ANAマイルの有効期限延長の方法を解説!3年で失効させない方法!【裏技あり】

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ANAマイルの有効期限といえば、3年ということをご存知の方は多いと思います。

が、意外に知っているようで知らないのが(笑)ANAマイルを失効させず、有効期限を延長させる方法です。

ANAマイルを大量に貯めている方は、使いきれなくて失効・・の危険性が高まりますし・・。

逆にANAマイルを少しずつ貯めている方は、特典航空券に交換するのに十分なだけのマイルが貯まる前に3年を迎える・・というのが定番の失効モードですかね(笑)。

あ、使いきれなくて失効なんてある?と思われるかもしれませんが、ANA陸マイラーならよくあります(笑)。

ということで、ANAマイルを貯める方にとって必須の(笑)知識が、この有効期限を延長させる方法なんです。

この記事では、ANAマイルの有効期限を延ばすための考え方と、実際に延長する方法(裏技あり)を解説します!

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ANAマイルの有効期限

ではまず、基本ですがANAマイルの有効期限から確認しましょう。

ANAマイルの有効期限は3年です。

正確には、「商品・サービス(フライト等)を利用した月から数えて36か月後の月末まで有効」というのが・・。

規約上の書きぶりになりますね。

このため、例えば2023年12月にANA便に搭乗して獲得したマイルは、36か月後の2026年12月末まで有効・・ということになります。

図で書くと、こんな感じですね。

ANAのホームページには、このように分かりやすくご自身が所有するマイルの、有効期限別のマイルの詳細が記載されているので・・。

たまーに、ご自身のマイルの有効期限をチェックしておくと、唐突なお別れに(笑)遭遇する確率が下がりますね。

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ANAマイル有効期限延長の考え方

そして、ここからが本題ですが・・。

ANAマイルの有効期限切れを防ぐための考え方(戦略)は、以下の大きく3つになります。

考え方
  1. 有効期限を延ばす(裏技)
  2. ANAマイルに追加交換しない
  3. 他のポイント等に交換する

まず、王道でありこの記事をご覧の方が一番知りたい情報が・・。

上記の①有効期限を延ばす方法ですよね。

これは裏技と言いますか・・若干マニアックな方法も含まれているので、万人が手軽に挑戦できる!という方法ではないかもしれませんが・・。

知っておいて損はない方法です。

そして、いささか逆説的にはなりますが、ANAマイルの期限切れ失効を防ぐためにはそもそもANAマイルを必要以上に増やさなければ良い・・ってのが、②ANAマイルに追加交換しない・・という考え方です。

具体的には、有効期限が長く、そのままANAマイルに交換すれば数日でANAマイルに交換できるポイントを持っている!って場合・・。

これもう実質的にANAマイルですので(笑)、交換は本当に必要になってからでOKです。

そして、最後に・・失効させてしまうくらいなら使いきっちゃう(笑)ってのが、③他のポイント等に交換する方法です。

使い切ってしまえば、当然ながら失効しませんからね(笑)。

②と③は有効期限延長とはちょっと違うかもしれませんが、この②と③も組み合わせながら、失効させないようにするのも・・逆説的ではありますが重要な考え方になります。

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有効期限を延ばす(裏技)

はい。

ということで(笑)、まずは最初にご紹介するのが、ANAマイルの有効期限自体を延長する方法です。

え?そんなことできるの?って思われるかもしれませんが、やり方次第ではできます

マイルの価値を徹底解説。1ANAマイルは一体何円なのか?

上記の関連記事でも解説したとおり、ANAマイルの価値を最も高める方法はやはり国際線の特典航空券として・・それもビジネスクラス以上の特典航空券として利用することです。

ANAマイルは普通に使うと1マイル=1円〜1.5円程度ですが・・。

国際線のビジネスクラス特典航空券に交換すると1ANAマイル=8〜9円、さらにファーストクラスなら15円程度の価値で使えてしまいます。

そして、実はANAマイルの有効期限を3年間延長させる裏技があることはあるのですが・・。

この方法ですとマイルの数量が1割目減りする(10,000ANAマイル→9,000ANAマイル)んです。

ただ、上記のとおり国際線特典航空券として利用すればその目減りを上回る価値があるので・・覚えておいて損はありません。

ANAマイルの有効期限を延長する方法
  1. ソラチカルートで交換する(通称「ソラチカ返し」)
  2. ANAダイヤモンド会員になる

そして、ANAマイルの有効期限そのものを、ガチで延長する方法がこちらです。

順に、解説していきます。

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①ソラチカルートで再交換する

では・・まずは本気でANAマイルの有効期限を延長したい方の「本命」となる方法・・。

通称「ソラチカ返し」を解説していきます。

そして、この「ソラチカ返し」を利用するには、上記のクレジットカード・・JCB発行のクレジットカード「TOKYO Metro To Me CARD PASMO ANAカード」(ソラチカカード)を所有していること絶対条件になります。

