陸で大量マイルを貯める通称「陸マイラー」にとって超重要なのが、クレジットカードを上手に活用することです。
では、陸マイラーにおすすめのクレジットカードって、一体どのカードなんでしょうか?
例えばポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換するためには、特定のクレジットカードが保有するポイント交換機能が必須となります。また、クレジットカードの入会キャンペーン攻略は陸マイラーにとって貴重なマイル獲得源になります。
私も陸マイラー活動開始前は、なんの変哲もない普通のクレジットカードで年間100万円単位の決済をしていたりしたんですが、猛烈に後悔しています。年間100万円・・月平均10~15万円使う方ならクレジットカードの利用だけで年間数十万マイル貯めることも夢物語では全くありません。
陸マイラーにとっておすすめのクレジットカードとは一体どのカードなのか?陸マイラーとしてマイルを大量に貯めるためのおすすめクレジットカードの選び方をご紹介します。
スポンサーリンク
目次
陸マイラーが着目するべきクレジットカードの「4つの機能」
冒頭にも記載した通り、陸マイラーにとってクレジットカードの活用は必須条件です。しかしながら、クレジットカードを通常のショッピングに利用しても、マイルを貯めることはほぼできません。貯まっても雀の涙程度です。
ショッピングでのカード利用でのマイル還元率は1~1.5%が限界です。つまり、100万円利用しても10,000~15,000マイル程度しか貯まらないんです。
このため、カードのショッピングでのマイル還元率の優劣は陸マイラーにとってあまり意味がありません。陸マイラーが着目するべき、クレジットカードの機能は大きく下記の4点なんです。
- ポイント交換機能
- 大量マイル獲得機能(入会キャンペーン)
- ANAスカイマイル交換機能
- 旅行をアップグレードする機能
この4大機能が何を意味するのか?そして陸マイラーにとっての必要性と、各機能別の必携のクレジットカードについて、早速ご紹介していきます。
①ポイント交換機能に着目したおすすめカード
まず、陸マイラーにとって絶対に必要&最重要となる機能。それがこのANAマイルへのポイント交換機能です。
ポイントサイトで貯めたポイントを「ANAマイルへのポイント交換機能」を利用して高倍率でANAマイルに交換することが、陸でANAマイルを大量に貯める最も基本的な方法です。
ただ、ポイントサイトで貯めた各種ポイントは、普通にANAマイルに交換すると1円=0.5ANAマイルにしか交換ができません。しかし、特定のクレジットカードのANAマイルへの交換機能を利用することで、ANAマイルへの交換レートを最大0.9倍(1円=0.9ANAマイル)にまで高めることが可能です。
カード名称 | 交換倍率 | ルート名 |
ANA To Me Card PASMO JCB | 0.9倍 | ソラチカルート |
ANA TOKYU POINT ClubQ マスター | 0.75倍 | TOKYUルート |
みずほマイレージクラブカード/ANA | 0.7倍 | みずほルート |
ANA VISA nimocaカード | 0.7倍 | ニモカルート |
こちらが、1円分のポイントをANAマイルに交換する場合の、交換倍率のランキングです。最も交換倍率の良い一番上「ANA To Me Card PASMO JCB(通称「ソラチカカード」)」のポイントプログラムである「東京メトロポイント」は、なんと驚異の0.9倍(1円分のポイント=0.9ANAマイル)に交換できます。
これが、クレジットカードに付帯する「ポイントプログラム」が持つANAマイルへのポイント交換機能です。
再確認ですが、ポイントサイトで貯めたポイントは普通にANAマイルに交換すると1円=0.5ANAマイルにしか交換できません。このため、例えば10,000円分のポイントをANAマイルに交換すると、普通は5,000ANAマイルしか貯まらないんです。しかしながら、例えば「ANA TOKYU POINT ClubQ マスターカード」のポイントを経由してANAマイルに交換すると、なんと1.5倍の7,500ANAマイルに交換できるんです。
1.5倍ですよ!?ANAマイルが貯まるスピードが全く違います。
クレジットカードのポイント交換機能がどれだけ重要か、お分かりいただけましたでしょうか?この「ポイント交換機能」の観点から、おススメカードをご紹介していきます。
