&返却が楽!
- 営業所の閉店後にも車両を返却可能!(インターナショナルマーケットプレイス店限定)
次に、バジェットレンタカーです。バジェットレンタカーも、ダラーレンタカーと同じく各クレジットカード会社の優待やキャンペーン等が豊富で、上手に組み合わせることでレンタル料金をお安くすることができます。
また、インターナショナルマーケットプレイス店限定ですが、営業所の閉店後も車両を返却(正確には、指定場所に駐車)できるのも嬉しいポイント。1日レンタルの場合は24時間借りられるので、例えば朝9時に借りて、夜中の24時に車両を駐車、そして翌朝8時に返却・・なんてこともできます。
- 基本的には全て英語対応
バジェットの最大のデメリットはこちらです。事故等トラブル時も含め基本的には全て英語対応になります。これは結構・・怖いですね。
アラモレンタカー
- トラブル時に安心の「日本語ホットライン」あり!
- 実際に車を見て選べる「アラモセレクト」あり!
- 「日本語自動チェックインシステム」でカウンターが混雑知らず!
アラモレンタカーのメリットは、なんといっても安心の日本語ホットラインがあることですね。
それから、実際に車を見て車種を選べる「アラモセレクト」と「自動チェックインシステム」は超優れもの。チェックインカウンターで長く待ったり、予約した車と違ったり・・ってことはハワイではよくありますが、これを避けられるのは大きなメリットです。
- 空港の場合営業所が空港外(シャトルバス)
- 価格が若干高め
一方、営業所がシャトルバスなのは・・ちょっと面倒ですね。また、アラモセレクトにするとどうしても価格がちょっと高くなってしまうのが困りものです。
ニッポンレンタカー
- スタッフが日本人!完全日本語対応OK!
- チャイルドシート1台無料!
最後のご紹介が、ニッポンレンタカー。さすが日系のレンタカー会社だけあってスタッフさんは日本人ですの完全日本語対応OKです。
チャイルドシート1台のレンタルが無料なのも嬉しいポイントですよね。
- 空港の場合営業所が空港外(シャトルバス)
- 価格が若干高め
一方、アラモとデメリットはほぼ同じですが、価格が若干高めのところ、そして空港の場合営業所が空港外というのがデメリットです。ただ、ワイキキにはいずれも交通至便な場所に3店舗ありますので、ワイキキで1日だけ借りたい!なんて時には日本レンタカーもありだと思います。
ハワイのレンタカー比較は「レンティング・カーズ」がおススメ
ここまでご紹介した各種レンタカー会社の車種や料金検索に便利なのが、「レンティングカーズ」です。各レンタカー会社を一括で比較検索できるので、メリット&デメリットを踏まえて予約しちゃってください。
国際免許は必要なの?
ハワイでは国際免許は不要で、日本の免許証があれば運転することができます。実際に私も日本の免許しか持っていきませんでしたが、レンタカーは普通に貸してもらえました。
ただし、これは法的に運転できますよ・・というだけであって、例えば事故などのトラブル時にも全く問題ないかというと、それとこれとは話が別です。具体的には、日本の免許証を見せてもハワイのポリスには何のことだかわかんないんです。読めないから。
このため、上記でご紹介した各社とも、自社のHPに免許証の翻訳機能を設けている会社がほとんどです。ほとんど「お守り」に近いんですが、この翻訳書面をもっていかれることをおすすめします。
心配な方は、国際免許証を持って行った方がよいと思います。
スポンサーリンク
ハワイの交通法規の留意点
では最後に、気になるハワイの交通法規について解説しておきます。
右車線走行+左ハンドル
まず、当然にはなりますが右車線通行+左ハンドルになります。
周囲の車の動きと合わせて走っていれば、逆走してしまうような危険性はないでしょう。一点だけ注意しとくべきなのは車幅感覚と、車線のセンターの感覚。右ハンドルの感覚で走行していると、思ったより車線の真ん中より右寄りになってしまいます。初めのうちは特にこの車線のセンターの感覚に注意してください。
赤信号でも右折はOK
ハワイでは、基本的には赤信号でも右折してOKです。これを知らずに赤信号で右折待ちをしていると軽くクラクションを鳴らされたりすることも。クラクションを鳴らされたときに「そうか、右折できるんだ」と気づけるように、とりあえずルールを知っておきましょう。
ただ、上記のように「No Turn On Red」の標識が出ている交差点では、書いてある英語のとおり赤信号時には右折ができません。このように、アメリカの標識は思いっきり英語で書かれていることが多いので、とりあえず頭の中で翻訳してみましょう。
一方通行に注意
同じく、上記の写真の下に「One Way」と書かれているのがお分かりですか?OneWayですので、この矢印の方向にしか進むことができません。
この一方通行、ホノルルには結構多いのでご注意ください。
駐車違反には注意!
また、駐車違反にもご注意ください。
特にワイキキ近辺は駐車違反に異常に厳しいです。簡単に駐車禁止の違反となってしまうので、絶対に駐車場に停めることを徹底してください。
スポンサーリンク
ハワイではレンタカーを借りるのがおススメ!
以上、かなり長文になってしまいましたが、ハワイのレンタカー利用の完全ガイドをご紹介しました。
実際にハワイでレンタカーを借りた体験を踏まえ、レンタカーのメリット、レンタカー会社や保険の選び方、オプションの取捨選択、気になる交通ルールなどについて解説しました。ご参考になれば幸いです。なお、ハワイでの交通ルールについては、ハーツレンタカーのこちらのページが非常に参考になりますので、よろしかったらどうぞ。
ハワイでレンタカーがあると、特に子連れにとってはいろいろと楽になります。そんなにハードルが高いわけではないので、是非利用してみていただければと思います。ハワイのレンタカーの一括検索は「レンティングカーズ」が便利です。
貯めたマイルでハワイに無料で行ける!陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。