ソラチカカードをお持ちでない方は、まずはこちらのANA JCBカードを発券してください。

ソラチカカードには一般カードとゴールドカードがありますが、どちらでも結果は同じなので、一般カードを持っていれば十分です。

そして、このソラチカカードを利用してANAマイルの有効期限を延ばす肝となる・・ソラチカカード独自の機能がこちら。

このソラチカカードの所有者限定で、ANAマイルと東京メトロポイントをまずは等価交換することができます。

さらに、東京メトロポイントを、なんと0.9倍でANAマイルに交換ができるんです。

交換手順
  • 10,000ANAマイルは10,000メトロポイントに交換可能
  • 10,000メトロポイントは9,000ANAマイルに交換可能
  • 9,000ANAマイルに交換すると、有効期限がリセットされ3年間延長!

上記のとおり、10,000ANAマイルは10,000メトロポイントに交換ができ・・。

そして、10,000メトロポイントはこのソラチカカード所有者限定9,000ANAマイルに交換ができます

一旦メトロポイントに交換することでANAマイル籍を一旦離れているので(笑)、有効期限はリセットされるため・・この相互交換により有効期限は3年延長されます。

ANAマイル→東京メトロポイント→ANAマイルと、東京メトロポイント経由でANAマイルに仏壇返しのように送り返すことから、このルートは「ソラチカ返し」ルートと・・勝手に呼んでいます。

前述のとおり、再交換率が0.9倍のため10%分ANAマイルが目減りするのは若干残念ですが・・。

絶対にANAマイルのまま利用したい!って方には、これが有効期限延伸の最終手段になりますね。

ちなみに、ANAマイルからメトロポイントへの交換は、ソラチカカードを所有していれば・・。

交換マイル数に関わらず10,000ANAマイル=10,000メトロポイントに交換ができます。

そして、前述のとおりソラチカカードなら100メトロポイント(100円)=90ANAマイルという驚異の交換率でANAマイルに交換できるので・・。

例えば10,000ANAマイルを、有効期限を3年延長したまっさらなマイルとして(笑)、9,000ANAマイルで「ソラチカ返し」することができるんです。

この「ソラチカ返し」の欠点をあげるとしたら、以下の通りですかね。

ソラチカ返しの欠点
  • ANAマイル→メトロポイントの交換は10,000マイル単位
  • メトロポイント→ANAマイルへの交換は月20,000Pが上限
  • ソラチカ返しで10%マイルが目減りする

まずは、ANAマイルからメトロポイントへの交換は10,000マイル単位での交換になります。

3,000ANAマイルの有効期限が来ちゃうんだけど・・といった、小口の需要(笑)には対応していませんので、この点はご注意を。

できるだけANAマイルの減耗を防ぎながらガチでANAマイルの有効期限を延ばすのはこれがほぼ唯一の方法になりますので、これは覚えておきましょう。

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②ANAダイヤモンド会員になる

そして、それができれば苦労しない(笑)と言われそうですが、これもれっきとしたANAマイルの有効期限を延ばす方法が・・。

・・・ANAダイヤモンド会員になる方法です(笑)。

ANAのダイヤモンドサービス会員である期間中は、マイルの有効期限が無期限になるんです。

この特典を利用すれば、ダイヤモンドサービスメンバーになった瞬間に手持ちのANAマイルの有効期限は無期限になるので・・。

無事、ANAマイルの有効期限は延伸されます(笑)。

そして、ダイヤモンドサービスメンバーの期間は最大約2年(事前サービス1年+本サービス1年)続き、メンバーでなくなると、全てのマイルの有効期限がメンバー資格を喪失した時点から36か月間(3年間)に戻ります。