スポンサーリンク
ソラチカカードは重要度No1から陥落!No3~4程度の重要度
まず陸マイラーにとって最重要、重要度No1「だった」カードからご紹介します。
業界で唯一無二の1円=0.9ANAマイルの超高額倍率の交換率を誇る、「東京メトロポイント」からANAマイルへの交換が可能な「ANA To Me Card Pasmo JCBカード」、通称ソラチカカードです。
このソラチカカードの持つ0.9倍というANAマイルへの交換率を利用した上記の通称「ソラチカ(LINE)ルート」は、ANA陸マイラーにとってメインとなるマイル交換ルートだったんですが・・このルート、2019年12月27日をもって完全に閉鎖されることになってしまいました。
上記のとおり、LINEポイントから東京メトロポイントへの交換が終了してしまうので、ポイントサイトで貯めたポイントを、東京メトロポイントにポイント交換する手段がなくなってしまうんです。
ただ、ANAマイルへの交換率0.9倍という東京メトロポイントのメリットはやはり驚異的ですからね。いずれ何らかの形でこのポイント交換ルートが復活した際に備えて、最優先ではありませんが1枚持っておくとよいと思います。また、既にお持ちの方は手放さず持っておきましょう。
スポンサーリンク
重要度No1「ANA TOKYU POINT ClubQマスターカード」
そして、ソラチカカードに代わり、陸マイラーにとっての重要度No1、つまり「必携」となったクレジットカードがこちら。
「ANA TOKYU POINT ClubQ マスターカード」(通称TOKYUカード)です。上記でご紹介したとおり、2019年12月末の「LINEポイントから東京メトロポイントへの交換終了」により、このTOKYUカードが陸マイラー必携カードになります。
各ポイントサイトで貯めたポイントは、このTOKYUカードが持つ「1円=0.75ANAマイルに交換可能」という機能を利用できるため、同じ倍率(1円=0.75ANAマイル)でANAマイルに交換できます。具体的なマイル交換ルートは上記のとおりです。
このTOKYUルートのメリットは、なんといってもANAマイルへの交換が非常に簡単かつ早く、各ポイントサイトのポイントを、たったの3週間でANAマイルへ交換可能であることです。
そして、ソラチカルートでのANAマイルへの交換は月間20,000P(18,000ANAマイル)が上限なんですが、TOKYUルートの場合月間100,000P(75,000ANAマイル)まで交換ができます。
陸マイラーが大量ANAマイルを貯めるために必携のカードだと思いますので、このTOKYUカードを必ず1枚発行しておきましょう。
重要度No2「みずほマイレージクラブカード/ANA」&「JQカードセゾン」
陸マイラー的重要度No2のカードがこちらの2枚ですね。「みずほマイレージクラブカード/ANA」と「JQカードセゾン」です。
この2枚のクレジットカードのうち、ポイントサイトの1円=0.7ANAマイルに交換できる機能を有しているのは「みずほマイレージクラブカード/ANA」ですが、このカードだけでは実はANAマイルを貯めることはできません。「JQカードセゾン」が無いとそもそもみずほマイレージクラブカード/ANAの「永久不滅ポイント」に、ポイントサイトで貯めたポイントを交換することができないんです。
具体的なポイント交換ルートがこちらですね。
ちょっとややこしいのですが、ANAマイルに0.7倍で交換できるのは、同じ永久不滅ポイントでもみずほマイレージクラブカード/ANA所有者だけ、そして、ポイントサイトのポイントを永久不滅ポイントに等価交換できるのは、JQカードセゾンだけなんです。
このように、特定のクレジットカードからANAマイルへの交換機能を利用するのに、さらに特定のカードのポイント交換機能が必要になったりするのが、ANA陸マイラーの奥深いところです。
陸マイラー的にはとりあえずTOKYUカード(TOKYUルート)があればOKですが、何らかの事情によりTOKYUルートが閉鎖・改悪となってしまった場合の、次のルートとして有力になってくるのがこの「みずほルート」です。ANA陸マイラーとしては保有しておくべきクレジットカードだと思います。
重要度No3「ANA VISA nimocaカード」
陸マイラー的重要度No3のクレジットカードがこちら。「ANA VISA nimocaカード」(通称ニモカカード)ですね。
このニモカカードを利用したANAポイント交換ルートが上記のとおりです。「みずほルート」と同じく0.7倍でANAマイルに交換ができますが、最後の「ニモカポイントからANAマイル」への交換時に、九州もしくは函館にある端末でのポイント交換操作が必要という鬼仕様なのが珠にキズ、って感じですね。
絶対に発行しておくべき!ってカードでは現時点ではありませんが、ANAマイルへの交換率0.7倍というのはかなり高いレートなので、この交換ルートも覚えておくとよいと思います。
ポイント交換機能的おすすめクレジットカードランキング
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- みずほマイレージクラブカード/ANA&JQセゾンカード
- ANA To Me Card PASMO JCB(ソラチカカード)
- ANA VISA nimocaカード(ニモカカード)
ここまでご紹介した「ANAマイルへのポイント交換機能」に着目したおススメクレジットカードランキングがこちらです。
まずは陸マイラー必携といえるのが、ANA TOKYU ClubQ PASMOマスターカード(TOKYUカード)です。このカードが無いと陸マイラー生活がはじまらないと言っても過言ではありません。また、「みずほマイレージクラブカード/ANA」と「JQセゾンカード」も、TOKYUルート閉鎖or改悪に備えた「みずほルート」開通のために、発行しておくと便利だと思います。
ソラチカカードについては、ANAマイルへの交換率0.9倍というその驚異の優位性が失われたわけではありませんが、2019年12月以降その優位性を発揮する手段(=ポイント交換ルート)が失われます。ただ、そうはいっても1円=0.9ANAマイルの交換率はダントツの高倍率ですので、既にお持ちの方は継続保有を、そしてまだお持ちでない方も1枚持っておくとよいと思います。
スポンサーリンク
②大量マイル獲得機能(入会キャンペーン)
ここまで、大量ANAマイルを貯めるための「ポイント交換機能」に着目した陸マイラー必携のおすすめクレジットカードをご紹介しました。
①のポイント交換機能で必須になるクレジットカードは、このカードを利用してANAマイルを貯めるというよりは、カードが持つANAマイルへの交換機能を利用して上手にANAマイルを貯めるための必須カード、という位置づけでした。
次にご紹介する2つ目の機能は・・・お待たせしました!ついに、クレジットカードのショッピング利用でANAマイルを直接貯める方法です。
「え・・でも、還元率1~1.5%程度のクレジットカードの利用ではANAマイルは貯まらない」って書いていたじゃん!って思われましたか?
確かに、クレジットカード通常のショッピング利用では大量ANAマイルは貯まりません。陸マイラーが大量ANAマイルを貯める方法は通常のショッピング利用じゃありません。入会キャンペーンを利用する方法なんです。
入会キャンペーンでお得にANAマイルを貯める、おススメクレジットカードをご紹介します。
おすすめNo1「アメリカンエキスプレスカード」
陸マイラーが入会キャンペーンで大量ANAマイルを貯めるために最もおすすめなカードがこちら、アメリカンエキスプレスカードです。
アメリカンエキスプレスカードには、いわゆる「プロパーカード」といわれるアメリカンエキスプレスカードが直接発行しているカードがあり、これらのカード群は軒並み超高額マイルがもらえる入会キャンペーンを開催しています。
カード名称 | 入会キャンペーン獲得目安 |
アメックス(一般) | 20,000~30,000ANAマイル |
アメックス(ゴールド) | 30,000~50,000ANAマイル |
ANAアメックス(一般) | 30,000~60,000ANAマイル |
ANAアメックス(ゴールド) | 50,000~90,000ANAマイル |
スカイトラベラー(一般) | 10,000ANAマイル |
スカイトラベラー(ゴールド) | 20,000ANAマイル |
こちらがアメックスプロパーカードの一覧と、入会キャンペーンでもらえる獲得ANAマイルの目安です。
満額のマイル獲得には「入会日から起算して3か月程度」の「対象期間内」に50万円~100万円くらいの実際のカード利用が必要になりますが、クリアできた際のANAマイル獲得の破壊力は驚異的なものがあります。