つまり、無事3年以上、ANAマイルの有効期限が延びた!ってことになりますね。

・・・ただまあ、そんなことができる人の方が少ないと思うので、この方法はあくまで参考程度で覚えておいてください。

何しろANAマイルの有効期限を延ばすためだけにANAダイヤモンド修行なんて・・普通しませんからね(笑)。

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ANAマイルに追加交換しない

ということで、ここまでANAマイルの有効期限をガチで延ばす方法をご紹介してきたわけですが・・。

ここからは、逆説的ではありますが結果してANAマイルの有効期限を延ばす方法を解説します。

まず、これは絶対知っておくべきなのが・・ANAマイルに追加交換しない・・って考え方ですね。

これ、基本的ですが重要な考え方です。

ANAマイルに追加交換しない・・つまり「すぐANAマイルに交換できるポイントまで貯めた状態で、ANAマイルに交換せずにおいておく」ってことですね。

例えば、上記ANAアメックスゴールドカードのアメックス・リワードポイントには有効期限がありません

アメックスリワードポイントの有効期限は通常36か月ですが、ポイント交換もしくは有料ポイント交換サービスに登録すれば有効期限なしになり・・。

ANAアメックスゴールドは年会費に有料ポイント交換サービスの利用料が含まれているので、有効期限が無いんです。

そして、ANAアメックスのリワードポイントからANAマイルへの交換は、交換申請後2~4営業日前後で完了と超早いですからね。

つまり、このような、クレジットカードのポイントなどの有効期限長めのポイントは、下手にANAマイルに交換して有効期限を発生させるくらいなら…。

本当に使う直前まで、マイルに交換せずに手元に置いておくのが正解です。

ポイントサイト 有効期限 備考
ハピタス なし 12か月ログインしないと失効
モッピー なし 180日以内にログインし1P以上獲得がないと失効
ちょびリッチ なし 12か月間新たなポイント獲得がないと失効
ニフティポイントクラブ なし 12か月間新たなポイント獲得がないと失効
ポイントインカム なし 180日以内にログインし1P以上獲得がないと失効
ポイントタウン なし 12か月間新たなポイント獲得がないと失効
アメフリ なし 12か月ログインしないと失効
Gポイント なし 12か月間新たなポイント獲得がないと失効
Tポイント なし 12ヶ月間ポイントの変動がないと失効
JRキューポ あり ポイント獲得月の2年後の月末

その他、陸マイラー御用達の主要ポイントサイトでも有効期限は実質ないので・・。

とりあえず手元に十分なANAマイルがある!って方は、ANAマイルに交換せずに各ポイントサイトに置いとく・・。

ってのが、無駄に有効期限のあるANAマイルを増やさないための「選択肢」になりますね。

あ、ただし上記「備考」にも書いてあるとおり、各ポイントサイトの定めるアクションを一定期間中に取らなかった場合ポイントは失効するのでご注意を。

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他のポイント等に交換する

ということで、ここまでANAマイルの有効期限をガチで延長する方法と、有効期限切れのANAマイルをこれ以上発生させない方法(笑)をご紹介しましたが・・。

最後にご紹介するのが、有効期限を目前に控えたANAマイルを他のポイントなどに交換することで、有効期限を延長する方法です。

厳密にはANAマイルの有効期限が延びたわけではないのですが、失効させるより遥かにマシなので、これも利用価値の高い方法です。

特に、有効期限をガチで延長させる方法の最有力であるソラチカ返しは最低10,000ANAマイル単位からしか延長ができないので、10,000マイル未満のマイルは・・。

この方法で使い切っちゃう!というのが、実質的な利用方法になると思います。

お得な交換先
  1. ANAスカイコイン
  2. 特典航空券
  3. Tポイント

そして、ANAマイルの交換先は実は結構多くあるのですが・・。

ほとんどの交換先での価値が1ANAマイル=1円なので、実は、上記の3つ以外の交換先はあまりお得ではありません

多分、一番簡単に使う方法は上記のANAPayにチャージして利用すること。

この方法ですと、1ANAマイル=1円で、普通にコンビニとかでANAPay決済で使えますが・・。

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ANAマイルを1ANAマイル=1円の価値で使っちゃうってのは、正直超絶もったいないです。

ということで、実際に有効な方法は、実はこの3つへの交換くらいなんです。

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ANAスカイコイン

ではまず、ANAマイルの有効期限が切れそうなときの超王道の交換先。

それが、こちらのANAスカイコインですね。

ANAスカイコインは、1ANAマイルを最大1.7倍(1.7円相当)に交換でき、交換したANAスカイコインはANAの航空券を含む、各種航空券やツアー代金の支払いに、10コイン=10円の価値で利用できます。