私は陸マイラー活動初期にアメックスゴールドの入会キャンペーンで一気に40,000ANAマイルを貯め、ANAのビジネスクラスに搭乗しました。初めてANAのビジネスクラスに乗って大感動し、「本当に・・ビジネスクラスに乗れる!」と知ったことが、マイルを貯める活動を続ける原動力となっています。
私はアメリカンエキスプレスカードの入会キャンペーンで、一気に158,000ANAマイル手に入れたこともあります。
このアメックスカードは、カード別に重複保有が可能で、しかもカード毎に入会キャンペーンが適用できるのが大きなポイントです。例えばアメックスゴールドとANAアメックスゴールドの2枚持ちなんてことも可能なんです。(ちなみに、何故かANAアメックス一般とANAアメックスゴールドの2枚持ちもできます。)このため、アメックスゴールドの入会キャンペーン、ANAアメックスゴールドの入会キャンペーンで別々にポイントを獲得することもできる、ということです。
このクレジットカードの入会キャンペーンは、ANAマイルを陸で大量に貯めるために、毎月のクレジットカードの利用金額がそこそこある方にとっては最も簡単な方法だと思います。各カードの入会キャンペーンの最新情報等は、以下の関連記事に解説しています。
ちなみに、アメックスゴールドカードのリワードポイントをANAマイルに交換するのはちょっと信じられないくらい複雑です。アメックスリワードポイントをANAマイルに交換する方法は、以下の関連記事も是非参考にしてください。
スポンサーリンク
おすすめNo2 ダイナースカード
おススメNo2のカードはこちら。ダイナースクラブカードです。
ダイナースクラブカードには、様々な提携カードがありますが、入会キャンペーンで大量ANAマイルを貯めることができるのは、普通の「ダイナースクラブカード」と、「ANAダイナースクラブカード」ですね。
ダイナースクラブカードは入会キャンペーンとポイントサイト経由での発行の合わせ技で約50,000ANAマイル程度、ANAダイナースクラブカードは約70,000~90,000ANAマイル程度が狙えます。
ただし、ダイナースクラブカードの入会キャンペーンは、特にANAダイナースが顕著ですがマイル獲得条件となる「一定期間で一定額の利用」のハードルが、例えば3か月で100万円など、結構高いことが多いので、ご注意ください。そしてこの条件、たまに金額条件が下がることがあります。マイルを貯めるために無理な出費をするのは本末転倒ですので、発行に際してはポイント獲得条件をよく確認して、クリアできる条件の際を狙って発券するようにしてください。
そして、実はこのダイナースクラブカードのポイントも、ANAマイルへの交換に年間上限額(40,000P=40,000ANAマイル)があるなど交換方法がちょっとトリッキーです。
ダイナースクラブのポイントをANAマイルに交換する方法は、以下の関連記事にまとめてあります。
おすすめNo3 ANAJCBカード
おススメNo3がこちら。ANAJCBカードですね。
ANAJCBカードも、獲得最大マイル数は時期によって大分ブレがありますが、基本的に通年大量ANAマイルがもらえる入会キャンペーンを開催しています。相場としては一般カード(年会費2,000円程度)で15,000~20,000ANAマイル、ゴールドカードで25,000~35,000ANAマイル程度でしょうか。
ANAJCBカードの入会キャンペーンは、アメックスやダイナースカードに比べると、入会キャンペーンをクリアする金額条件が低めなのが嬉しいところです。
大量ANAマイル獲得機能おすすめクレジットカードランキング
- アメックスカード
- ダイナースカード
- ANAJCBカード
入会キャンペーンで大量ANAマイルを貯める!という観点からおススメのクレジットカードが上記のとおりです。
アメックスカードの中でもゴールドカード、アメックスゴールドカードとANAアメックスゴールドカードの入会キャンペーンは比較的ポイント獲得条件も達成しやすく、大量ANAマイルを貯めることができるので、陸マイラーとしてANAマイルを貯める際には確実に利用したいマイル獲得方法です。
また、ダイナースクラブカード、ANAJCBカードでもほぼ通年入会キャンペーンを実施中ですので、是非上手に利用して大量ANAマイルを貯めてください。使い方によっては陸でマイルを貯めるまさに「主力」となり得る方法です。
スポンサーリンク
③ANAスカイマイル交換機能