ANAスカイコインの有効期限は交換後1年(交換月の12か月後の月末)なので・・。

期限切れ目前のANAマイルを緊急避難的に交換しておくには、ANAスカイコインがまずはファーストチョイスになります。

スカイコイン交換のメリットは、上記のとおりある程度のマイル数があれば1マイル=1円以上の価値で交換できる・・ってことですかね。

赤枠内のとおり、50,000マイル以上あれば、ANAゴールドカードホルダーであれば1.6倍で交換できるので・・。

国内旅行ならほぼANAマイルと同等の価値で利用できます。

また、10,000マイル以下の半端マイルでも1ANAマイル1円に交換できるので、とりあえず緊急避難的に交換しておけば、利用方法は後からなんとかなります(笑)。

特に、1マイル単位で交換できるってのが・・凄く大きいんです。

とりあえず、ANAスカイコインに交換。

これは、多くの方が覚えておくとよいANAマイル有効期限切れ対策となります(笑)。

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特典航空券

そして、若干逆説的ですが(笑)、意外に利用できるのがこの方法。

なんと、ANAマイルの有効期限が切れる前に、特典航空券に先に交換しちゃう!って方法です。

特典航空券の有効期限
  • 旅行開始日から1年間(国内線・国際線とも)
  • ただし、キャンペーン等有効期限の異なる特典航空券もあり

特典航空券の有効期限は上記のとおり旅行開始日から1年間(国内線・国際線とも)あるので・・。

まず間違いなく行きそうな旅行地・・私の場合なら函館(笑)の特典航空券を予約しておいて、あとは1年間の有効期限をフル活用して、予約変更で行ける日程で行く!って方法ですね。

特典航空券が予約可能な日程
  • 国際線:最大355日先
  • 国内線:半年に1回一斉発券開始(最大半年先まで予約可能)

そして、特典航空券が予約可能な日程が上記のとおりですので・・。

予約発券できる最大先の日程でとりあえず予約しておいて、あとは予約変更すれば、国際線の場合で最大約2年先国内線の場合最大1年半先まで特典航空券の予約を変更することが可能です。

ただし、この方法では「出発地・到着地の変更不可」「予約変更できる特典航空券の空席が無いと詰みって事には、ご注意を。

特典航空券をキャンセルすると、その時点で有効期限切れのマイルは返却されませんからね。

あくまで、到着地に行く予定と、行く成算(空席含む)がある場合のみ、この方法を利用してください。

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Vポイント

そして、最後にご紹介するのが・・こちらのVポイントに交換する方法ですね。

あ、最初にお断りしておきますと、このVポイントも10,000ANAマイル=10,000Vポイント10,000マイル単位でしか交換ができません

さらに、10,000マイルを10,000Vポイントに交換して・・みずほルートでANAマイルに交換する!って方法がありますが、この方法では0.7倍でしかANAマイルに交換できません。

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ということで、ソラチカカードを持っている方は、ソラチカ返しでANAマイルに0.9倍に交換&3年有効期限を延伸する方がお得です。

ただ、ソラチカカードを持っていない方は・・。

Vポイントに交換しておけば、毎月20日にウエルシア薬局で1.5倍の価値でお買い物できる「ウエル活」原資に利用できるので、ANAマイルを実質1.5円の価値で利用できます。

このVポイント交換も、失効させるくらいならかなり有望な交換先ですね。

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まとめ

以上、ANAマイルの有効期限延伸に向けた考え方と、実際の延伸の方法を解説しました!

まずは、目前(約1年先くらい)にANAマイルの有効期限が見えてきたら、ANAマイルにあえて交換せずに交換量を調整するのが正解です。

マイルの交換元となる各クレジットカードのポイントやポイントサイトのポイントは、十分なポイント有効期限があることが多いので・・。

交換量を調節し、下手にマイルを貯めすぎないようにしましょう。

そして、それでも有効期限を迎えるマイルがあるなら、ANAスカイコインや特典航空券に交換して、交換後の期限内に使い切る!ってのが、鉄則的使い方になりますね。

いずれも、約1年超は有効期限があるので、うまく利用すれば使い切れない!ってことはないと思います。

そして最後に裏技的に(笑)ANAマイルの有効期限ごと延ばす方法が、「ANAダイヤモンド会員になる」方法と、「ソラチカ返し」する方法です。

ま、この2つもガンガン使う方法ではありませんが、覚えておいて損はない方法です。

以上、ANAマイルの有効期限を延長させるための考え方と方法をご紹介しました!!

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