ここまで、クレジットカードの①ポイント交換機能、②大量ANAマイル獲得機能に着目したおすすめカードをご紹介しました。
ここからは、③ANAスカイコイン交換機能に着目したおススメカードをご紹介します。
まず、ANAスカイコインのことを簡単にご紹介します。ANAスカイコインとは、ANAホームページ上での国内線・国際線の航空券等購入する際に、現金の代わりとして使用できる、簡単に言っちゃうとANA専用の電子マネーポイント(コイン)です。
そしてこのスカイコインは、ANAマイルからの交換でも貯めることができるんです。
- 1スカイコイン=1円
- 10コイン=10円単位で利用できる
スカイコインの価値は、上記のとおり1スカイコイン=1円です。単位(倍率)が同じなので、単価設定としてはわかりやすいですね。ただし、1コイン(1円)単位からは使えず、10コイン=10円単位からしか使えないことにはご注意ください。
ANAスカイコインの重要性
このANAスカイコインは、ANA陸マイラーにとって極めて重要な制度です。
と、いうのもANAマイルがその価値を最大限発揮するには、「特典航空券発券に必要なマイルが貯まっていること」と、「特典航空券の発券が実際にできること」の2つの要件が必要になります。
特に難関は特典航空券を実際に発券すること。つまり、空席を探すことです。何とかマイルを貯めることはできても、難しいのは特典航空券の空席探し。さすがにANA特典航空券の空席に合わせて休みを取るわけにもいかないって方も多いと思いますので、自分の予定に合った特典航空券の空席が無いことも多いと思います。
そんな時、頼りになるのがこの「ANAスカイコイン」です。ANAスカイコインでの購入は、特典航空券ではなく有償発券になるので、通常の・・つまり現金で購入した場合と同様の空席枠での購入が可能になります。激戦の特典航空券での熾烈な予約争いとは無縁で航空券が購入できるんです。
そして、ANAマイルからANAスカイコインに交換する際に、最も高倍率である1ANAマイル=1.6スカイコインに交換する機能を有するのが、ANAゴールドカードなんです。ANAゴールドカード所有者は、50,000ANAマイル以上を一気にANAマイルに交換することで、なんと1.6倍の倍率でANAスカイコインに交換できます。
これ、ANA陸マイラーなら確実に保有しておきたい機能です。私は実際にこのスカイコインを利用して、ANAハワイ行きプレミアムエコノミークラスのチケットを発券しました。ANAの特にハワイ路線は特典航空券が激戦で有名ですので、いっそスカイコインで有償航空券を買ってしまう!というのは一つの方法なんです。
このANAゴールドカードはANAアメックスゴールドでも、ANAダイナースクラブカードでもよいのですが、この2枚は年会費がかなり高いんですよね・・。このため、最も安価に保有できるのはANAワイドゴールドカードだと思います。
スポンサーリンク
④旅をアップグレードする機能
そして、最後にご紹介すのが、④「旅をアップグレードする」機能に着目したおすすめカードです。
ANA陸マイラーが貯めているのは、特典航空券に利用できる「マイル」です。特典航空券、フライトといえば「旅」ですよね。そして、旅に付きもののなのが「ホテル」なんです。この陸マイラー活動とまさに「セット」ともいえる旅を豊かにしてくれるクレジットカード、それが「SPGアメックスカード」です。
- 高級ホテルのゴールドエリート会員資格付帯で「旅」との相性抜群
- クレジットカード利用でのマイル還元率が最大1.25%
- JALマイルにも3P=1JALマイルに交換できる
SPGアメックスカードの主なメリットがこちらです。
何をさておいても超絶メリットなのは、高級ホテルであるマリオット・グループホテルのゴールドエリート会員資格が付帯することです。簡単に、それぞれのメリットを紹介していきます。
高級ホテルのゴールドエリート会員資格付帯で「旅」との相性抜群
このSPGアメックスカードを発行することにより、マリオット、リッツ・カールトン、SPG(スターウッドグループ)を統合する新しい巨大高級ホテルチェーンのプログラムである「Marriot Bonvoy」(マリオットボンヴォイ)の上級会員資格「ゴールドエリート」を、ステータスマッチで自動的に入手できます。
このゴールドエリート会員資格は、通常上記高級ホテルを年間25泊以上しないと入手できない会員資格です。それが、ステータスマッチで自動付帯されるんです!
- 空室があれば、より良いお部屋へのアップグレード
- アーリーチェックイン/レイトチェックアウト
- ウェルカムサービス 等
SPGアメックスカードの所有者に自動付帯される「ゴールドエリート会員」資格により、上記の特典を受けることができます。特に大きいのが上の2つの特典です。
特にお部屋のアップグレードは強烈で、私も最も安い部屋を予約していたにも関わらず、ハイ・オーシャンフロントルームなど最高の眺めのお部屋にアップグレードしていただき、超絶感激した経験が何度もあります。また、レイトチェックアウトも嬉しいサービス。特に帰国便が夕方の際などに、ぎりぎりまでお部屋を使えるので、本当にありがたいサービスです。
貯めたマイルで無料宿泊&ポイントのマイル還元率が最大1.25%
そして、マリオット系列ホテルでのカード利用で、大量のポイントを貯めることができるのも大きなメリットです。ちなみに、SPGアメックスでもらえるポイントは、通常100円あたり3Pです。この3P=1ANAマイルの価値を持っています。このため、通常のマイル還元率は100円=1マイルで1%になりますが、このポイントは一括60,000P=20,000ANAマイルへと交換すると、5,000ANAマイルのボーナスマイルがもらえます。このため、実質200万円の利用=60,000P=25,000ANAマイルがもらえる計算となり、マイル還元率は最大1.25%になります。
そしてこのSPGアメックスカード、マリオット系列ホテルで利用するとなんと最大100円=18.5Pももらえるんです。
このため、かなり簡単にマイルを貯めることができますし、もちろん、貯めたポイントはANAマイルはもちろん、マリオット系列ホテルへの無料宿泊にも使えます。
私は貯めたポイントでシェラトン・ワイキキやモアナ・サーフライダーなどの錚々たるホテルに無料宿泊しまくってます。陸マイラーといえばマイル、マイルといえば旅です。
マイルで飛行機が無料!マリオット・ポイントでホテルが無料!という完全無料旅行を実現するのが、陸マイラーの醍醐味ですからね。このためにも、SPGアメックスカードはまさに必携のカードと言えます。
スポンサーリンク
陸マイラーおススメのクレジットカードとは?
いかがでしたでしょうか?
ここで、ANA陸マイラーにとって着目するべき、クレジットカードの4つの機能をもう一度振り返ってみましょう。
- ポイント交換機能
- 大量マイル獲得機能(入会キャンペーン)
- ANAスカイマイル交換機能
- 旅行をアップグレードする機能
そうでしたよね。この4つの機能でした。
ここまで解説して、もうお分かりですね?ANA陸マイラーにとってのおススメのクレジットカードは「これ」という正解は無いんです。この陸マイラーにとって重要な4つの機能の違いを正確に理解し、時と場合によってこれらのクレジットカードを使い分ける。
これが、ANA陸マイラーにとっておススメのクレジットカードの選び方なんです。
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するためには優秀な①ポイント交換機能を有するANA TOKYUカードがおススメカードですが、ANA TOKYUカードを日常の決済につかってもANAマイルは貯まりません。このため、普段の決済に利用する必要はありません。クレジットヒストリー作りのため、月1回程度の利用で十分でしょう。
日常の決済には、②大量マイル獲得のために、入会キャンペーン開催中のクレジットカードを半年~4か月に1回程度発券して、日常の決済を集中させ大量マイルを獲得しましょう。アメックスやダイナースの入会キャンペーンだけで、年間20万マイルも夢ではありません。
さらに、貯めた大量マイルではどうしても特典航空券が取れない!って時に重宝するのが③ANAスカイコインへの交換機能です。ANAワイドゴールドカードがあれば、1マイル=1.6スカイコイン(1.6倍)で交換できます。
また、マイラー活動とセットの「ホテル」での宿泊には、④高級ホテルのゴールドエリート会員資格が付帯し、さらにホテル宿泊で大量マイルが貯まり、高級ホテルに無料宿泊!も可能なSPGアメックスがおススメです。
このように、時と場合によってクレジットカードを使い分ける。これが、ANA陸マイラーのおススメのクレジットカードの使い方だと思います。
貯めたマイルでハワイに無料で行ける!陸マイラーのはじめ方はこちらから
私は普段の生活にちょっとの工夫をするだけで、年間50万ANAマイルを貯めています。え・・そんなにマイル貯まるの?と興味が湧いた方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。
当ブログにアップされている、年間50万ANAマイル貯めて特典航空券を発券する方法、マイルの価値、そしてマイルの使い方は、以下にまとめています。順に読んで行くだけで、陸でマイルを貯める方法が誰でも簡単に理解できます。